乾くるみおすすめ5選!

乾くるみさんの作品は、日常の中にある微妙な心の揺れを見事に描き出すセンスが魅力的です。登場人物たちが抱える様々な感情がリアルに描かれ、読んでいるこっちも一緒に喜んだり悲しんだりするんですよ。また、災害や事件など、社会問題を背景にした作品では、当事者たちの立場から眺める世界が厳しくも美しく綴られています。その中でも、恋愛要素を交えた一作は、恋する乙女心を繊細に描き出し、思わずキュンとくること間違いなし!そして5作目は、幽霊が主人公のちょっと変わった物語。普通の生活が一変する中で見えてくる人間の本質をじっくりと見つめられますよ。
『イニシエーション・ラブ』

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説ーと思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。
作者 | 乾 くるみ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年04月 |
『リピート』

もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら?この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて…。あの『イニシエーション・ラブ』の鬼才が、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ仰天の傑作。
作者 | 乾 くるみ |
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価格 | 1067円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年11月 |
『セカンド・ラブ』

1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは…。清楚な春香と大胆な美奈子、対照的な二人の間で揺れる心。『イニシエーション・ラブ』に続く二度読み必至、驚愕の「恋愛ミステリー」。
作者 | 乾 くるみ |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2012年05月 |
『カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)』

作者 | 乾くるみ |
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価格 | 567円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2011年09月02日 |
『スリープ』

テレビ番組の人気リポーター・羽鳥亜里沙は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする“未来科学研究所”を取材するために、つくば市に向かうことになった。撮影の休憩中に、ふと悪戯心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ亜里沙は、見てはいけないものを見てしまうのだが。どんでん返しの魔術師が放つ傑作ミステリー、待望の文庫化。
作者 | 乾くるみ |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2012年05月 |
さて、今回は私の中で特に印象深い乾くるみ作品を紹介させていただきました。多分に私の主観が混じるとは思いますが、それぞれの作品が彼女の独特の視点から浮き彫りにされる人間の心象風景が素晴らしいと感じています。
乾くるみの作品は、平凡な毎日の中に潜む新しい発見や、日々の中に溶け込んだ小さな奇跡を描きます。その鮮やかさは、私たち自身が見過ごしかねないことに気づかせてくれます。都会的でスタイリッシュな彼女の作風は、多くの読者を魅了し続けています。
そして何よりも、彼女のそれぞれの作品が一つ一つ確実にそれぞれのテーマを追求し、その答えを見つけるまで深堀りしていくその姿勢は、本当に読んでいて惹きつけられます。一つひとつの言葉が重みを持ち、読み手の心に強く響きます。
特に彼女の作品の中には、普段は見落としてしまいがちな女性の立場や視点を大切に描いているものが多いです。これらは彼女の深い洞察力と、すぐれた表現力が生み出すものであり、読者の多くが感銘を受けるものでしょう。
今回紹介した5作品は乾くるみのほんの一部でしかありません。透明感あふれる言葉で描かれたその他の作品もぜひ手に取っていただきたいです。彼女の作品に触れることで、日々の生活や自身について新たな視点を得られることでしょう。私たち自身の生活を豊かにしてくれる、そんな存在です。乾くるみの世界に浸る時間は、きっとあなたにとって特別なものになるはずです。
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