小泉八雲に関する本 おすすめ6選 生涯・人物像は?

あの伝説的な文豪、小泉八雲。彼が残した業績や人物像を詳しく知れる本、それがこの6作品です。生涯や作風、そして日本への深い愛情がどのように形成されたのか、紹介する本たちから見えてきますよ。日本の伝統を海外に伝えた功績は、国内外から高い評価を得ています。彼の描く神秘的な世界観や緻密な人間観察は、こうした本からでも感じ取ることができます。未読の方も既読の方も、彼の深遠な世界を再発見するのに最適な一冊を見つけてみてくださいね。
『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』

25年度秋NHK朝の連続ドラマ「ばけばけ」で話題の作家、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。ジャーナリスト、旅行作家として各地を放浪した作家が終のすみかとして日本にたどり付くまで。
作者 | 工藤美代子 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 毎日新聞出版 |
発売日 | 2025年07月29日 |
『面白すぎて誰かに話したくなる 小泉八雲とセツ』

作者 | 伊藤 賀一 |
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価格 | 970円 + 税 |
発売元 | リベラル社 |
発売日 | 2025年07月30日 |
『小泉八雲 日本美と霊性の発見者(1)』

教師として日本各地を訪れた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、庶民生活の中にある「単純、善良、素朴さ」を愛す一方、西洋化を推し進める「新日本」に幻滅する。彼が見つめ、追い求めたものとは何か。横浜上陸から松江・熊本・神戸そして東京で亡くなるまでーー八雲文学研究と邦訳の第一人者が、作品・書簡・講義録等から、十四年間の足跡と心の軌跡を辿る。いま、私たちが見直すべき日本文化を再発見するための八雲案内。
はじめにーー失われゆく日本の心を見つめて
第一章 小泉八雲はなぜ日本にやって来たのかーー漂泊・幽霊・ユートピア
1 激情家・小泉八雲の生涯をたどる
2 日本という永遠のヴィジョン
3 八雲の松江 松江の八雲
4 二つの日本ござ松江から熊本へ
5 なぜ熊本を去ったのか
第二章 教育者としての小泉八雲ーー想像力・共感・非個性
1 教育への情熱
2 教育における想像力とは何か
3 語り部のかたりなす文学講義
4 〈ゴーストリィー〉なものの響き合いーー『怪談』と『講義録』の関連性
第三章 小泉八雲が私たちに語りかけてくるものーー死者と生者の共同体
1 原風景をたどるござ自伝的断篇が伝える霊的世界
2 夢の小宇宙としての再話文学
3 〈永遠に女性的なるもの〉をめぐって
4 妖精たちの棲むところ
小泉八雲略年譜
参考文献(参照した八雲関係の著作)
あとがきーー真・善・美へと向かう歩み
作者 | 池田 雅之 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年09月18日 |
『小泉セツとハーンの物語 ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー』

NHKの次期朝ドラ、『ばけばけ』の主人公のモデル・小泉セツと、ラフカディオ・ハーンが、日本の「怪談」を文学作品にして世界に伝える物語です。国際結婚がまだ珍しかった明治時代に、維新で没落した武士の娘セツと、両親に見放され欧米をさまよい日本にたどり着いたハーンが出会い、言葉が通じなかったふたりが、日本の古い物語を英語の作品に仕上げ、怪談文学として世界に伝えていくまでを物語にしています。それぞれl苦しい生活を送ったふたりが、どのように心を通わせて、現代に残る名作を誕生させたのか、そのひみつを探ります。
小泉凡(民俗学者・小泉八雲記念館館長・小泉八雲ひ孫)推薦!
「『怪談』で知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻セツに光を当てたユニークな伝記。外国人に日本語を教えてきた著者が、セツとハーンのコミュニケーションと怪談文学誕生の秘話を、 手に取るように説いてくれる。著者のハーン夫妻への愛情があふれる文章にきっと読者は幸福感を覚え、ふたりの生き方にはげまされるだろう。」
作者 | 三成 清香/長田 結花 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 少年写真新聞社 |
発売日 | 2025年08月05日 |
『妖怪に焦がれた男 小泉八雲全解剖』

2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の背景を知るのに最適な一冊。幽霊や妖怪は近代科学では説明しがたい、日本人の心の深層に根付いた存在でした。明治に来日し『怪談』などで知られるラフカディオ・ハーンは、いかにして妻となるセツと出会い小泉八雲となったのか。八雲とかつての武士の家に育ったセツの関係を通して、近代日本が何を得、失ったかをビジュアル資料とともにわかりやすく解説します。
作者 | 小泉 凡 |
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価格 | 1699円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2025年07月15日 |
『小泉八雲 : 日本の霊性を求めて』

作者 | 池田,雅之 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2022年06月 |
それぞれが異なる視点から小泉八雲の生涯を描いているこれらの本たちは、非常に興味深い自伝や評伝、小説、漫画となっています。文化交流のパイオニアとも呼べる彼の人生は、彼の作品から滲み出る独特な視点や感性を形成する重要な要素となっており、それがこれらの本によってさまざまな形で表現されています。
また、これらの本は新たな視点を提供してくれるだけでなく、小泉八雲の文学に対する深い敬意と愛情が感じられる作品でもあります。それぞれの筆者が彼に対する尊敬の念を込めて、様々な角度から八雲の生涯や人物像を描き出すことで、私たちは一層彼の業績を理解することができます。
それぞれが異なるスタイルで描かれていても、共通して伝わってくるのは小泉八雲の意志と情熱、そして彼が日本文化を深く理解しようとした姿勢です。彼の豊かな人生経験と独自の視点は多くの読者に影響を与え、また新たな解釈や視点を提供し続けています。
いずれの作品も、八雲の魅力を十分に伝えてくれています。ある作品が他の作品よりも優れているというわけではなく、それぞれが異なる視点を提供してくれます。どの本も読む価値がありますし、一冊だけを選ぶのは難しいです。
一冊ずつ手にとって、小泉八雲の世界を深く堪能してみてください。彼の視点から見る世界は、きっと新鮮で、そして何よりも魅力的なはずです。これらの本の一つ一つが、八雲自身が愛した日本文化への敬意と愛情を再確認させてくれることでしょう。
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