浮世絵の楽しみ方の本 おすすめ8選

浮世絵の魅力に触れたいなら、本書籍がおすすめです。初心者でも安心の浮世絵の基本知識から、多彩な浮世絵師たちの作品や歴史を豊富な図版とともに紹介します。では、浮世絵はただ見て楽しむだけ?とんでもない。この本では実際に浮世絵の制作過程も学べます。だからこそ、作品を見る度に新たな発見があるはず。浮世絵を通して江戸文化をひも解きながら、必要な知識も身につけられますよ。本の中には、思わず旅に出たくなる名所図も。まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
『浮世絵の解剖図鑑』

浮世絵をのぞいてみると誇張や偏り、遊びはありますが「物質的には裕福ではないが平和で幸せそうな人たち」の住むお江戸の姿が見えてきます。浮世絵に隠された秘密の暗号を読み解く。
作者 | |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | エクスナレッジ |
発売日 | 2020年09月02日 |
『面白いほどよくわかる浮世絵入門』

北斎、広重、歌麿、写楽、国芳らの名作を満載!浮世絵の世界にどっぷり浸り江戸期リアルタイムの面白情報まで読み取ろう!自宅でできる「版画用消しゴムで浮世絵をつくろう!」も掲載。
作者 | 深光 富士男 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2019年08月06日 |
『浮世絵鑑賞事典 (角川ソフィア文庫)』

作者 | 高橋 克彦 |
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価格 | 1077円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年10月25日 |
『もっと知りたい浮世絵』

浮世絵についてのベーシックな知識と主要作品を網羅した入門書の決定版。北斎や国芳などの人気絵師はもちろん、貴重な初期浮世絵もとりあげることで、浮世絵の成り立ちや多彩さ、世界から注目される理由を理解できる一冊。
作者 | 田辺昌子 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2019年12月02日 |
『美人画で味わう 江戸の浮世絵おしゃれ図鑑』

作者 | 赤木美智/著 太田記念美術館/監修 |
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価格 | 1740円 + 税 |
発売元 | メイツ出版 |
発売日 | 2023年09月04日 |
『浮世絵動物園 江戸の動物大集合!』

動物だらけの江戸の町へようこそ!
愛情を注がれる猫や犬、日々の営みを助けた馬や牛など、日々の暮らしをともにした動物から、おめでたい鶴や亀、地震を起こすとされた鯰など、人々の願いや想いが託された動物、さらには舶来の珍獣まで、浮世絵には、さまざまな動物が登場します。
その多彩な表現は、「かわいい!」「おもしろい!」「ちょっとヘン!?」と、見ているだけで楽しいもの。でも、さらにそれらを読み解いていくと、当時の人々の暮らしが動物とともにあり、また、ときに神聖でときに恐ろしい、動物のもつさまざまなイメージもふくめて、人々が動物たちを愛でていたことが見えてきます。
東京・原宿の浮世専門美術館、太田記念美術館が所蔵する約160点の浮世絵で、江戸絵画の動物表現を楽しむとともに、江戸の人々と動物の深い関わり方を伝える1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は太田記念美術館で過去2回にわたって開催され、大好評を博した同名の展覧会がベースとなっています。現代のわたしたちにも身近な「動物」を切り口に、浮世絵鑑賞を楽しんでください。
作者 | 太田記念美術館/赤木 美智/渡邉 晃/日野原 健司 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年05月19日 |
『教えてコバチュウ先生! 浮世絵超入門』

