未来を描く!現代AI(人工知能)小説おすすめ10選「きまぐれロボット」「平成くん、さようなら」など人気作をご紹介
AIが主役の時代が到来!現代小説の中でも刊行数が増えているAIテーマの作品。未来の世界をリアルに描いた、「きまぐれロボット」や社会問題を深く掘り下げる「平成くん、さようなら」など、人気作が目白押しです。人間性に迫るものからテクノロジーの進歩を描いたものまで、さまざまな局面からAIを描く力作を10冊、ここでご紹介します。どの作品も、現代社会を映し出す鏡のような役割を果たしています。未来やテクノロジーへの好奇心をくすぐりつつ、思索の種を投げ掛けてくれる作品ばかり。お気に入りの一冊を見つけて、AIの可能性を追求する旅に出てみませんか。
『きまぐれロボット』
お金持ちのエヌ氏が買ったロボットは、人間と同じようによく仕事をしてくれるが、時々動かなくなる…。SF短編31話をおさめる。
作者 | 星新一/和田誠 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 理論社 |
発売日 | 1999年06月01日 |
『平成くん、さようなら』
社会学者・古市憲寿、初小説!
安楽死が合法化された現代日本。名前もあいまって、メディアで「平成(へいせい)」を象徴する人物ともてはやされる「平成(ひとなり)くん」は、時代の終わりとともに安楽死したい、と恋人・愛に告げる。愛は受け容れられぬまま二人の最後の日々を過ごすのだがーー。いまの時代を生き、死ぬことの意味を問い直す芥川賞候補作。著者の新たな用語注解付き。
著者の初小説にして 芥川賞候補作
「ねえ平成くん、なんで死にたいと思ったの?」
●平成くんーー安楽死を望む、1989年1月8日生まれの29歳男子
●愛ーー1989年に誕生した女の子のうち最もポピュラーな名前を持つ、平成くんの恋人
●ミライーーロシアンブルーの老猫
「平成」最後の1年間、それぞれの生と死とは
作者 | 古市 憲寿 |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年05月07日 |
『サーキット・スイッチャー』
作者 | 安野,貴博,1990- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2024年04月 |
『AI法廷のハッカー弁護士』
作者 | 竹田,人造,1990- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2022年05月 |
『ソラリス』
惑星ソラリスーこの静謐なる星は意思を持った海に表面を覆われていた。惑星の謎の解明のため、ステーションに派遣された心理学者ケルヴィンは変わり果てた研究員たちを目にする。彼らにいったい何が?ケルヴィンもまたソラリスの海がもたらす現象に囚われていく…。人間以外の理性との接触は可能か?-知の巨人が世界に問いかけたSF史上に残る名作。レム研究の第一人者によるポーランド語原典からの完全翻訳版。
作者 | スタニスワフ・レム/沼野充義 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2015年04月 |
『アイの物語』
人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食糧を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。戦いの末に捕えられた僕に、アイビスと名乗るそのアンドロイドは、ロボットや人工知能を題材にした6つの物語を、毎日読んで聞かせた。アイビスの真意は何か?なぜマシンは地球を支配するのか?彼女が語る7番目の物語に、僕の知らなかった真実は隠されていたー機械とヒトの新たな関係を描く、未来の千夜一夜物語。
作者 | 山本 弘 |
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価格 | 1144円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2009年03月25日 |
『われらはレギオン 1 AI探査機集合体』
恒星間探査機のAIとして死からよみがえった天才プログラマーは、人類の新たなる居住地を求めて、はるか未踏の星域へと旅立つ!
第2巻:7月刊/ 第3巻:10月刊
作者 | デニス・E・テイラー/金子 浩 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2018年04月04日 |
『月は無慈悲な夜の女王』
2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取されつづけてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには…ヒューゴー賞受賞に輝くハインライン渾身の傑作SF巨篇。
作者 | ロバート・A・ハインライン/矢野 徹 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2010年03月05日 |
『プロトコル・オブ・ヒューマニティ = PROTOCOL OF HUMANITY』
作者 | 長谷,敏司,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2022年10月 |
『未来の二つの顔』
作者 | ジェームズ・P.ホーガン/山高昭 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 1983年04月 |
以上、AI(人工知能)が描かれた小説10作品、おすすめ作品を紹介させていただきました。誰もが一度は「人工知能の未来はどうなるのだろう?」と考えたことでしょう。しかし、その答えを具体的に描いてくれる作品は意外と少ないのが現状です。
それぞれの作品は持ち味があり、人工知能の存在と人間との関係性、そして未来を独自の視点で表現しています。ロマンチックな未来像から冷静なリアリズムまで、読む人によって解釈も違い、共感する部分も違ってくることでしょう。そうした多様性こそが、これらの作品が持つ大きな魅力のひとつだと言えます。
気軽に読める短編から、じっくりと時間をかけて読み解く長編まで、幅広い作品をピックアップしてみました。これらの作品を通して、人工知能とは何か、それが未来に与える影響とは何かを、読者の皆様自身の目で確かめてみてください。
この記事のおすすめ作品が、皆さまの読書の選択肢の一つになれれば嬉しいですし、また、これまでなかなか手を出せなかったSF小説に挑戦するきっかけになればと思います。
最後に、これらの作品が描く未来は、私たちが日々の生活の中で取るべき選択や行動に対して、新たな視点と刺激を提供してくれることでしょう。読み終えた後も、頭の片隅に残り続けるようなストーリーやメッセージがあってこそ、それが一級の作品だと言えますね。
それでは、あなたにとって未来が今以上に輝く一冊に出会えますように。今回は以上になります。次回もお楽しみに。
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