猫好き必見!猫が登場する小説10選

昨今のペットブームでも大人気の猫。
気まぐれなところがあり、少しつれない態度を取られることもありますが、そこがまた可愛いという声をよく耳にしますよね。
猫好きの作家も多く、文豪で言うと三島由紀夫や谷崎潤一郎が有名です。
猫を頻繁に登場させる作家は、猫好きと見ていいかもしれません。
今回は、猫が登場するおすすめ小説を10作品ご紹介します!
ふとした時に傍にいる。
それ故に、猫はあらゆるジャンルの小説に登場しているのかもしれません。
『旅猫リポート』のような現代を舞台にした小説はもちろん、『書店猫ハムレットの跳躍』といったミステリー小説でも活躍しています。
他にも、SF小説の『夏への扉』や、時代小説の『猫は仕事人』
猫に限定して小説を選んでみてもなかなか飽きそうにありませんね。
『書店猫ハムレットの跳躍』

ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫ハムレットが店のマスコットだ。ある日、ダーラは近所の工事現場で常連客の死体を発見してしまう。その脇には動物の足跡が。最近、夜に外を出歩いているらしいハムレットのものなのか? 名探偵猫ハムレット登場の、コージー・ミステリ第一弾。訳者あとがき=越智睦
作者 | アリ・ブランドン/越智睦 |
---|---|
価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2015年08月29日 |
『旅猫リポート』

この絆は、恋愛を超える。カギしっぽのナナと心優しい青年サトルの、最後の旅の物語。
野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで”最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。
Pre-Report 僕たちが旅に出る前のこと
Report-01 コースケ
Report-02 ヨシミネ
Report-03 スギとチカコ
Report-3.5 最後の旅
Report-04 ノリコ
Last-Report
作者 | 有川 浩 |
---|---|
価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年02月15日 |
『猫島ハウスの騒動 長編推理小説』

葉崎半島の先、三十人ほどの人間と百匹以上の猫がのんきに暮らす通称・猫島。その海岸で、ナイフが突き刺さった猫のはく製が見つかる。さらに、マリンバイクで海を暴走する男が、崖から降ってきた男と衝突して死ぬという奇妙な事件が!二つの出来事には繋がりが?猫アレルギーの警部補、お気楽な派出所警官、ポリス猫DCらがくんずほぐれつ辿り着いた真相とは。
作者 | 若竹七海 |
---|---|
価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2009年05月 |
『あたしの一生 猫のダルシーの物語』

猫のダルシーの視点で描く感動的な愛の物語
「あのひとへの、あたしの愛。それから、あたしへの、あのひとの愛。あたしは、あたしたちが一緒に暮らした日々の思い出を、あのひとの胸のなかにちゃんと蒔いておいた。あたしがいなくなったあともその思い出があのひとを、なぐさめてくれるようにね。
けっきょくのところ、もんだいなのは愛ということ……。」(本文より)
「あたし」と「あたしの人間」の、出会いから「あたし」の死までの17年にわたる濃密な時間を、あくまで猫の視点でーーけっして擬人化することなくーー描いた稀有な物語。原著の素晴らしいイラストレーションも完全収録。江國香織のしなやかな日本語で送る猫本の傑作、待望の文庫化!
以下のような「訳者あとがき」がこの本の魅力を語りつくしている。
「こんなにストレートな愛の物語を読んだのはひさしぶりでした。ストレートで、強く、正確で、濃密な、愛の物語。/もし誰かをほんとうに愛する気なら、ダルシーのように生きる以外にないのではないか……」
作者 | ディー・レディー/江國 香織 |
---|---|
価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2016年03月08日 |
『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』

※ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品のカバーとサイトに表示されている画像が異なる場合がございますが、ご了承くださいませ。
元気な小1、かのこちゃんの活躍。気高いアカトラの猫、マドレーヌ夫人の冒険。誰もが通り過ぎた日々が輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心に染みわたる。奇想天外×静かな感動=万城目ワールドの進化!
作者 | 万城目 学 |
---|---|
価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年01月25日 |
『夏への扉〔新版〕』

1970年、なにもかもを失ったぼくは、飼い猫のピートと一緒に"夏への扉"を探しにいくことにしたーー。永遠の名作、新版で登場!
作者 | ロバート・A・ハインライン/福島 正実 |
---|---|
価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2020年12月03日 |
『吾輩は猫である』

※ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品のカバーとサイトに表示されている画像が異なる場合がございますが、ご了承くださいませ。
苦沙弥先生に飼われる一匹の猫「吾輩」が観察する人間模様。ユーモアや風刺を交え、猫に託して展開される人間社会への痛烈な批判で、漱石の名を高からしめた。今なお爽快な共感を呼ぶ漱石処女作にして代表作。
作者 | 夏目 漱石 |
---|---|
価格 | 660円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1962年09月13日 |
『ブランケット・キャッツ』

馴染んだ毛布とともに、2泊3日だけ我が家に「ブランケット・キャット」がやって来る。リストラされた父親が家族のために借りたロシアンブルー、子どものできない夫婦が迎えた三毛、いじめに直面した息子が選んだマンクス、老人ホームに入るおばあちゃんのために探したアメリカンショートヘアーー。「明日」が揺らいだ人たちに、猫が贈った温もりと小さな光を描く7編。
作者 | 重松清 |
---|---|
価格 | 638円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2011年02月 |
『カフェかもめ亭 猫たちのいる時間』

作者 | 村山,早紀,1963- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2014年03月 |
『猫は仕事人』

悪を討つ化猫たちの物語、いよいよ開幕!
時は幕末。江戸本所深川に化猫の〈まる〉は住んでいた。仕事人稼業からは足をあらい、のんびり暮らすはずだったが……。新シリーズ!
作者 | 高橋 由太 |
---|---|
価格 | 671円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2014年11月07日 |
猫好きの皆さん、今回おすすめしたのは猫が登場する小説10選でしたが、いかがでしたでしょうか? それぞれの作品に、それぞれの個性豊かな猫たちが登場します。愛くるしい猫の表情や、ちょっと策略めいた猫のしぐさなど、猫好きならばたまらない作品になっています。
人間と猫たちの心の交流が描かれたものから、猫たちが主役として物語が進むものなど、それぞれに楽しめる作品ばかりです。また、猫好きな方はぜひ読んでいただきたいですが、猫好きでない方も是非手に取っていただきたい作品ばかりです。 作品それぞれが、しっかりと心に残るストーリー展開となっているので、気になった作品があれば、ぜひ手にしてみてください。きっと、今まで知らなかった猫たちの魅力に気づくことができるはずです。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。