近代トルコの歴史学べる本3選

私が今回おすすめするのは、近代トルコの歴史が如実に描かれている3つの本です。まず一つめは、トルコの近代化を牽引したアタテュルクの人生と業績を描く伝記。次に、若き日のトルコを巡る情熱と闘争を描いた壮大な歴史小説。最後に、トルコ社会の深層を、女性視点で繊細に描いた現代小説です。これらを読むことで、近代トルコの歴史と社会、そして人々の心情まで幅広く学ぶことができます。始めてみてはいかがでしょうか?
『トルコ現代史 : オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで』
| 作者 | 今井,宏平,1981- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2017年01月 |
『トルコ : 建国一〇〇年の自画像』
| 作者 | 内藤,正典,1956- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2023年08月 |
『トルコ100年の歴史を歩く : 首都アンカラでたどる近代国家への道 1038;1038』
《目次》第1章 西洋化とイスラームのはざまで首都の構成と人口の変遷、圧倒的な人気を誇るムスタファ・ケマル、西洋化に基づく国家建設の理想と現実、クルド・ナショナリズムなど第2章 郊外都市への変貌都市化と住宅問題、トルコの中でも地震が少ない、都市化と飲食業、車の普及と充実したバス網など第3章 つわものどもが夢の跡政治家たちの足跡を追って、第二代大統領イスメト・イノニュと「ピンク邸宅」など第4章 デモ・クーデター・テロの記憶行政の中心地=政変の中心、アンカラの中心地、クズライでのデモなど第5章 外交と政策決定の中心地トルコの地政学的特徴、地政学的特徴に即した外交、外交機関としての外務省と移民局など《概要》2023年10月、トルコ共和国は建国100年を迎える。世界中の国々を見渡してみれば、まだ若い国ではある。しかし、その地理的な位置や宗教的立場から近年の国際政治・経済の場面でその存在感を高めつつある。そのトルコの首都は「アンカラ」だ。観光地と知られ、華やかなイスタンブールとは違い、アンカラにはトルコ大国民議会や大統領府や省庁などの政治関連の建物や難関大学などが建ち並び、どちらかといえば地味でお堅いイメージだ。しかし建国の父ケマル・アタトゥルクが眠る廟やケマルの銅像は、トルコの人々の精神的な拠りどころとして大切にされている。また近年、大型ショッピングモールや流行りのカフェやレストラン、欧米資本のホテルなどが数多く建てられ、トルコの経済発展を垣間見ることもできる。一方で、クーデターやデモ、テロが起きた公園や通り、標的となった大学があり、そこには犠牲者を悼む碑などを目にする。つまり、アンカラはトルコの首都であるとともに、トルコの100年の歩みそのものなのである。本書はアンカラ市内の政府関連施設や博物館、モスクや大学、そして主要交通機関を紹介しながらトルコ共和国100年の歴史を多数の写真とともに読み解くもの。現代のトルコ情勢を長きにわたり調査を行ってきた現地在住の気鋭の研究者ならではの視点満載の1冊。
| 作者 | 今井宏平/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 平凡社 |
| 発売日 | 2023年09月19日 |
さあ、これで近代トルコの歴史について学べる本を3つ紹介しましたが、どうでしょうか。興味を持たれた方は多いのではないでしょうか。私たちが暮らしている世界は独立国家の複合体で、その一つ一つが独自の歴史と文化を持っています。トルコもそのひとつですから、その歴史や文化を深く理解することは、私たちが世界と向き合うための重要なステップだと言えるでしょう。
さて、今回ご紹介した本たちは、すべてトルコの歴史に焦点を当てていますが、それぞれの視点や語り口は異なっています。また、各本が描く時代背景や登場する人々もまた様々。だからこそ、複数の本を読むことで、多角的に知識を深められるのです。そして、きっとその過程でトルコに対する理解が深まり、また新たな疑問が生まれ、さらに探求する楽しみが広がることと思います。
さあ、皆さんも固定観念に捉われず、この機会にトルコの歴史に触れてみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見があるはずですよ。一冊の本が、何気ない日々の中で新たな価値観や視野を広げてくれる、そんな存在になるのが一冊の良書です。今回紹介した3冊も、それぞれがそのような良書であると自信を持っておすすめできます。各作品から、トルコの新たな一面を発見し、世界の多様性と深さを感じてみてくださいね。自身の世界が、ほんの少しだけ広がる、そんな素晴らしい体験を、ぜひ皆さんに味わって頂きたいと思います。
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