森絵都おすすめ7選!

今回は透明感あふれる独特の世界観で幅広い読者を惹きつけてきた森絵都作品を紹介します。彼女の作品は現実と非現実が交錯し、緻密かつ繊細な描写で人間の心情を描き出します。ファンタジーやリアリズムを巧みに組み合わせた彼女の世界は、読む人々に深い考察と感動を与え、一度読んだら忘れられない魅力を放っています。恋愛、友情、家族、自己探求 etc. 様々なテーマで織り成す7作品を通して、心に残るエピソードや印象的なキャラクターたちに出会えるはず。これから読むあなたが、森絵都の世界に浸る瞬間が楽しみです。
『カラフル』

「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」
生前の罪により輪廻のサイクルからはずされたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、 再挑戦のチャンスを得た。 自殺を図った中学三年生の少年、小林真の体にホームステイし、 自分の罪を思い出さなければならないのだ。 ガイド役の天使のプラプラによると、父親は利己的で母親は不倫しており、兄の満は無神経な意地悪男らしい。 学校に行ってみると友達がいなかったらしい真に話しかけてくるのは変なチビ女だけ。 絵を描くのが好きだった真は美術室に通いつめていた。 ぼくが真として過ごすうちに、しだいに家族やクラスメイトとの距離が変っていく。
モノクロームだった周囲のイメージが、様々な色で満ちてくるーー。
高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー1。
実写映画、アニメ化。
累計100万部突破の大人も泣ける傑作青春小説!
解説・阿川佐和子
作者 | 森 絵都 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年09月 |
『風に舞いあがるビニールシート』

才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり…。自分だけの価値観を守り、お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた6編。あたたかくて力強い、第135回直木賞受賞作。
作者 | 森絵都 |
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価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2009年04月10日 |
『みかづき』

昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが…。第14回本屋大賞で2位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。
作者 | 森 絵都 |
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価格 | 1375円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2018年11月20日 |
『つきのふね』

親友との喧嘩や不良グループとの確執。中学二年のさくらの毎日は憂鬱。ある日人類を救う宇宙船を開発中の不思議な男性、智さんと出会い事件に巻き込まれる。揺れる少女の想いを描く、直球青春ストーリー!
作者 | 森 絵都/国分 チエミ/角川書店装丁室 |
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価格 | 572円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2005年11月25日 |
『アーモンド入りチョコレートのワルツ』

十三・十四・十五歳。きらめく季節は静かに訪れ、ふいに終わる。シューマン、バッハ、サティ、三つのピアノ曲のやさしい調べにのせて、多感な少年少女の二度と戻らない「あのころ」を描く珠玉の短編集。
作者 | 森 絵都/角川書店装丁室 |
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価格 | 572円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2005年06月25日 |
『DIVE!! 上』

高さ10メートルから時速60キロで飛び込み、技の正確さと美しさを競うダイビング。赤字経営のクラブ存続の条件はなんとオリンピック出場だった。少年たちの長く熱い夏が始まる。小学館児童出版文化賞受賞作。
作者 | 森 絵都/影山 徹/藤田 知子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2006年06月24日 |
『永遠の出口』

小さい頃、私は「永遠」という言葉にめっぽう弱い子供だったーー。10歳から18歳まで。ナイーブでしたたかで、どこにでもいる普通の少女、紀子の成長をめぐる、きらきらした物語。 (解説/北上次郎)
作者 | 森 絵都 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2006年02月 |
以上、森絵都作品のおすすめ7選をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。彼女の作品は、現実の厳しさをありのままに描かれつつも、登場人物の心情に深く寄り添った描写が特徴的です。絶望的な場面でも、どこか希望を感じさせてくれるその世界観は、ただただグッとくるものがあります。
さらに森絵都作品の魅力といえば、文字通り色彩豊かな表現力です。その一つ一つの言葉選び、表現の仕方から飛び出す感情は、読者に強く発信されます。その結果、主人公の喜びも悲しみも感じられ、自分自身もその物語の一部になったかのような感覚を覚えることでしょう。
また、日常の出来事から非日常的な世界まで、その描く舞台設定の幅広さも見逃せません。ありふれた青春の場面から幻想的な世界まで、読者を魅了し続ける森絵都ならではの世界観を感じることができます。
森絵都作品は、心に残る名言や、一見すると矛盾しているかのように見える哲学的な要素もたくさん含まれています。それらが絡み合って生まれる物語は、何度読んでも新しい発見があり、その深さに触れるたびに感動を覚えます。
この記事でご紹介した作品も、それぞれが森絵都の世界観を存分に堪能できるものばかりです。どれから手をつけるべきか迷ってしまったあなた、迷わずにどれか一つを手に取ってみてください。そしてその作品から感じるさまざまな感情を共有できたら、これほどうれしいことはありません。
森絵都の作品は、その深みと広がりからくる多面性が醍醐味です。きっとあなたを深い世界へと誘ってくれることでしょう。時間を見つけては、ぜひ彼女の作品を読んでみてください。それがあなたの新たな発見、新たな一歩に繋がるかもしれませんよ。
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