書店が舞台の小説5選
本当にあなたが本好きなら、書店を舞台に据えた小説は一度は読んで見てほしい。不思議に包まれた古書店での出来事、驚きの展開を迎える新刊書店、溜まり場の古本屋、書店員の日常など、個性豊かな店舗と登場人物が織りなす物語は心地よい読書時間を約束します。時にミステリアスで、時にハートウォーミング。だってそれは、ページをめくる度に新たな世界が広がる、まるで本を読む喜びそのもの。あなたの読書ライフに、新たな一冊を加えるきっかけになれば嬉しいです。
『店長がバカすぎて』
谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。
店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。ああ、店長がバカすぎる!
毎日「マジで辞めてやる!」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子は──。
全国の読者、書店員から、感動、共感、応援を沢山いただいた、二〇二〇年本屋大賞ノミネート作にして大ヒット作。
巻末にボーナストラック&早見和真×角川春樹のオリジナル対談を収録!
作者 | 早見 和真 |
---|---|
価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2021年08月10日 |
『書店主フィクリーのものがたり』
作者 | Zevin,Gabrielle 小尾,芙佐,1932- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2017年12月 |
『ミュゲ書房』
小説編集の仕事をビジネスと割り切れない、若手編集者の宮本章は、新人作家・広川蒼汰の作品を書籍化できず、責任を感じ退職する。ちょうどその頃、北海道で書店を経営していた祖父が亡くなり、章はその大正時代の洋館を改装した書店・ミュゲ書房をなりゆきで継ぐことに……。
失意の章は、本に関する膨大な知識を持つ高校生・永瀬桃ら、ミュゲ書房に集まる人々との出会いの中で、さらに彼のもとに持ち込まれた二つの書籍編集の仕事の中で、次第に本づくりの情熱を取り戻していく。そして彼が潰してしまった作家・広川蒼汰はーー。
挫折を味わった編集者は書店主となり、そしてまた編集者として再起する。本に携わる人々と、彼らの想いを描いたお仕事エンターテインメント。
作者 | 伊藤 調/くじょう |
---|---|
価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年03月17日 |
『金曜日の本屋さん』
作者 | 名取佐和子 |
---|---|
価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2016年08月 |
『遅番にやらせとけ 書店員の逆襲』
作者 | キタハラ/山本さほ |
---|---|
価格 | 1188円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月15日 |
それでは「書店が舞台の小説5選」、いかがでしたでしょうか?今回紹介した作品たちは、それぞれ異なる魅力が詰まっており、各作品から漂う書店の雰囲気もそれぞれ異なります。物語の背景にある書店は、ただの建物や場所ではなく、そこに集まる人々の交流の場、知識や情報を求める場所、または新たな世界に旅立つ一歩踏み出すきっかけとなる場所として描かれています。本棚に並ぶ一冊一冊が、その世界を表現するための道具たり、そこから登場人物の人生が動き出すきっかけになるなど、書店が与える影響力や可能性を改めて感じることができるでしょう。
私たちが普段何気なく立ち寄る書店が、どんな物語の舞台になりうるか、またそこで過ごす時間がどれほど価値のあるものであるかを改めて考えさせられます。読み手自身が、書店で本を探す際のワクワク感や、探し求めていた一冊に出会った時の喜びを思い出しながら読むことで、物語がさらに深く感じられることでしょう。
それぞれの作品が持つ個性と、登場人物たちの魅力に触れながら、既にご覧になった方もまだの方も、今後改めて読む際には、書店が持っている魅力を再発見していただきたいと思います。そして、実際の書店に行った時も、物語の世界が広がっているような感覚を持って、新たな書物探しの旅を楽しんでいただければ幸いです。これらの小説を通じて、日常が少し特別なものに変わる瞬間を体験してみてください。どの作品も、読む人の心にきっと何かを残してくれるはずです。新たな書店ラブを育む小説、楽しみにしていてくださいね。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。