ホロヴィッツに関する本 おすすめ5選 20世紀を代表するピアニスト

皆さん、こんにちは。今回は20世紀を代表するピアニスト、ホロヴィッツに関する本を5冊ピックアップしました。彼の音楽への情熱や軌跡を描いた伝記から、彼の演奏について深く考察した研究書まで、彼の魅力が隅々まで詰まった作品ばかり。ホロヴィッツが如何にして音楽界の巨星となったのか、その才能や人間性に迫った一冊一冊がまさに名曲のよう。ホロヴィッツマニアはもちろん、クラシック音楽に少しでも興味がある方にも、ぜひとも手に取ってほしい逸品です。
『ホロヴィッツ 20世紀最大のピアニストの生涯と全録音』

世界有数のホロヴィッツ・レコード・コレクター、石井義興がコレクションしたデータと、中川右介執筆の評伝を融合。20世紀最大のピアニスト・ホロヴィッツの生涯の物語と、彼の演奏の録音記録全てがこの一冊に! 市販されているホロヴィッツの録音について、セッション、ライヴを問わず全てを文中で示し、それらの録音を聴くためのガイドとして、ジャケットを引用、収録曲を記載する。ファン、待望の書!
【巻末に資料としてホロヴィッツの録音の全てをまとめたレパートリーリストを付ける】
作者 | 中川 右介/石井 義興 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | アルファベータブックス |
発売日 | 2018年04月09日 |
『ホロヴィッツの遺産』

「20世紀最大のピアニスト」と称された、 ホロヴィッツが亡くなって、25年。 世界的コレクターが、40年の歳月を費やして世界中から 買い集めたSP、EP、LP、CD、LD、DVD全種類の音盤を一望することで、ホロヴィッツの業績を振り返る。 コレクションを超えた、一大事業! 1200余点のジャケット写真をカラーで収録した、豪華愛蔵版。 気鋭のピアニストによるホロヴィッツ論も収載。 付録として、基本となるLPとCDのジャケットを鳥瞰できるポスター大写真集付。
作者 | 石井義興/著 木下淳/著 |
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価格 | 9000円 + 税 |
発売元 | アルファベータブックス |
発売日 | 2014年11月14日 |
『ホロヴィッツ・ピアノの秘密 調律師がピアノをプロデュースする』

ついに、巨匠ホロヴィッツが愛したスタインウェイ〈CD75〉の秘密が明らかに!--
あのグレン・グールドが嫉妬するほど、スタインウェイ本社から特別待遇を受け、世界中どこの演奏会にもお気に入りのピアノや調律師と一緒。生涯に数えられるほどの数のピアノしか弾かなかった神格的存在のピアニスト、ホロヴィッツ。彼が最も愛したピアノと言われるのがこの〈CD75〉と1887年製の〈ローズウッド〉である。
この2台を所有する著者の『音楽の友』誌連載記事を再構成し、書き下ろし原稿を追加。書籍化にあたり、その〈CD75〉と、大手レコード会社のスタジオで数多くの録音に使用されていたハンブルグ・スタインウェイの“音響比較”を初めて実施し、結果を可視化データとして公表するほか、〈CD75〉のアクション調整値をも公開。ベールに包まれていたホロヴィッツのピアノの詳細を明らかにする。ニューヨーク・スタインウェイを追い続けた調律師の記録。
■第1章 ホロヴィッツ・ピアノの秘密を求めて
・ホロヴィッツのピアノに秘められたロマン派のピアニズム
・ホロヴィッツの運命のピアノ
・ホロヴィッツが見せた本音
・大ピアニストたちの嫉妬を買っていたホロヴィッツ
・“ニューヨーク”は邪道? スタインウェイ戦争の時代
【コラム】ホロヴィッツ・ピアノの音を可視化する
■第2章 かつてのスタインウェイ本社C&A部
・スケールの違いを見せつけた本社C&A部
・巨匠時代の最後を看取った調律師の言葉
・製造番号から紐とく巨匠たちのピアノ
・名器は感触や感覚によって作られる
・スタインウェイ社の仲間たち
・フランツ・モアでさえ釘を刺された、あの頃の日本
【コラム】戦争を見たスタインウェイ
■第3章 調律師がピアノをプロデュースする
・ピアノ調律師は絶対音感の持ち主?
・レコーディング現場、コンサートステージを支える調律師
・聴力を失ったベートーヴェンの頭の中で鳴り響いていた音は…
・熱狂の嵐に包まれた浜離宮朝日ホール
・サントリーホールが興奮のるつぼと化す
・究極を目指していた時代のピアニストたち
・ロマン派の時代はピアノ開発の歴史
【コラム】第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで快挙!
作者 | 高木 裕 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 株式会社音楽之友社 |
発売日 | 2019年05月30日 |
『ホロヴィッツの夕べ新装版』

