室町時代がわかる本 おすすめ8選

室町時代といえば、戦国時代の足音が近づく暗雲の時代。それでも、その中には光もあなたが感じられる作品が選びました。一部はまさにその時代を描いた小説や漫画、それぞれの主人公たちが時代の波乱をどう生き抜いていくか。また一部は現代の視点から室町時代がどう描かれているかを垣間見せてくれます。形式やテーマはバラバラでも一貫しているのは、「室町時代」の魅力を堪能させてくれるということ。かつての生活や文化、思想の断片を追い求めて、あなたなりの室町時代を想像してみてください。
『一冊でわかる室町時代』
| 作者 | 大石,学,1953- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2022年04月 |
『諍いだらけの室町時代 : 戦国へ至る権力者たちの興亡』
| 作者 | 渡邊,大門 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 柏書房 |
| 発売日 | 2022年07月 |
『戦乱と政変の室町時代』
| 作者 | 渡邊,大門 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 柏書房 |
| 発売日 | 2021年04月 |
『室町人の精神 日本の歴史12』
“混沌と酔狂の時代に、中世的秩序は崩れゆく” 三代将軍義満の治世から応仁・文明の乱まで、財政・相続・贈与・儀礼のしくみを精緻に解明し幕府の権力構造に迫る。中世から近世への転換点を生きる人々の姿とは
| 作者 | 桜井 英治 |
|---|---|
| 価格 | 1496円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2009年07月13日 |
『室町幕府と地方の社会 シリーズ 日本中世史 3』
足利尊氏はなぜ鎌倉幕府打倒に動いたのか。南北朝動乱が半世紀も続いた理由とは。その後、展開する公武一体の政治の流れをおさえつつ、戦に赴く在地の武士の行動様式、連歌・茶会などの「伝統」文化、現状につながる村々の形成などを見ていく。応仁の乱で再び京が灰燼に帰し戦国前夜へと至る、室町時代の全体像を描く。
| 作者 | 榎原 雅治 |
|---|---|
| 価格 | 1056円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2016年05月23日 |
『図説地図とあらすじでスッキリわかる!動乱の室町時代と15人の足利将軍』
| 作者 | 山田,邦明,1957- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 青春出版社 |
| 発売日 | 2019年05月 |
『イラストで丸わかり! 室町時代 (洋泉社MOOK)』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 239円 + 税 |
| 発売元 | 洋泉社 |
| 発売日 | 2017年07月20日 |
『「室町殿」の時代 安定期室町幕府研究の最前線』
日本史上、地味な時代の代名詞だった室町時代がいま関心を呼んでいます。
ただ、その室町時代のなかでも、一般的に室町幕府は義満期までの南北朝の争乱、応仁の乱以降の戦国時代の印象が強く、
その間の室町時代中期について印象が弱いといえます。
しかし室町幕府は、その時代こそが安定期(最盛期)というべき時期であり、
当該期を理解することが、室町時代を理解するために必須だといえます。
本書では、その安定期に君臨した4人の将軍(3代義満・4代義持・6代義教・8代義政)の時代に注目します。
彼らは現在の歴史学界で、「摂政以上院未満」という、武家だけでなく天皇の擁護者として公家も統べる、
将軍を超越した時代の指導者「室町殿」と位置付けられています。
室町殿という存在から、室町幕府の性格や諸機関との関係を検討し、
鎌倉幕府とも江戸幕府とも異なる点を含めた「室町幕府とは何か」について、
新進気鋭の研究者による15本の論考によって、最新研究を紹介しながら明らかにしていきます。
| 作者 | 久水 俊和/日本史史料研究会 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 山川出版社 |
| 発売日 | 2021年12月25日 |
以上、室町時代の世界を描いた作品8選を紹介させていただきました。どの作品も、室町時代の歴史を深く知るうえで豊富な情報や視点を提供してくれます。主人公たちの生き様を通じて、彼らが歩んでいた時代背景が浮かび上がり、我々はその複雑さや魅力、そしてその時代ならではの生活や文化を垣間見ることができます。
現代から遠く離れた時代を描くことは、作者の想像力と知識が試されると言えますが、それらをふんだんに使いこなして室町時代を再現することに成功した作品たちです。時代背景が違うだけでなく、異なる視点や異なるフィルターを通してみることで、新たな気づきや発見もあるでしょう。
特に、激動の時代を生き抜く人々の心情や葛藤、志向や夢、時には恐怖や悲しみまでもが描かれているため、読者自身もその一部を自分のものとして感じ取ることができるでしょう。また、物語の舞台となる風景や建物、食文化などの生活情報も室町時代の生活を理解するヒントとなります。
これらの本を読むことで、特に歴史を学ぶ上で大切なのは、「事実」だけでなく、「人」の存在であるということを感じていただければと思います。必ずしも歴史の教科書に書かれていることだけが全てではない、生き生きとした人々の営みがあるからこそ歴史が動いていくのですから。
そして、室町時代という舞台を経て、自分たちの生きている現代を見つめ直すきっかけになりましたら幸いです。
これらの作品を通じて、ぜひ歴史の奥深さや面白さを感じ、さらに深く知る機会にしていただけたらと思います。読書を通して新たな視点を得たり、知識を深めるのはとても楽しいことですよね。
これからもご自身の興味やテーマに応じて様々な本を手に取って、読書の楽しみを満喫してくださいね。
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