蟻(アリ)の生態を知る本 おすすめ4選

アリの世界、気になりますよね。ちょっと奥が深い観察の秘訣は、この4冊に詰まっています。第1候補は科学的な観点からアリの社会形成を解説している一冊。次はコミックで、アリが主人公。人間と同じように戦い、共生を繰り広げるアリの世界に引き込まれること間違い無し。3つ目は絵本風にアリの生態を紹介しているのでお子様でも楽しめます。そして最後は写真集。巧みな撮影技術でアリ達の活動をリアルに捉えています。どれも読むとアリの魅力にハマること間違いなしですよ!
『アリの生態と分類 : 南九州のアリの自然史』

作者 | 山根,正気,1948- 原田,豊,1961- 江口,克之 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 南方新社 |
発売日 | 2010年05月 |
『世界を支配するアリの生存戦略』

もしアリが小さくなかったら、間違いなく地球の歴史は違っていた!--ヤマザキマリ推薦
「アリとキリギリス」に書かれる働き者で好感度の高いアリのイメージは今や昔、近年では「殺人アリ」として報道されるヒアリをはじめ、外来アリの侵入と繁殖力は日本列島を脅かしつつある。電化製品を破壊し、仏壇の供え物は蟻塚になる。生態系をも変えてしまう。働き者から恐るべき害虫へ。身内(巣の仲間)には優しくとも人間を含め他の生物には無慈悲な外来アリは、私たちの生活のすぐそばまで迫ってきているのだ。その世界を支配するアリの生存戦略とは?
外来アリのなかでも1つのコロニー(群、親戚関係)が大陸を超え、世界を股にかけた圧倒的なスケールで知られるアルゼンチンアリの生態・駆除研究で東大総長賞を受賞、化学メーカーでは殺虫剤の研究に従事し、その写真作品で数々の賞も受賞、アリを追いかけて五大陸を踏破した異色のアリ研究者が描き出す!
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砂村 栄力(すなむら・えいりき)
昆虫学者・写真作家。1982年東京生まれ。東京大学大学院にて外来種アルゼンチンアリの生態および駆除に関する研究を行い博士の学位を取得(東京大学総長賞受賞)。その後、住友化学株式会社での殺虫剤の研究開発を経て、現在は国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所にて害虫の駆除研究に従事(林野庁出向中)。専門とするアリやカミキリムシなどの外来生物を材料に、生態の記録や美術作品の制作を行っている(田淵行男生写真作品公募 アサヒカメラ賞受賞)。日本自然科学写真協会会員。東京大学非常勤講師(昆虫系統分類学)。共著に『アルゼンチンアリ 史上最強の侵略的外来種』(東京大学出版会)、『アリの社会:小さな虫の大きな知恵』(東海大学出版部)などがある。本書が初の単著となる。
◆目次
はじめに 変容するアリへの認識
第1章 BADな外来アリたち
第2章 社会的昆虫としてのアリ その生態と生活史
第3章 アルゼンチンアリの驚異の生態
第4章 アルゼンチンアリ海外見聞録
第5章 驚異のアリとの付き合い方 駆除と共存への道
おわりに
はじめに 変容するアリへの認識
第1章 BADな外来アリたち
第2章 社会的昆虫としてのアリ その生態と生活史
第3章 アルゼンチンアリの驚異の生態
第4章 アルゼンチンアリ海外見聞録
第5章 驚異のアリとの付き合い方 駆除と共存への道
おわりに
作者 | 砂村 栄力 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2024年08月20日 |
『アリの生態ふしぎの見聞録 60年の研究が解き明かすアリの素顔』

アリの祖先はどこから来たの?アリにはいったいどのくらい種類がいるの?働きものの代名詞のようなアリだけど、必要なとき以外は働かないって本当?アリの魅力にとりつかれ、日本はもちろん海外へも調査の足をのばしてきた筆者がざっくばらんに語った、ありとあらゆるアリの話。
作者 | 久保田政雄 |
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価格 | 1738円 + 税 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2008年10月 |
『アリハンドブック 増補改訂第2版』

作者 | 寺山守/久保田敏 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 文一総合出版 |
発売日 | 2024年04月03日 |
それでは、"蟻(アリ)の生態を知る本 おすすめ4選"というテーマで4作品をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?普段生活の中で意識することの少ない蟻たちの生態について深く知ることで、見えてくる世界は一味違うものになると思います。科学的な面だけでなく、物語や想像力を刺激するような作品も含まれているので、いろいろな角度から蟻たちの世界を覗き見ることができますよ。
何よりも、別の生き物の生態に触れることで、自分自身の生きる世界の広がりを感じることができるのではないでしょうか。また、小説や漫画の中で蟻たちがどのように描かれ、どんな生きる力を見せているか、それを読み解くことはとても楽しいものです。
蟻たちの生態について学びたいと思った方、蟻たちの世界に触れてみたいと思った方、きっと今回ご紹介した本の中から自分に合う一冊が見つかるはずです。
一つ一つの作品は独自の視点から蟻たちの世界を描いていますが、それぞれが持つ共通点は「蟻の生態に対する深い愛情」です。それぞれの作品を手にとって、その愛情を感じながら読んでみてください。
蟻たちの驚くべき生態を知ることで、自分たちの生活や日常の中に存在する小さな生命に新たな興味を持つきっかけになりますように。また、新たな視点を持つことによって、これまで見過ごしていた日常の一部を見つけることができるでしょう。
以上、4つの魅力的な作品を紹介しました。それぞれの作品が蟻の世界への興味を深めるきっかけになり、そして、あなたの視野を広げる一助となれば幸いです。これからも色々なジャンルのおすすめ作品を紹介していきますので、どうぞお楽しみに!
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