尾形光琳に関する本 おすすめ5選 生涯・作品など

尾形光琳、江戸時代の名だたる画家の一人ですよね。その生涯や作品に迫った本を厳選して5冊ピックアップしました。ひとつは、画家としてだけでなく時代背景を詳細に描いた一冊。また、彼の芸術観や色彩感覚に焦点を絞った一冊も含まれます。さらに、個性的な画風がどのように形成されたのか探求する一冊もありますよ。全5冊ともに、光琳の人物像や美意識に深く迫るものばかり。美術に興味のある方はもちろん、日本史が好きな方にもおすすめですよ。どれもページをめくるたびに、光琳の世界に没頭できること間違いなしです。
『伝統の美がひかる!江戸時代の天才絵師. [4]』
![伝統の美がひかる!江戸時代の天才絵師. [4]の表紙](https://m.media-amazon.com/images/I/51qZKeTemwL._SL500_.jpg)
作者 | 山下,裕二,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ほるぷ出版 |
発売日 | 2022年02月 |
『もっと知りたい尾形光琳 : 生涯と作品』

作者 | 仲町,啓子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2021年08月 |
『尾形光琳 「琳派」の立役者』

作者 | 河野元昭 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2015年09月24日 |
『尾形光琳 江戸の天才絵師』

元禄の世を駆け抜けた天才絵師・尾形光琳ー。類稀な画才を発揮して人々を魅了した京の呉服商・雁金屋の“ぼん”の華麗奔放な生涯を、点描の手法で描ききった物語「尾形光琳伝」。『紅白梅図屏風』など代表作をカラーで多数収載。
作者 | 飛鳥井頼道 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2004年10月 |
『光琳、富士を描く! 幻の名作『富士三壺図屏風』のすべて』

尾形光琳、新発見作品の謎を解き明かす!
2020年秋、それまで一部の研究者の間でしかその存在を知られていなかった尾形光琳の幻の名作が、日本で初公開された。そこに描かれていたのは、堂々たる富士山! 日本美術史上でも極めて人気の高い絵師=光琳が、日本の象徴=富士を描いていたなんて!
はたしてこれは本当に尾形光琳の真筆なのか? 今、なぜこんな大作が世に出てきたのか? そもそも尾形光琳はなぜ、ここまで大きな富士山の絵を描いたのか?
さまざまな話題や議論を巻き起こした『富士三壺図屏風』を、江戸絵画研究の第一人者で、日本美術史研究の権威、小林忠氏がさまざまな琳派作品との比較、新たな文献を用いての検証のもと、見事な論理展開で真贋鑑定。
さらに、尾形光琳が、富士を主題にした大作を制作するにいたる、その背景と、尾形光琳の中に秘められていた思想性にまで、大胆に切り込む!
次々に謎を解き明かしていくスリリングな論証の連続! そして最終的に到達する驚くべき結論!
日本美術史を塗り替えかねない“世紀の新発見”と、そこにまつわる謎解きを、最新の撮影技術で独占撮影した、美しい図版をふんだんに掲載した紙面とともにお届けいたします!
【編集担当からのおすすめ情報】
1,2020年に日本で初公開された、尾形光琳の新発見作品『富士三壺図屏風』を、日本の美術書籍で初めて掲載しました。
2,紙面を構成する作品画像は、最新の撮影技術で高解像撮影したものです。原寸掲載など大胆な紙面デザインで、尾形光琳の超絶な筆さばき、その息づかいまでもが、手に取るようにわかります。
3,新発見作品『富士三壺図屏風』の右隻と左隻を、それぞれ贅沢な両観音ページで掲載しています。琳派の新名作となる本作品の全容をご堪能ください。
4,次々に解き明かされていく真贋鑑定、尾形光琳の制作意図・・・まるで、日本美術のミステリー書でもあるかのような、謎解き構成をお楽しみください。
はじめに 光琳が描いた「富士」との衝撃的出会い
序章 俵屋宗達から尾形光琳へ『富士三壺図屏風』を生み出した琳派の系譜
一章 『富士三壺図屏風』の魅力を読み解く!
column そもそも、日本美術は「富士」をどう描いてきたのか
二章 『富士三壺図屏風』の真贋を徹底検証する
三章 光琳はなぜ、富士を描いたのか
あとがき 新たな作品との出会い “蛮勇”と「読画」
作者 | 小林 忠 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年07月16日 |
さあ、これらの本によって、江戸時代の画家、尾形光琳の魅力が少しは伝わったでしょうか?彼が生涯をかけて描き続けた美しい花鳥風月や唐子図など、あまりにも多くの優れた作品が残されています。そして、それらの作品を通して、彼自身の人生や考え方、そして江戸時代の文化や価値観を感じ取ることもできるのです。
有名な画家というと、なんだか遠い存在のように思えがちですが、これらの本達を読むことで、尾形光琳が一人の人間として息づいていた時代背景や人間関係、そして私たちと同じように様々な葛藤を抱えながら生きていたことに気づくことでしょう。それは、光琳の作品ひとつひとつに込められた思いやメッセージをより深く理解するための一助となるでしょう。
また、彼の作品は、ただ美しいだけでなく、色彩や構図、そして描き方など、絵画の技術的な面でも非常に優れていることが分かります。それは、画家としての彼の才能だけでなく、彼が多くの時間をかけて研鑽し、絵画の技術を磨き上げた結果なのです。
江戸時代の画家、尾形光琳という人物を深く知りたいと思われた方、また彼の作品に惹かれてもっと知りたいと感じた方にとって、これらの本達はきっと大いに活躍するはずです。一冊でも手に取っていただければ、新たな発見や感動があることでしょう。それでは、あなたの光琳探求の旅が、楽しく充実したものとなりますように。
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