作家、王谷晶の本6選
王谷晶の世界へようこそ!彼の作品は万人向けとはいえないかもしれませんが、独特の視点と表現力で描かれた世界は一度読んだら忘れられません。ここで6冊のおすすめを紹介します。1冊目は、市場経済を風刺したブラックユーモラスな作品。2冊目は、日常の断片を詩的に描いた一作。3冊目は、歴史を舞台に思索的な旅を描くもの。4冊目は、暗黒面を映したミステリアスな物語。5冊目は、優しさと悲しみが交錯するラブストーリー。最後の6冊目は、神話と現代が交錯するファンタジー。一冊一冊、深い感動と刺激を提供してくれること間違いなしです。
『探偵小説には向かない探偵』
鳴子佳生は祖父の探偵事務所を継ぐも、依頼もなくブラブラしているヘタレ探偵。しかし、偽孫詐欺事件で“伊東絽爛"という謎の男に関わって以来、隠された大事件を解決する羽目になってしまい…!?
| 作者 | 王谷 晶/yoco |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2016年04月20日 |
『完璧じゃない、あたしたち』
切ないほど痛快で、
容赦なくきらめくシスターフッドの万華鏡。
すべての性の人々に中を覗いてほしい。
ブレイディみかこさん
あらゆる書評がとりあげた話題の本が文庫化!
自分を呼ぶのに「私」も「あたし」もしっくりこない妙子が出会ったのは、一人称からフリーな夏実(「小桜妙子をどう呼べばいい」)。ほか、恋愛、友情、くされ縁……名前をつけるのは難しい、でもとても大切な、女同士の関係を描く23篇。読後に世界の景色が変わる1冊です。
文庫版あとがき書き下ろし
装画 さかぐちまや
| 作者 | 王谷 晶 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | ポプラ社 |
| 発売日 | 2019年12月05日 |
『ババヤガの夜』
| 作者 | 王谷,晶,1981- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2023年05月 |
『君の六月は凍る』
三十年前に別れたままのきみが凍死体となって発見され、わたしの中であの町での思い出が甦るーー文芸界最注目の新鋭が、前代未聞の手法で叙情的に紡ぐ、切ない恋情。貧困・警備員腐女子生活を半私小説的に描く「ベイビー、イッツ・お東京さま」を併録。「君の六月は凍る」--30年前に別れた君が凍死体で発見されたと聞き、わたしはあの町での君との記憶を呼び覚ます。鶏小屋の前で、私たちは会っていた。お互い孤独だったわたしたち、初めて訪ねた君の家にはZがいた。学校の鶏小屋で生まれたばかりの鶏の子供を、君はある日連れて帰った。「鶏に名前はいらない」しかしある日、養鶏場で鶏の病気が発生するーーわたしは忘れない、別れの時に、君があげた叫び声をーー。名前につきまとう性別のニュアンスをあえて削ぎ落とすという試みを、叙情豊かに描いて絶賛を浴びた傑作。
| 作者 | 王谷晶 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2023年06月07日 |
『40歳だけど大人になりたい』
祝・ダガー賞(翻訳小説部門 サム・ベット訳/英国推理作家協会主催)受賞!
いま大注目の作家による、理想と現実のギャップに戸惑う中年世代へ贈る痛快エッセイ
年はとった。しかし、なんか違う気がする。
身体の衰え、お金の不安、変えられない生活習慣……
我々は本当に大人になれるのだろうか?
「老い=老害」なのか? --「老いと大人」
なぜこんなにも運動・スポーツが嫌いなのかーー「運動と大人」
物語への偏愛と葛藤ーー「フィクションと大人」
「みんなといっしょ」がやりたくてもできない子供だったーー「協調性と大人」
……など、25篇を収録。
「ウェブ平凡」の大好評連載を書籍化!
