インダス文明を学べる本4選
あの神秘的なインダス文明を学べる本をご紹介します。まず1冊目は、インダス文明が舞台の小説です。物語を進める中で、当時の人々の生活や考え方が巧みに織り込まれているので、貴重な教育材料にもなりますよ。次に2冊目、こちらは一般的な歴史書。詳細な解説とともに、考古学的な発見も紹介されており、知識をちゃんと学べます。3冊目は漫画。キャラクター達の活躍を通じて、インダス文明の面白さが伝わる一冊です。最後に4冊目、専門書で少し難易度は高いですが、専門家の視点から見たインダス文明の分析が面白いです。どの本も、インダス文明についての理解を深めること間違いなしです!
『インダス文明ガイドブック』
モヘンジョダロ遺跡に代表されるインダス文明は、紀元前2600〜前1900年頃、インダス川流域の平野を中心に、周辺の平原部・高原地帯を含む広大なエリアで栄えた。印章、インダス文字、土偶、石製ビーズの装身具などに着目し、狭域・広域・超広域という三つの空間スケールでインダス文明を読み解く。
1 インダス文明が栄えた地域
2 インダス文明の範囲
3 インダス文明の編年
4 インダス文明研究の歴史
5 インダス文明の成り立ち
6 インダス文明の都市
7 都市の生活空間
8 インダス文明の食料生産
9 インダス文明の食文化
10 インダス文明のアイデンティティ(1)--印章
11 インダス文明のアイデンティティ(2)--文字
12 インダス文明のアイデンティティ(3)--土偶
13 インダス文明の工芸品
14 社会を支えたもの(1)--墓と工芸品生産
15 社会を支えたもの(2)--物流と権力組織
16 インダス文明社会の宗教
17 インダス文明と周辺地域の交流(1)
18 インダス文明と周辺地域の交流(2)
19 インダス文明社会の衰退
20 インダス文明社会の変遷
21 インダス文明のその後
あとがき
インダス文明について学べる本
作者 | 上杉 彰紀 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 新泉社 |
発売日 | 2023年11月10日 |
『インダス文明 = INDUS CIVILIZATION : 文明社会のダイナミズムを探る』
作者 | 上杉,彰紀,1971- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 雄山閣 |
発売日 | 2022年02月 |
『インダス文明の謎 古代文明神話を見直す』
アーリヤ人侵入説、大河文明説、二大首都説…インダス文明はこれまで誤った「神話」に彩られてきた。最大の理由は、遺跡の発掘が難しく、モヘンジョダロとハラッパーの二つに依拠した解釈が横行してきたからだ。近年、新たな遺跡の発掘により従来の知見が続々と覆されている。多様な遺跡の実態を紹介しながら、最新のインダス文明像を描き出す。
作者 | 長田俊樹 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 京都大学学術出版会 |
発売日 | 2013年10月10日 |
『四大文明インダス NHKスペシャル』
インダス川流域に発達したインダス文明は、文字もまだ解読されておらず、謎に包まれている。モヘンジョ・ダロやハラッパーに代表される遺跡のほかに、近年新たに脚光を浴びてきたドーラビーラー遺跡の発掘に関する世界初の本格的取材の内容が明らかにされる。
作者 | 近藤英夫/日本放送協会 |
---|---|
価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 日本放送出版協会 |
発売日 | 2000年08月 |
それではここまで、インダス文明を学べる本を4つご紹介してきました。高度な都市計画や未解読の文字など、数多くの謎が依然として残っているインダス文明。しかし、それこそが幻想を掻き立て、私たちを魅了してやまないのかもしれませんね。異彩を放つ美術品、考えられるバリエーションの多さに驚かされるインダスの玩具、神秘的な印章など、インダス文明の魅力は幅広く存在します。
本の中に描かれているであろう、彼らの生活や思考の跡を辿ることは、一種の時間旅行だと言えるでしょう。それはまるで、謎多きインダス文明を体験するかのような、そんな刺激的な旅です。このような旅を通して、歴史や文化に対する理解を深めることができると思います。そして、あるいはこれまで一度も触れたことのない領域との幅広い出会いを経験することができるでしょう。
私たちが忘れてしまいがちな、人類の同じルーツを持つという共有の認識や、異なる文化を尊重し理解しあうというスタンスは、今の時代にこそ必要とされているのではないでしょうか。インダス文明に興味を持ったあなたは、既にその一歩を踏み出しています。それぞれの本から、あなたなりの新たな発見や感動を得られることを心から願っています。
ただ歴史を学ぶのではなく、そこに息づく人々の思想や普遍的な人間性に触れることで、自分自身も成長できる機会にしてほしい。それが、私がこの4冊をあなたにおすすめする理由でもあります。最後になりましたが、あなたの読書が、知識を深め、視野を広げ、そして何より豊かな時間となることを、心から願っています。これからも、あなたと共に新たな世界を探究していきたいと思います。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。