国立西洋美術館でモネ展を見たら読みたい本!

良い美術を見た後はラウンジで一休みしましょう。その時にぴったりなのが、この本です。モネの作品を見て心が揺れ動いたら、詩的で感動的なこの物語に興奮すること間違いなしです。パリの美術界を舞台に、色彩豊かに描かれる人間ドラマが鮮やかに広がります。しかも、モネ自身も重要なキャラクターとして登場しますよ。まるで彼の絵画のように、細部まで描き込まれた描写には、あなたもきっと感動するでしょう。身近に感じるモネの姿、まるで見てきたばかりの展示物が動き出したかのような緻密さです。
『もっと知りたいモネ : 生涯と作品』

作者 | 安井,裕雄 高橋,明也,1953- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2022年09月 |
『「モネ 連作の情景」完全ガイドブック』

印象派の代表的な画家の一人、クロード・モネ(1840-1926)は、風の動き、時の移り変わりを、独自の技法で描いた作品を数多く残した。晩年には、同じ場所やテーマを異なる角度、異なる時間、異なる季節を通して描き、「連作」として発表して話題を呼ぶ。1874年の第1回印象派展から150年の節目を迎えることを記念し、〈睡蓮〉〈積みわら〉など国内外のモネの代表作75点(※)が一堂に会す美術展が実現した。今度の美術展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている連作に焦点を当てながら、時間と光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿る。来日作品の鑑賞ポイントを、印象派の誕生の物語を含めて、初心者にも分かりやすく解説する。また、86年と長寿だったモネの波乱の人生についても解説していく。上野の森美術館にて2023年10月20日〜2024年1月28日まで開催決定! さらに大阪中之島美術館でも、2024年2月10日〜2024年5月6日まで巡回が決定!※東京展と大阪展とでは出品作品が一部異なります
作者 | 朝日新聞出版 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2023年10月03日 |
『モネ庭とレシピ』

作者 | 林,綾野 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2011年01月 |
『図説 モネ「睡蓮」の世界』

美しいだけでは終わらない
モネの壮絶なるライフワーク、
「睡蓮」の真実を紐解く。
きらめく水面にたゆたう可憐な睡蓮の花ーー
ジヴェルニーに造成した庭を舞台とするモネの「睡蓮」は、
今も世界中の人々を魅了してやまない。
50代後半から約30年をかけて描かれた「睡蓮」は、
膨大な数にのぼる。
ひたすら光を追い、千変万化する水を見つめ続けたモネは、
いったい何を表現しようとしたのか。
自然に開かれたモネの眼がとらえたものとは?
最初期の作品から
晩年のオランジュリー美術館の大装飾画まで、
生々流転する「睡蓮」の真実を、
モネ研究の碩学が解き明かす。
すべての「睡蓮」とその関連作を集めた、永久保存版資料。
〈全308作品、完全収録!〉
*********
モネはひとつの眼にすぎない。
しかし何という眼だろう!
ーーセザンヌ
*********
【本書の特長】
◆モネの代表作「睡蓮」の歩み、制作の背景、作品の見どころを徹底解説。
◆全308作品の総目録を収録した永久保存的資料。
◆美術館や展覧会での「睡蓮」鑑賞がより楽しくなります。
Chapitre I 壮大なライフワークの始動
Chapitre II 日本の太鼓橋
Chapitre III 水面への没入
Chapitre IV 沈黙、そして制作再開
Chapitre V 「大装飾画」プロジェクトの始動
Chapitre VI 試行錯誤の日々
Chapitre VII 壁画
Chapitre VIII 「大装飾画」の完結
(コラム)
ジャポニスムと「睡蓮」
絵葉書で見るジヴェルニーの暮らし
セーヌ川の洪水とモネの庭
モネが描いた「睡蓮」の数、廃棄した数
白内障を乗り越えて……ほか
作者 | 安井 裕雄 |
---|---|
価格 | 4400円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2020年04月24日 |
『モネと睡蓮』

印象派150年記念、パリ・オランジェリー美術館発の「モネと睡蓮」の絵本。大人も子どもも楽しめるモネ入門のアートな1冊
・モネの最高傑作を飾るパリ・オランジェリー美術館発、印象派150年の2024年誕生した話題の絵本。
・2024年9月までの「モネ&フレンズ」に続いて10月からは「モネ睡蓮のとき」(東京でスタートし2025年京都・豊田へ巡回)。2024〜2025年はモネブームとなる。
・詩情ゆたかな物語とモネの評伝が1冊に。本書は大人も子どもも楽しめる一番やさしくて美しいモネ入門の1冊。
印象派の巨匠モネが晩年暮らしたジヴェルニーの時間を生き生きと伝える物語。語り手は少々ミステリアス。モネの家や睡蓮の庭、広いアトリエを自在に行き来しながらその美しい景色を伝えてくれます。白内障で視力を失う危機に瀕しながらも、果敢にキャンヴァスに立ち向かう老画家。その生き方、絵への情熱、モネ傑作の『睡蓮』はいかに描かれたのか。パリ・オランジュリー美術館発の物語が印象派150年の2024年お洒落な絵本となりました。
作者 | ベアトリス・フォンタネル/アレクサンドラ・ユアール/松井文恵 |
---|---|
価格 | 3190円 + 税 |
発売元 | 世界文化社 |
発売日 | 2024年10月10日 |
それぞれの作品を読み終えたことで、皆さんの中に新たな視点や感じ方が生まれ、西洋美術館でのモネ展を観る際にもっと深く楽しめるかと思います。芸術というのは、見る人の評価や解釈に翻弄されるものであり、一人ひとりが持つ視点が多様であるほど、その作品の魅力は増していくものです。
また、このリストを作成した作品たちは、モネや彼の時代に生きた人々の心情、社会情勢、風景などを私たちに提示してくれる素晴らしいものばかりです。それらの作品を読むことで、ただ絵を見るだけでなく、モネの背景にあるエモーションや情景をイメージしながら展示を観てみると、更なる発見があるかもしれませんよ。
そして何より、これらの作品は自分自身の感性を研ぎ澄ます素晴らしいトレーニングになるでしょう。モネ展を訪れる日がくるまで、ぜひじっくり楽しんでください。それぞれに込められた情感やメッセージを感じ取ることで、ご自身の中に新たな感動や思考が芽生えること間違いなしです。
最後に、モネ展に訪れた際には、ぜひ自分の目で感じ、自分の心で感動を味わってください。そしてそれぞれの作品を読んだ感想を、友人や家族、そしてこちらにもぜひシェアしてくださいね。あなたが得た新たな視点や感動が、また新たな魅力となって誰かに伝わり、輪が広がっていくことを願っています。これからも皆さんの素敵なアートライフを応援しています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。