「エスプリの効いた文章で紡がれる作者のぼやきへのあまりの共感に安心し、勇気をもらえる一冊」--産経新聞
「大人に見える人たちも、みんな悩みながら日々を生きているのかもしれない。そう思うとなんだか勇気が湧いてきた」--『SPA!』ジュンク堂書店池袋本店 市川真意さん評
「そもそも『大人ってどういう状態のこと?』。視線は、大人らしくない政治家、「いじり」の笑いがハバをきかせるテレビ、弱者にいじわるな東京の街へ……、現代社会の未熟さへ向かう。軽妙なタッチのエッセー集」--西日本新聞
【目次】
はじめに
1章 どうやって年をとればいいんだろう
エブリデイ惑いまくり/老いと大人/趣味と大人/運動と大人/食と大人/お酒と大人
2章 変わりたいと思っちゃいるけど
仕事と大人/休暇と大人/格好と大人/住まいと大人/お金と大人/フィクションと大人/おもしろと大人
3章 ひとりで生きる、誰かと生きる?
インターネットと大人/人付き合いと大人/協調性と大人/恋バナと大人/家事と大人/リレーションシップと大人/子供と大人
4章 そして人生はつづく
後悔と大人/怒りと大人/病と大人/終活と大人 親編/終活と大人 自分編
おわりに
【著者略歴】
小説家。1981年東京都生まれ。著書に『探偵小説(ミステリー)には向かない探偵』(集英社オレンジ文庫)、『完璧じゃない、あたしたち』(ポプラ社)、『BL古典セレクション3 怪談 奇談』(左右社)、『どうせカラダが目当てでしょ』『ババヤガの夜』(ともに河出書房新社)などがある。
はじめに
1章 どうやって年をとればいいんだろう
エブリデイ惑いまくり/老いと大人/趣味と大人/運動と大人/食と大人/お酒と大人
2章 変わりたいと思っちゃいるけど
仕事と大人/休暇と大人/格好と大人/住まいと大人/お金と大人/フィクションと大人/おもしろと大人
3章 ひとりで生きる、誰かと生きる?
インターネットと大人/人付き合いと大人/協調性と大人/恋バナと大人/家事と大人/リレーションシップと大人/子供と大人
4章 そして人生はつづく
後悔と大人/怒りと大人/病と大人/終活と大人 親編/終活と大人 自分編
おわりに
| 作者 | 王谷 晶 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 平凡社 |
| 発売日 | 2023年04月14日 |
『カラダは私の何なんだ?』
| 作者 | 王谷,晶,1981- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2023年07月 |
これまでにご紹介しました、王谷晶氏の6つの作品は、そのどれもが一見して単なる娯楽作品に見せかけて、じつは深い思索へと読者を誘うという点で素晴らしいと言えます。キャラクターや設定、ストーリー、それぞれの要素はそれ自体が魅力的な一方で、それらが絡み合って生じる数々の事象や問題について考えさせてくれると同時に、偶然や宿命、人間の欲望や悲哀といった重厚なテーマに触れて、ヒューマンドラマとしても楽しませてくれます。
また、王谷氏の世界観は独特で、非常に幅広い視野と深い洞察力に基づいて描かれています。人間の心理やエモーションはもちろん、社会、政治、哲学、宗教、さらには宇宙観までを包括しているのです。それは読者を自分自身の存在や人間社会といったものを再評価する機会を与え、内省的な考察を提供します。
それぞれの作品に共通して言えるのは、単に物語を楽しむだけでなく、読者に深く考えさせるということ。それは小説や漫画だからこそ可能な方法で、エンターテイメントと教養、洞察を結びつけるところに、王谷氏の真の力があると言えるでしょう。
1冊でも、そして可能であれば全ての作品を読むことで、王谷氏が描き出す世界の多様性と深遠さに触れ、多角的な視野と理解を深める機会にしていただければ幸いです。もしもこれらの作品があなたの一日、一週間、一生を豊かに彩る一助となれば、それ以上の喜びはありません。どうぞ、素敵な読書ライフをお楽しみください。
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