激しく情熱的な演奏によって世界を魅了し、鍵盤の魔術師と呼ばれ、生きながら伝説となった今世紀最大のピアニスト、ホロヴィッツの謎多き生涯を、身近な友人の目で、ヴェールを剥ぐように描き出した、精緻な評伝。
作者 | デ-ヴィド・デュバル/小藤隆志 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2001年05月 |
『ホロヴィッツ 全録音をCDで聴く』

ホロヴィッツの生涯にわたってなされた録音(1928~1989)を一貫して論じるとともに、全てをCDで聴けるようにガイドする。
86年の生涯のなかで4度にわたる引退、復帰を繰り返しながらも、死の4日前までレコーディングに挑み、最後まで《現役のピアニスト》としてピアノに殉じた巨匠ウラディミール・ホロヴィッツ
(1903~1989)。その人生は当時の社会情勢や政治、経済に翻弄されながらも常に録音と共にあった。録音というモニュメント=メディアを通じて、この人間臭いピアニストの遺産を振り返る。
【全録音ディスコグラフィー付】没後30年記念出版。
作者 | 藤田恵司/著 |
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価格 | 3500円 + 税 |
発売元 | アルファベータブックス |
発売日 | 2019年11月12日 |
それぞれ異なる視点からホロヴィッツの姿を描いたこの5作は、20世紀を代表する偉大なピアニストの深遠なる魅力に触れる絶好の機会となるでしょう。他の追随を許さないその計り知れない才能、変幻自在の演奏スタイル、そして何よりもその人間としての深みに触れ、音楽の世界の奥深さと広がりへの理解がさらに深まることでしょう。
各作品で描かれる独自の視点から、彼の生き様、音楽に対する情熱、喜び、苦悩、そしてその音楽を通じて私たちに伝え続けるメッセージには、多くのことを学べます。そしてそこから感じ取る彼の「音楽への無償の愛」は、音楽を愛するすべての人々にとって大きなインスピレーションとなることでしょう。
各作品はそれぞれ、彼という人間を深く掘り下げ、層深い感情を伝えてくれます。時には彼の内面の葛藤や苦悩を描き出し、時には彼の天賦の才能や音楽への情熱を煌々と照らし出す。その中から見えてくる彼の姿は、決してワンサイドだけでは語り尽くせない、多彩な人物像を私たちに提供します。
それぞれが一冊の良書ですので、時間を見つけて一つ一つ読み進めると彼の真実に触れることができるでしょう。そのすべてが、読む者を音楽の奇跡へと導きます。そして何よりも、これらの作品を通してホロヴィッツの素晴らしい演奏を再確認し、感動を共有できるのではないでしょうか。
いずれにせよ、これらの作品があなたにとって、音楽への愛、ピアノへの深い尊敬の念、そして何よりホロヴィッツ自身への理解を深める一助となれば幸いです。幅広いジャンルから選ばれたこの5作品をぜひお楽しみ下さい。
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