書店を舞台にした、おすすめ小説8選!!
オンライン通販や電子書籍が広まっている昨今ですが、それでも“書店”は本好きにとって、日常に欠かせない大切な場所。
積み上がっている新刊を確認したり、気になる本を手にとってパラパラとめくってみたり。
書店員さんのポップに惹かれて購入に至るケースもありますね!
今回は書店を舞台にした、おすすめの小説を8作品ご紹介します!
『ビブリア古書堂の事件手帖』や『配達あかずきん : 成風堂書店事件メモ』などのミステリー作品が多いのは、
多種多様なジャンルが存在する本の奥深さと不可思議な謎とを繋げやすいのかもしれません。
『書店主フィクリーのものがたり』や『書店猫ハムレットの跳躍』といった海外の作品もピックアップしています。
日本と海外の書店の違いを探してみるのも面白いかもしれませんよ。
『ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜』
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。
作者 | 三上 延 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2011年03月25日 |
『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』
「いいよんさんわん」-近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組んでいく。本邦初の本格書店ミステリ、シリーズ第一弾。
作者 | 大崎梢 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2009年03月 |
『書店ガール』
吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いていた。協調性がなく、恋愛も自由奔放。仕事でも好き勝手な提案ばかり。一方の亜紀も、ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子に猛反発。そんなある日、店にとんでもない危機が…。書店を舞台とした人間ドラマを軽妙に描くお仕事エンタテインメント。本好き、書店好き必読。
作者 | 碧野圭 |
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価格 | 754円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2012年03月16日 |
『淋しい狩人』
東京下町、荒川土手下にある小さな共同ビルの一階に店を構える田辺書店。店主のイワさんと孫の稔で切り盛りするごくありふれた古書店だ。しかし、この本屋を舞台に様々な事件が繰り広げられる。平凡なOLが電車の網棚から手にした本に挟まれていた名刺。父親の遺品の中から出てきた数百冊の同じ本。本をきっかけに起こる謎をイワさんと稔が解いていく。ブッキッシュな連作短編集。
作者 | 宮部みゆき |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1997年01月29日 |
『店長がバカすぎて』
谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。ああ、店長がバカすぎる!毎日「マジで辞めてやる!」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子はー。全国の読者、書店員から、感動、共感、応援を沢山いただいた、二〇二〇年本屋大賞ノミネート作にして大ヒット作。巻末にボーナストラック&早見和真×角川春樹のオリジナル対談を収録!
作者 | 早見 和真 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2021年08月10日 |
『定価のない本』
神田神保町ー江戸時代より旗本の屋敷地としてその歴史は始まり、明治期は多くの学校がひしめく文化的な学生街に、そして大正十二年の関東大震災を契機に古書の街として発展してきたこの地は、終戦から一年が経ち復興を遂げつつあった。活気をとり戻した街の一隅で、ある日ひとりの古書店主が人知れずこの世を去る。男は崩落した古書の山に圧し潰されており、あたかも商売道具に殺されたかのような皮肉な最期を迎えた。古くから付き合いがあった男を悼み、同じく古書店主である琴岡庄治は事後処理を引き受けるが、間もなく事故現場では不可解な点が見付かる。行方を眩ました被害者の妻、注文帳に残された謎の名前ーさらには彼の周囲でも奇怪な事件が起こるなか、古書店主の死をめぐる探偵行は、やがて戦後日本の闇に潜む陰謀を炙りだしていく。直木賞作家の真骨頂と言うべき長編ミステリ。
作者 | 門井 慶喜 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2019年09月20日 |
『書店主フィクリーのものがたり』
島に一軒だけある小さな書店。偏屈な店主フィクリーは妻を亡くして以来、ずっとひとりで店を営んでいた。ある夜、所蔵していた稀覯本が盗まれてしまい、フィクリーは打ちひしがれる。傷心の日々を過ごすなか、彼は書店にちいさな子どもが捨てられているのを発見する。自分もこの子もひとりぼっちーフィクリーはその子を、ひとりで育てる決意をする。本屋大賞に輝いた、本を愛するすべての人に贈る物語。
作者 | ガブリエル・ゼヴィン/小尾 芙佐 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2017年12月06日 |
『書店猫ハムレットの跳躍』
作者 | Brandon,Ali 越智,睦 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2015年08月 |
書店って、本当にいい場所ですよね。いい本がいっぱいあって、静かで落ち着いた空気が流れている。自分好みの本に出会えた瞬間、ワクワク感が止まらない。そんな書店を舞台にした小説を8作品紹介しましたが、いかがでしたか?
登場人物たちが、自分と同じように本に対してきちんと向き合っているのが共感できて、胸が温かくなりました。また、現代社会に翻弄される人々が、本によって救われたり励まされたりする姿に、元気をもらいました。
「書店っていいなー」と思わずにはいられないような、そんな風景が描かれた作品たちに惹かれて、ついつい読み進めてしまいました。人物たちとともに、本をめぐるさまざまなドラマが待っていましたが、どれも一つ一つ胸にしみるものばかりでした。
あなたも、この記事で紹介した作品たちと一緒に、書店の中で本を手に取ってみませんか?そこには、きっと自分好みの本が待っているはずですよ。あなたも、これらの登場人物たちと同じように、本の力を感じてみてくださいね。
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