ヒンドゥー教がわかる本 おすすめ6選 インド発祥の宗教
インド発祥の宗教、ヒンドゥー教。その奥深さに触れてみたくありませんか?今回は、そんなヒンドゥー教を分かりやすく解説するおすすめの本を6冊ピックアップしました。厳格な教義だけでなく、神々のエピソードや祭りの意味など、日本ではなじみの薄いヒンドゥー教の魅力を存分に感じられる内容ばかり。また、美麗なイラストや写真も満載なので、視覚的にも楽しむことができます。これを機に、新たな価値観や世界観に触れてみてはいかがでしょうか。興味を持ったあなたの旅のお供に、ぜひともご活用くださいね。
『よくわかるヒンドゥー教(1)』
ブッダ(釈迦)はインドで生まれ、仏教はインドから世界に広まった。日本の仏教や仏像、生活に息づく風土風習をみわたせば、インドやヒンドゥーに起源をもつであろう事柄が実に多い。一方、聖典「ヴェーダ」や「マヌ法典」の教義、カースト制度やガンジス信仰、独特な祭祀や儀礼がいまなお色濃く残る世界は、外部からは伺いしれない混沌と魅惑と歴史文化を秘めている。わたしたちにとって遠くて近い「インド教」ともいうべき特異な思想文化の根本を、基本の「き」から徹底解説する、格好の入門書。
第一章 ヒンドゥー教を知るための基礎知識
・アーリア人とドラヴィダ人
・バラモン教からヒンドゥー教へ
・ゾロアスター教の影響 ほか
第二章 ヒンドゥー教の思想
・インド最古の聖典ヴェーダ
・六派哲学
・叙述詩『マハーバーラタ』
・叙述詩『ラーマーヤナ』
・『マヌ法典』
・輪廻転生と業 ほか
第三章 ヒンドゥー教の生活と儀礼
・四住期
・カースト制度
・河川崇拝と沐浴
・ヒンドゥー教の祭
・ヒンドゥーの聖地 ほか
第四章 ヒンドゥー教の神々
・世界創造神ブラフマー
・シヴァとヴィシュヌ
・怪童クリシュナ
・愛の神カーマ
・インドラ
・神猿ハマヌーン ほか
作者 | 瓜生 中 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年02月22日 |
『ヒンドゥー教10講 (岩波新書)』
作者 | 赤松 明彦 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2021年06月24日 |
『NHK宗教の時間 ヒンドゥー教の世界(上)―その歴史と教え (NHKシリーズ)』
作者 | 森本 達雄 |
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価格 | 31円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2011年03月25日 |
『ヒンドゥー教』
ジュニャーナ カル バクティ
インド思想のすべて
知識、行為、信愛──これらが神にいたる3つの道。その道程において、生と死、魂の救済、環境との調和など根源的な問いかけを発し続けてきたヒンドゥー教の成果と実践の姿を解説。
●理想的な一生──人間の理想的な一生は4つの段階(四住期)からなっているとされる。第1は学生期、すなわち訓練と教育の期間、第2は家住期、すなわち一家の主人となり社会で積極的に活動する期間、第3は林住期、すなわち俗世との縁を断って森に退く期間、第4は遊行期、すなわち隠者となる期間、の4つである。……ヒンドゥー教では出家が重視されているにもかかわらず、家住期はその後の2つの段階より軽視されているというわけではない。家住期は社会構造の全体に統一と結束をもたらし、他の3つの段階はすべてのこの期間に依存していることからも、ある意味では人生の4時期の中心でもあるとみなされる。……この段階において、ヒンドゥー教とは結婚し活動的な生活をおくることになっている。──本書より
●ヒンドゥー教の本質と発展
●インド社会の理想
●カースト制度
●ヴェーダ文化と教育
●「ウパニシャッド」と「バガヴァッド・ギーター」
●「ラーナーヤナ」「マハーバーラタ」「プラーナ」
●6派哲学
●バクティの系譜
●北インドの中世神秘主義
●バウルの系譜
作者 | クシティ.モーハン・セーン/中川 正生 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1999年09月20日 |
『ヒンドゥー教の歴史』
作者 | 立川武蔵 |
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価格 | 3850円 + 税 |
発売元 | 山川出版社(千代田区) |
発売日 | 2014年07月 |
『ヒンドゥー教 インドの聖と俗』
弁財天信仰、輪廻転生の思想などヒンドゥー教は、直接に、あるいは仏教を通して、意外にも古くからの日本人の暮らし、日常の信仰、思想に少なからぬ影響を与えてきた。本書は、世界四大宗教の一つでありながら、特定の開祖もなく、核となる聖典もない、いわばとらえどころのない宗教の世界観を日常の風景から丹念に追うことによって、インド社会の構造から、ガンディーの「非暴力」の行動原理までも考察する。
作者 | 森本達雄 |
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価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2003年07月25日 |
これまでご紹介した本たちは、ヒンドゥー教を理解するのにとても役立つ作品ばかりです。インドという、美しくも壮大な歴史を持つ国の一大宗教、ヒンドゥー教。その神々の物語、哲学、教義は深遠で魅力的です。
何千年も前から受け継がれてきたこの伝統的な教えは、現代に生きる私たちにも多くを教えてくれます。日々の生活の中で迷ったとき、何かにつまずいたとき、ヒンドゥー教の叡智に思いを馳せることで新たな視点や答えを見つけることができるかもしれません。
また、多様性を尊重するヒンドゥー教の考え方は、今の時代にぴったりだと感じます。一人ひとりが違って、それがあたりまえ。だからこそ私たちは互いを理解し、尊重し合うことが大切であり、その考え方をヒンドゥー教を通じて学ぶことができます。
それぞれの作品は、ヒンドゥー教のエッセンスを自身の視点から描き出しています。どの作品も深い敬意と共に、古代から続く美しい宗教を読者に提示しています。私たちが何か新しいことを学ぼうとするとき、それが旅行先の観光情報であったり、新たに趣味を持とうとするとき等々、まずは本から始めることが多いですよね。
そしてこれらの本は、あなたがヒンドゥー教について知りたい、理解したいという一歩をしっかりと支えてくれるはずです。興味が湧いた方、これからヒンドゥー教の世界を旅してみようと思った方、是非手に取ってみてください。きっと、新しい視点や価値観を見つけることができるはずです。
以上、ヒンドゥー教をより深く理解するのにおすすめの6つの本をご紹介しました。インドの広大なる歴史と文化、そこから生まれたヒンドゥー教の世界をぜひ、読書を通じて体験してみてください。それでは、素晴らしい読書の旅を!
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