ノスタルジーを感じる 団地が舞台の漫画10選
昔なつかしの団地生活を再現した、絶妙なラインナップの漫画10選をご紹介します。子どもたちが空き地で遊び、大人たちが集会所で朝まで語らう。そんな日常を描いた作品から、団地に囲まれた秘密の世界を描くファンタジーまで、懐かしさと感動が詰まった作品ばかりです。大都市のど真ん中にある小さな共同体、団地。その独特の空気感、人間関係の複雑さ、誰もが抱く“ふるさと”への憧れが見事に描き出されています。それぞれの作品が、読者の心に深く残る感動を与えてくれること間違いなし。懐かしくも新鮮な、団地が舞台の漫画にぜひ触れてみてください。
『はしっこアンサンブル = Hashikko Ensemble : 端本工業高校合唱部 1』
作者 | 木尾,士目 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年08月 |
『団地ともお 1』
作者 | 小田,扉 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2004年04月 |
『童夢』
[作品解説]
1983年に刊行された瞬間、既存の漫画表現のレベルを一挙にアップデートし、文字どおり「漫画を革新」した歴史的傑作『童夢』。その後20年以上、60刷を超える増刷を重ねながらも、現在絶版状態となっていた本作が「大友克洋全集」の第1期・第1回配本タイトルとして、超待望の復刻刊行。原画から新たに起こした版により画質も向上、厳選された紙質によって印刷のクオリティも格段にアップ。また単行本では未収録となっていた幻の連載時の扉や、2色カラー原画も復刻し再現。さらに著者が単行本カバー用として構想していたイラストをカラーにて完全再現し収録。巻末には著者自身による解説も収録したコンプリート(全集)仕様です。判型は従来の単行本よりもひと回り大きいB5変型サイズ。第15回「星雲賞コミック部門」および「第4回日本SF大賞」受賞作品。漫画史を語る上で避けては通れない記念碑的作品が遂に再臨!
[STORY]
不審死が頻発する郊外のマンモス団地。霊や祟りの仕業か、事故や事件なのかも判らぬまま警察が捜査に乗り出すが、子供たちが無邪気に遊ぶ団地内は一見平和に見える。そんな中、捜査員の目に怪しく映るのは、昼間からブラつくアルコール依存症の男、知的障害と思しき大男、受験ノイローゼ気味に見える浪人生、流産して以来おかしくなったと噂される主婦、ベンチで日なたぼっこする認知症と思しき老人…。またひとり、捜査中の部長刑事が不審死を遂げた後日、家族とともに団地に越してきた少女・悦子は、とある超自然的な力をその身に秘めていた…!
[OTOMO THE COMPLETE WORKS とは?]
世界的なタイトルを次々に生み出し、漫画家、イラストレーター、映像監督、シナリオライターなどのジャンルに囚われない創作者の顔を持つ大友克洋。その多様な「全仕事」のすべてを、作者である大友克洋自身が時代順に俯瞰、総括、そしてリ=プロデュースするのが「OTOMO THE COMPLETE WORKS」(大友克洋全集)です。日本から世界中に衝撃をもたらした表現方法の集積は、一人の作家のパーソナルな仕事集というだけでなく、1970年代から現代までの漫画、アニメ、映像までをも含む、現代文化の冒険を愉しめる作品集とも言えるでしょう。時代によって何が生み出されたか。作家は時代に何を見て、考えてきたのか。そして作家は、次に何を試みていくのか。──作品から発言までを網羅することで、作家としての進化を明らかにし、次の世代の創作者へその姿勢を伝えていく。この全集は作家自身が自らを「作品化」し、手触りも含むモノとして記録する、まったく新しい全集となります。(編集室より)
P.7「童夢 第1話」
P.53「童夢 第2話」
P.85「童夢 第3話」
P.116「童夢 第4話」
P.246「解説」
作者 | 大友 克洋 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年01月21日 |
『ぼくらのよあけ(1)』
作者 | 今井哲也 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2011年06月23日 |
『よふかしのうた. 1』
作者 | コトヤマ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2019年11月 |
『リバーズ・エッジオリジナル復刻版』
作者 | 岡崎京子 |
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価格 | 979円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2015年06月 |
『トライバル = TRIBAL 1』
作者 | 夏元,雅人 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 少年画報社 |
発売日 | 2018年03月 |
『淫獄団地 1』
作者 | 搾精研究所 丈山,雄為 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月 |
『ココロのプログラム 01』
作者 | 中村,ひなた |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年02月 |
『スラム団地』
作者 | 松田 奈緒子 |
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価格 | 2033円 + 税 |
発売元 | メディアファクトリー |
発売日 |
今回ご紹介した団地を舞台にした作品たちは、団地生活のリアリティや温かさ、人間関係の奥深さを巧みに描いています。その一つ一つが、日常生活の中にある小さなドラマや喜び、時には悲しみや葛藤の瞬間を包み込んでいます。平凡な日々が、このように何気ない生活の中にある愛や絆、人間らしさを引き立ててくれることを、私たちは常に忘れてはいけないと感じます。
団地という閉じた空間は、いくつもの人生が交錯する舞台であり、その微細な人間関係は深い洞察を必要とします。その複雑さや微妙さを描いた作品たちは、読むことによって、我々自身について考えるきっかけを与えてくれます。だからこそ、今回ご紹介した作品たちが時間を超えて愛され続けているのだと思います。
また、団地生活の経験があるなら、懐かしさや共感を感じることでしょうし、無ければ、団地生活の風景や団地特有のコミュニティを垣間見ることができるでしょう。それぞれが生み出す独特な世界観や人間関係は、私たちをジャンルの垣根を越えて引きつけ、何度でも読み返したくなるような魅力を秘めています。
今回ご紹介した作品たちは、そんな団地生活の魅力を余すところなく描いています。最後の1ページを閉じても、その味わい深い人間ドラマや、暖かな人間関係、そして何より団地という生活空間が、読者の心に深く残ることでしょう。そして一度読めば思わず「ああ、団地生活って素敵だな」と感じさせてくれる、そんな作品ばかりです。ぜひ、何度も何度も読み返すほどに味わい深い、団地の世界に触れてみてください。
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