浮世絵の楽しさやスゴさがすべてわかる一冊
浮世絵はモネやゴッホをはじめとする印象派の画家や、多くの世界的アーティストを魅了し、世界の美術史にも多大な影響を与えてきました。現代においても、ポップアートのように浮世絵をかっこいいものとしてとらえる風潮が広がっています。
果たして浮世絵は何故世界を魅了し、今また人気が再燃しているのか。
本書では、そんな浮世絵の魅力を、美術史上重要な浮世絵作品52点のカラー画像を使用しながらわかりやすく、講義口調で解説します。
解説するのは国際浮世絵学会会長で、学習院大学名誉教授の小林忠先生。日本の浮世絵研究の第一人者です。小林先生の講義は軽妙で人気が高く、その親しみやすいキャラクターから「コバチュウ先生」の愛称で呼ばれています。
「そもそも浮世絵とは何なのか?」「なぜ世界中の人々の心を感動させる力があるのか?」そして「歌麿大首絵誕生の舞台裏」「写楽の正体の読み解き方」「広重と北斎の名所絵に秘められた知られざる関係」など、通常の美術史論から一歩踏み込んで、おもしろおかしく解説しています。
2020年は浮世絵に関する大規模展覧会が目白押し。そんな浮世絵イヤーに必読の美術入門書なのです。
【編集担当からのおすすめ情報】
2020年は浮世絵に関する展覧会が数多くあります。3月22日まで福岡市美術館で「大浮世絵展」、4月3日〜5月31日まで愛知県立美術館で「大浮世絵展」、4月17日〜6月7日まで森アーツセンターギャラリーで「おいしい浮世絵展」、7月18日〜8月30日まで東京ミッドタウンホールで「特別展 北斎」、7月23日〜9月13日まで東京都美術館で「日本三大浮世絵コレクション」展、そのすべての会場で本書を販売予定です。
特に、2会場で巡回される「大浮世絵展」は、本書の著者小林忠先生が会長を務める国際浮世絵学会が監修となっているため、その会場での販売力は強力と思われます。
さらに、5月頃(現在未定)、映画「HOKUSAI」のロードショーが予定されており、日本中で浮世絵気運の高まりが予想されます。
作者 | 小林 忠 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年02月25日 |
『ニッポンの浮世絵 浮世絵に描かれた「日本のイメージ」』

浮世絵を通して「日本らしさ」を読み解く!
浮世絵に感じる「日本らしさ」とは一体なんでしょうか? 美しい自然や何気ない日常を愛でる日本人の美意識が詰まった浮世絵を、「富士山」「桜」「雨、風、雪」など、モティーフごとに読み解き、〔#おうちで浮世絵〕がツイッターで話題の太田記念美術館が楽しく面白く、徹底解説します。
葛飾北斎「冨嶽三十六景」や歌川広重「東海道五十三次」といった誰もが知る浮世絵の名作、喜多川歌麿や東洲斎写楽、歌川国芳ら人気絵師の作品から、あまり知られていない隠れた名品まで、浮世絵専門美術館ならではの充実した所蔵作品、約180点を収録。私たち日本人の感性と改めて向き合いましょう。 本書は同美術館開催「ニッポンの浮世絵」展連動企画です。
【編集担当からのおすすめ情報】
東京・原宿にある太田記念美術館。土地柄、外国人観光客の来館も多く、浮世絵を鑑賞する外国人のまなざしを追いかけることから本企画は始まりました。太田記念美術館ならではの名品の数々を通して、これまでにない斬新な切り口から、浮世絵の魅力を存分にお楽しみください、
作者 | 太田記念美術館/日野原 健司/渡邉 晃 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2020年09月10日 |
たくさんの浮世絵のマスターピースをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。鮮やかな色彩と繊細な描写、一見平易な絵柄の中に込められた深いストーリー性、これが浮世絵の魅力です。どの本もその魅力を違った角度から読み解き、本物の浮世絵に触れるような体験をさせてくれます。
浮世絵は、時代ごとの生活や風俗、文化を深く語る文化遺産でもあります。その地味ながらも洗練された美しさ、一見するとわかりにくい奥深さに心を引かれる方も多いでしょう。私たちは、先人たちがその時代に生き抜いてきた証しである浮世絵を通して、当時の生活や感性に触れることができます。
また、浮世絵は単なる美術の一分野でありながら、歴史、社会、風俗など、様々な学問と関わりがあります。そのため、浮世絵を学ぶことでそれらの分野にも触れることができます。そして何より、浮世絵を楽しむこと自体が一つの人文学のように感じられます。
この記事をきっかけに、浮世絵に興味を持った方や、より深く学びたい方の一助となれば幸いです。古代から現代までの日本の歴史と芸術、そして浮世絵の持つ魅力を、どうぞたっぷりとご堪能ください。
それぞれの本には、作者の深い愛情と知識が詰まっています。手に取っていただければ、その情熱が伝わることでしょう。これからの季節、お部屋の中でじっくりと読書を楽しむにはぴったりな本たちです。心ゆくまで浮世絵の世界を堪能してくださいね。今回紹介した本以外にも、まだまだ魅力的な浮世絵の本がたくさんありますので、是非多方面から浮世絵を楽しんでみてくださいね!
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