量子コンピュータがわかる本 おすすめ6選 仕組みなど
あの複雑な量子コンピュータの世界に少しでも近づきたいという方必見!私が厳選した、「量子コンピュータがわかる本」をピックアップしてみましたよ。仕組みや概念などを独自の視点から描き出す作品から、物理や数学が苦手な方でも楽しめる生活に密着した作品まで、幅広く集めてみました。個性的なキャラクターたちが量子コンピュータの世界に挑むストーリーテリング形式のものもあり、学びながら楽しめますよ。また、専門的な知識を深く理解するための一冊もご紹介します。この6冊から、量子コンピュータの魅力に触れてみてくださいね。
『ゼロからわかる量子コンピュータ (講談社現代新書)』
作者 | 小林雅一 |
---|---|
価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年06月15日 |
『量子コンピュータが本当にわかる! : 第一線開発者がやさしく明かすしくみと可能性』
作者 | 武田,俊太郎,1987- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2020年03月 |
『絵で見てわかる量子コンピュータの仕組み』
量子コンピュータの仕組みがイラストでわかる
量子コンピュータはこれまでのコンピュータでは解くことができなかった問題を解くことができる可能性を秘めており、実用化に向けて期待が高まっています。
一方で、量子コンピュータが計算する仕組みは、これまでのコンピュータとは大きく異なり、その理解には量子力学の基本的な考え方が不可欠なため一般の人には敷居が高いと考えられていました。
また、ニュースなどでは量子コンピュータの正しい姿が伝えられていない部分もあります。
本書では、量子コンピュータが注目された経緯から説明し、量子コンピュータを理解する基礎となる量子ビット、量子ゲート、量子回路、量子アルゴリズムなどを、イラストを使用しながらわかりやすく解説をしていきます。また、各方式の量子コンピュータの仕組みを解説し、情報に流されないしっかりとした知識が身に付く構成になっています。量子コンピュータの仕組みがわからず開発のイメージがわかない方や、最先端の技術を一早く追いかけていきたい方、これから量子コンピュータの勉強をはじめようとしている方にオススメの1冊です。
【本書のポイント】
・量子コンピュータによる計算の仕組み、利点、扱う方法などがわかる
・ニュースの情報に流されないための知識が身に付く
・図解を多数交えているため、初心者にもわかりやすい
「量子ビット」を使うと、なぜ「超並列計算」ができる? 莫大な計算結果の重ね合わせ状態から、答えを1つに確定できるのはなぜ? まったく新しいしくみによって、現在のスーパーコンピュータをはるかに凌ぐ力を発揮する量子コンピュータ。研究の最先端にいる著者が従来のコンピュータの仕組みと対比させながらその基礎と実現にむけた試みを平易に解説。
作者 | 宇津木 健/徳永 裕己 |
---|---|
価格 | 2838円 + 税 |
発売元 | 翔泳社 |
発売日 | 2019年07月10日 |
『量子コンピュータまるわかり』
ビジネス活用はここまで進んだ
経済価値180兆円も!
・巨大な経済価値を生むと期待され、世界中で投資額が急増している量子コンピュータ。 日本政府も科学技術政策の重点分野に量子技術を挙げ、強力に後押ししています。 さまざまな業界で、ビジネスでの活用が進んでいます。
・量子コンピュータで、今、どのようなことが、どこまでできるのか、国内外の注目企業を多数取り上げ、ビジネス現場での最新の取り組みを紹介します。各国の政策や研究開発状況、今後の課題も明らかにし、将来を見通します。
・量子コンピュータはあらゆる業界でイノベーションを起こすチャンスがあります。活用を検討する企業のビジネスパーソンが、丸ごと1冊で全体像を学べる入門書です。
・著者は(株)日本総合研究所の研究員で、先端技術に関するリサーチを行っています。難解な量子コンピュータの仕組みをわかりやすく伝えます。
■「はじめに」より
量子コンピュータと聞いて、「今のコンピュータよりも桁違いに高速なコンピュータ」「IBMやグーグルなど海外を中心に開発が進んでおり、日本でも競争が激化していると新聞記事で読んだ」「実際の業務で利用できるまで、まだ何十年もかかると聞いたことがある」などと漠然としたイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
また、実際のところ、「量子コンピュータの現在地はどこなのか」「どの企業がどのようなユースケースを検討しているのか」といった疑問を持つビジネスパーソンも多いと思います。量子コンピュータが広く社会で利用されるには、乗り越えるべき課題がたくさんありますが、今後、技術が指数関数的に進歩して、それらの課題が解消される可能性があります。
アマラの法則をご存じでしょうか。われわれは、技術が与える社会や経済への影響について、短期的には過大評価を行い、長期的には過小評価をする傾向にある、というものです。
指数関数的に成長を続ける技術に対して、リニア思考で未来を予測しては打つべき手を見誤ってしまいます。正しく技術を評価し、活用するためには、最新動向を追い続け、その仕組み・本質を学ぶことが重要です。
作者 | 間瀬英之/身野良寛 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 日経BP 日本経済新聞出版 |
発売日 | 2023年12月08日 |
『量子コンピュータの頭の中ーー計算しながら理解する量子アルゴリズムの世界』
「重ね合わせ」を数式で表すと?高校数学からコツコツと、量子コンピュータの世界をのぞいてみよう。
作者 | 束野 仁政 |
---|---|
価格 | 3520円 + 税 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2023年06月19日 |
『量子コンピュータの本』
本書は、量子コンピュータを学習するための入門書であり、初学者の方でも読みこめる1冊となっています。
量子コンピュータの仕組みはもちろん、長所、短所、実際の基礎的な演算方法を記載し、そして量子コンピュータの根幹となる量子ビットとは何か?から、作製方法、半導体とのつながりも平易に説明しています。
作者 | 森貴洋/著 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 電気書院 |
発売日 | 2023年12月13日 |
では、ここまで量子コンピュータに関する本を6冊、ご紹介させていただきました。一部は物理学の専門知識が必要なものもありましたが、それぞれの本が持つ視点や解説の仕方は大変興味深いものだったと思います。実際、量子コンピュータというのは、まだ全てが解明されたものではなく、未知の世界を探求する面白さも魅力です。
結果として、それぞれの本は一つの言葉で表すとすれば、'開拓者'と言えるのではないでしょうか。先人たちが築き上げた知識の上に、さらなる探求を重ね、新たな理論や仮説を発表し、その結果が次世代の学問を豊かにする。その一環として、我々読者はその知識を身につけ、理解を深めることができるのですから、感慨深いものがあります。
一方で、幅広い話題が網羅されていることから、初心者の人でも楽しめる一冊はもちろん、一歩踏み込んだ学習をしたいベテランの方にも満足できる一冊が見つかると思います。量子コンピュータへの理解を深めたくて、どの本から読み始めればいいか迷っている方は、是非一度手に取ってみてください。
進化し続ける科学技術の最前線で、今後どのように量子コンピュータが活用されていくのか、その未来を共有できることにワクワクしますよね。表面上の理解だけでなく、その背後にある複雑な作業を理解することで、より深く科学を楽しむことができます。
科学は決して遠い存在ではなく、日々の生活の中に溶け込んでいます。身の回りにある色々なものを見直すきっかけになるような、そんな一冊と出会えたら嬉しいですね。これらの本を通して、量子コンピュータへの興味を深めていただければ幸いです。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。