素数の本 おすすめ6選 謎や魅力など

素数の世界を描いた小説や漫画は、数学の知識がなくても楽しめます。その中から厳選した6作品を紹介します。一冊目は、孤独な天才少年が謎の数式を解き明かす青春ストーリー。二冊目は、素数を捻じ曲げて異世界を描くファンタジー。三冊目は、恋愛と素数が紡ぐ切ない恋物語。四冊目は、素数にまつわる事実とフィクションが錯綜する推理小説。五冊目は、素数と対話しながら成長する少女の物語。最後におすすめするのは、巻末に素数の意外な事宝と解説付きの作品です。それぞれ違った魅力的な世界が広がっていますよ。
『素数ほどステキな数はない : 素数定理のからくりからゼータ関数まで』

作者 | 小島,寛之,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2021年09月 |
『世界は素数でできている』

本書では、素数についての話を繰り広げる。素数とは、1と自分自身以外では割り切れない2以上の整数のこと。こんなに簡単な素数が、古代から人々を魅惑しているのだ。
2、3、5、7、11……と神出鬼没に表れる素数。不規則に表れるように見えて、妙な規則性があったりする。素数を表す数式はいまだ見つかっていない。バラバラに見える素数だが、実は秘めた威力を持ち、私たちの身近にもあったりする。たとえば、パスワードを安全にするRSA暗号は素数を用いている。
第1部は、「素数入門編」。素数とは何か、どうして注目されるのか、数学者たちは何を見つけてきたのか、そんなことを解説していく。
第2部では、より深い素数の森を散策する。理系の読者には、「なるほど、そういうわけなのか!」とうなってもらえるはずだ。そして、文系の読者には、「へえ! 素数ってそんなに芳醇な世界観を持っているのか」と驚いてもらえるだろう。
本書は、素数のすべてを総合的に解説し、めくるめく素数の世界を探索できる一冊といえるのだ。
「ままならない」だから「わくわくする」数
●第1部 素数のふしぎ
第1章 世の中は素数でいっぱい
第2章 素数にハマった数学者たち
第3章 素数についてわかったこと・未解決なこと
第4章 素数の確率と自然対数
●第2部 素数が作る世界
第5章 RSA暗号はなぜ破られないのか
第6章 虚数と素数
第7章 難攻不落! リーマン予想
第8章 素数の未来
作者 | 小島 寛之 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年08月10日 |
『素数入門 : 計算しながら理解できる』

作者 | 芹沢,正三,1920-2017 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2002年10月 |
『誰も知らない素数のふしぎ オイラーからたどる未解決問題への挑戦 (ブルーバックス)』

作者 | 小山信也 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年08月22日 |
『素数 : 謎だらけで奥が深い神秘の数』

作者 | ニュートンプレス |
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価格 | 不明 |
発売元 | ニュートンプレス |
発売日 | 2022年04月 |
『新しい素数入門読本 不思議な素数世界へ案内します』

古代ギリシャ時代から現在に至るまで
天才数学者たちを虜にしてきた素数。
その美しくも不思議な世界へようこそ 。
ひとくちに素数と言っても、そこには多くの秘密が隠されているようであり、いろいろと調べて探っていくと、目の前には魅力あふれる不思議な世界が現れてくるのです。(中略)この本では、素数に関する基本的なことについて説明をしながら、さまざまな面から考察をし、それらの魅力について探り、訪ねてみたいと思います。(「はじめに」より)
はじめに
第1章 素数をめぐって
第2章 数論へのご招待
第3章 基本となる定理
第4章 素数の分解とは?
第5章 素数定理へのご案内
第6章 素数の分布と配列の様子
第7章 等差数列に含まれる素数
第8章 ゼータ関数入門
第9章 ゼータ関数と素数
第10章 L 関数と素数についての話題
資料
参考文献/人名年表/索引
作者 | 若原 龍彦 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 講談社エディトリアル |
発売日 | 2023年10月31日 |
それぞれ異なる視点から、素数の面白さを引き立てている6作品。どれも素数だけでなく、数学全般の魅力に触れることができます。これまで素数についてほとんど知識がなかったあなたでも、これらの作品を通して「素数って興味深いんだ」と思うかもしれませんよ。
もしかしたら、「素数って、ただの数の一種だろ?」と思っていたあなたも、この記事を読んで気持ちが変わったかもしれませんね。素数の持つ素朴な美しさや、その背後に隠された謎や歴史について学ぶことで、日常生活の中でも新しい発見があるかもしれません。
それぞれの作品には、数学への深い愛情と尊敬が感じられます。それが、読者に対する素晴らしい教育効果を生み出し、あなた自身が数学の世界に一歩踏み出すきっかけになるかもしれません。
そして、この6作品を読んで、あなたが少しでも素数の世界に魅了されたなら、これ以上の喜びはありません。数学を学ぶ楽しさ、考える喜びを味わっていただけたのなら、私としては何よりです。
こうした作品の力を借りて、素数の魅力を少しでも多くの人に伝えられたらと思います。一見地味な素数が、予想だにしないドラマチックな物語を紡ぎだすことを、あなたもきっと実感できるでしょう。
最後に、素数が好きになったら、それはそれで素敵なことです。しかし、これらの作品を通じて数学全般に興味を持つようになったら、それはそれで更に素晴らしいことです。どちらにせよ、この記事があなたの数学への道しるべとなったら幸いです。
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