コンビニが舞台の話10選

ミニマルな空間で大きなドラマが繰り広げられるコンビニ。そんな近くて遠い場所が舞台の作品を10選、紹介します。日々の繰り返しの中で見つける、ちょっとした幸せや絆。時にはクスッと笑えるほのぼのエピソードも。また、深夜のコンビニ特有の幽玄な雰囲気や店員と客の微妙な距離感の描写は必見!怪談色のある作品からリアルな生活描写まで、幅広くピックアップ。働き方社会問題について考えさせられるものも。あなたが普段通っているコンビニも、きっと新たな視点で見ることができるはず。それぞれの作品を読めば、コンビニってこんなに面白いんだ、と感じられること間違いなしです。
『コンビニ人間』

「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作
36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれるーー。
「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。
ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。
累計170万部突破&40カ国語に翻訳(2024年5月現在)。
米国〈ニューヨーカー〉誌のベストブック2018に選ばれるなど、
世界各国で読まれている話題作。
解説・中村文則
作者 | 村田 沙耶香 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年09月04日 |
『コンビニオーナーぎりぎり日記』

シリーズ累計56万部突破!ベストセラー、日記シリーズ最新刊!
30代でフランチャイズオーナーとなり、以降30年間にわたってコンビニの最前線で奮闘する著者による、怒りと悲哀と笑いの記録。
「〜昨晩10時からワンオペ勤務、夫が来たら交替します〜」
・・・・休日が取れなくなって、今日で1000日を超えた。もう3年近く、1日も休んでいない。
近くにコンビニが増え、店舗の乱立で売上が激減。お客の取り合いばかりでなく、従業員も奪い合いとなり、今では時給を上げても応募はゼロ。
オーナーである私たち夫婦は休んでなどいられない。(「はじめに」より)・・・。
作者 | 仁科 充乃 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 三五館シンシャ |
発売日 | 2023年08月09日 |
『コンビニ兄弟 : テンダネス門司港こがね村店』

作者 | 町田,そのこ,1980- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2020年08月 |
『不便なコンビニ』

作者 | キム,ホヨン,1974- 米津,篤八,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年06月 |
『妖怪コンビニで、バイトはじめました。』

人外(じんがい)さんのお店「ツキヨコンビニ」には、冷え性の方におすすめの“ボルケーノシリーズ”や、大人気の“エモーション・アイス”など、ふしぎな商品がいっぱい。コンビニなのに薄暗い、月夜のようなその店に集うのは風変わりなお客さん。そこに一人の少年がまぎれこみ…。
作者 | 令丈ヒロ子/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | あすなろ書房 |
発売日 | 2021年02月09日 |
『ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1 (MFコミックス ジーンシリーズ)』

作者 | ハシモト/松駒 |
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価格 | 508円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2014年04月27日 |
『コンビニなしでは生きられない』

作者 | 秋保,水菓,1994- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年07月 |
『コンビニ夜勤のあくまちゃん 1』

作者 | なじみ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 芳文社 |
発売日 | 2022年09月 |
『コンビニたそがれ堂』

作者 | 村山,早紀,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2010年01月 |
『外れスキル『コンビニ』で最強の勇者に成り上がる! : 異世界でコンビニ生活を満喫しつつ、オレを追放したクラスメイトを見返す事にしました. 1』

作者 | 藤原,里 小田,恒子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | フレックスコミックス |
発売日 | 2024年04月 |
では、以上の10作品が今回ご紹介した、コンビニが舞台になった小説や漫画だったわけですが、皆さんはいかがでしたか。一つ一つの作品にご自分と共感できる部分があったのではないでしょうか。何気ない日常の一コマを描いた作品から、ちょっと変わったファンタジーやスリリングなストーリーまで、コンビニだからこそ描ける世界が広がっているんですよね。
コンビニは、私たちの生活に欠かせない存在ですが、その一方で、ちょっとした時間を過ごしたり、普段とは違う顔を見せる人々が集まる場所でもあります。そこには、思いもよらないドラマが生まれることもあるんです。そんな微妙な間柄、ちょっとしたドラマを描いた作品たちは、読むたびに新しい発見があって飽きることがありません。
また、コンビニが舞台となる作品には、人間関係や社会の縮図が描かれていることも少なくありません。コンビニを舞台に、多種多様な人間が交わり、様々な事情やストーリーが紡がれていきます。そこには、人間の喜怒哀楽、生きる力が詰まっていて、時に心を打たれる場面も少なくないでしょう。
読んでみて、身近なコンビニが少し特別な場所に思えてきたら、そんな舞台を選んだ作家の意図を感じ取れるかもしれませんね。舞台となったコンビニに色んな人生やドラマが詰まっているのを実感できる作品ばかりです。皆さんもぜひ、一度手に取ってご覧になってみてください。新たな価値観を見つけるきっかけになるかもしれませんよ。
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