おいしい料理が出てくるおすすめ時代小説5作品
時代小説好きの方におすすめの作品を5つご紹介します。登場人物たちが食べるおいしい料理が魅力的な作品ばかりです。食べ物好きの方はもちろん、そうでない方も楽しめること間違いなし!
1つ目は、主人公が別荘で器用に調理した和食のシーンが印象的な作品。2つ目は、登場人物達が招待された忘年会での大宴会が圧巻。3つ目は、江戸の町を舞台に、食材探しに明け暮れる料理人の姿が描かれる。4つ目は、登場人物たちが集まる定食屋と食文化がテーマの物語。最後に、幕末の武士と年配の女将が経営する蕎麦屋の、素朴ながらも美味しそうな料理も見逃せません。どの作品も、時代を感じながらも、食に対する愛情がたっぷり詰まった読み応えのある作品です。
『八朔の雪 みをつくし料理帖』
神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。
大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
作者 | 高田郁 |
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価格 | 607円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2009年05月 |
『まるまるの毬』
親子三代で菓子を商う「南星屋」は、 売り切れご免の繁盛店。武家の身分を捨て、職人となった治兵衛を主に、出戻り娘のお永と一粒種の看板娘、お君が切り盛りするこの店には、他人に言えぬ秘密があった。愛嬌があふれ、揺るぎない人の心の温かさを描いた、読み味絶品の時代小説。吉川英治文学新人賞受賞作。
カスドース
若みどり
まるまるの毬
大鶉
梅枝
松の風
南天月
解説 澤田瞳子
作者 | 西條 奈加 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年06月15日 |
『甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺』
菓子職人の兄と番頭の弟。上菓子屋兄弟の繁盛記
菓子職人の兄と商才に長けた弟が、知恵と工夫で和菓子屋を切り盛りする繁盛記。色鮮やかな和菓子を通じて、江戸の四季と人情を描く。
作者 | 田牧 大和 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年05月10日 |
『大福三つ巴 宝来堂うまいもん番付』
江戸・下谷の板元、宝来堂。女主の夕、家族を亡くして夕に引き取られた姪の小春、摺師と彫師を兼ねる政の三人で、もっぱら名所画を摺り売っている小さな板元だ。ところがある日、宝来堂で板木づくりと摺りを請け負っているなじみの番付屋・長助が「一大事」と飛び込んできたことから、事態は一変。長助が作った「大福番付」に載った店をめぐる騒動に巻き込まれた宝来堂は、自分たちで番付を作り直して出すことに。「手に取ったお客さんも、番付に載った店も、お祭りのように盛り上がって楽しめる」番付を作るには、いったいどうしたらよいのか。皆で知恵を絞り、工夫を重ねてたどりついたのは、「大福合せ」を開くこと。前代未聞の番付づくりに、料理人だった父譲りの小春の”舌”は、どう活きるのか? 読めば甘いものとお茶がほしくなること請け合いの、江戸のうまいもん話。<文庫書下ろし>
作者 | 田牧 大和 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年01月15日 |
『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』
作者 | 坂井希久子 |
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価格 | 638円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2016年06月 |
料理が出てくる時代小説は、物語と美味しそうな食べ物を同時に楽しめるという魅力があります。本記事では、私がおすすめするおいしい料理が出てくる時代小説を5作品ご紹介しました。
これらの作品は、時代背景に忠実に描かれた美味しい料理が登場するだけでなく、主人公たちの情熱や人間関係を描いたストーリーも魅力的です。一度読み始めたら、クセになること間違いなし!
ぜひ、料理が出てくる時代小説の世界を楽しんでみてください。あなたのお気に入りの作品が見つかることを祈っています。
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