タイトルにブルーが含まれた小説8選

ああ、ブルーはなんとも言えない魅力がありますよね。深海のような神秘、空のような開放感、冷静さを象徴する色です。今回はそんなブルーがタイトルに含まれる8つの小説をご紹介します。感動的なロマンスからアクションまで幅広いジャンルをカバーしています。ミステリアスな犯罪物語、青春群像劇、一抹の悲しみを含んだ物語など多彩な作品が揃っています。それぞれがブルーの世界を独自の視点で描いており、深く引き込まれること間違いなしです。ブルー好きにはたまらない一冊がきっと見つかるはず。新たな書物との出会いをお楽しみください。
『ブルーもしくはブルー』

作者 | 山本,文緒,1962-2021 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年05月 |
『Blue (集英社文芸単行本)』

作者 | 川野芽生 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2024年01月17日 |
『ブルーローズは眠らない』

両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。一方、〈ジェリーフィッシュ〉事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を捜査することになる。ところが両者への面談後、バラの蔓が壁と窓を覆い、施錠された密室状態の温室から、切断された首が見つかり……。『ジェリーフィッシュは凍らない』に続くシリーズ第二弾!
作者 | 市川 憂人 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2020年03月12日 |
『ライオン・ブルー』

関西某県の田舎町、獅子追町の交番に勤務する制服警官・長原が拳銃を持ったまま姿を消した。県警本部が捜査に乗り出すも、長原の行方は見つからない。同期の耀司は獅子追への異動を志願、真相を探ろうとする。やがて町のゴミ屋敷から出火し、家主の毛利が遺体で見つかった。事件性なしとされるが、数週間後、警ら中に発砲音を耳にした耀司はヤクザの金居の銃殺死体を目にする。さらに現場に落ちていた凶器が、長原の持ち去った拳銃だと判明しーー。
怒濤の展開が待ち受ける、乱歩賞作家渾身の警察ミステリ。スピンオフ短編「蛇の作法」を特別収録。
ーー第31回山本周五郎賞最終候補作
作者 | 呉 勝浩 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年12月24日 |
『Blue(ブルー) (光文社文庫)』

作者 | 葉真中 顕 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2022年02月15日 |
『世界一ブルーなグッドエンドを君に』

作者 | 喜友名,トト |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年01月 |
『恋に焦がれたブルー』

あなたといると身体が焦がれて痛くなる。
あなたがいないと心が涙で痛くなる。
切なく胸を焦がす、かけがえのない恋の物語。
靴職人を目指す高校生の歩橙(あゆと)は、同じ学年の青緒(あお)に恋心を寄せている。彼女はいつもボロボロのローファーを履き、友達も作らず、ひとりぼっちで笑顔を見せたことすらない。
歩橙はそんな青緒に手作りの靴をプレゼントしようと思い立つ。
「僕が作ります。あなたが胸を張って笑顔で歩きたくなる靴を」
不器用に、真っ直ぐに、恋する気持ちを靴に込めようとする歩橙。そのひたむきな想いに触れて、青緒も次第に彼に惹かれてゆく。
しかし二人を試練が襲う。彼を愛おしいと思う気持ちが、青緒の身体に耐えがたい痛みを与える不思議な病を発症してしまったのだ。歩橙の言葉が、愛情が、してあげることのすべてが、青緒の身体を焦がすように傷つけてゆく……。
「わたしはただ、好きな人を素直に好きって思いたいだけなのに。
ただありふれた普通の恋がしたいだけなのに……」
【著者プロフィール】
宇山佳佑(うやま・けいすけ)
神奈川県出身。脚本家、作家。
ドラマ『スイッチガール!!』『主に泣いてます』、ドラマ・映画『信長協奏曲』などの脚本を執筆。
著書に『桜のような僕の恋人』『今夜、ロマンス劇場で』『この恋は世界でいちばん美しい雨』『いつか君が運命の人』などがある。
作者 | 宇山 佳佑 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年05月19日 |
『パーマネント・ブルー = Permanent Blue』

作者 | 橘,ケンチ,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2023年02月 |
読書や漫画を楽しむのは、それぞれの作品が持つ世界観にしっかりと引き込まれ、キャラクターやストーリーに深く感情移入するからだと言えます。今回紹介した8作品は、それぞれがブルーという色彩をキーワードにしていますが、そのブルーが意味するものは一つ一つが違い、たくさんの表情を見せてくれます。悲しみや寂しさ、静謐な時間、広大な海や空を思わせる自由や可能性。そして時には、深く沈むような青さや冷たさを連想させる場面も。
それらの色が、ストーリーや登場人物たちの心情を彩り、読者自身の心にも深く響いてくるのではないでしょうか。一つ一つの作品を追いかけていく中で、ブルーという色がどう描かれ、どう物語られるのかにも注目してみてください。それぞれの作品と、その色彩が詩的に織り成す世界の厚みや深みに、きっとあなた自身の新たな可能性や視野の広がりを感じ取ることが出来るでしょう。
最後に、あなた自身がどの作品に最も共感し、感動したかは、あなた自身だけの価値観やライフステージ、そしてその瞬間の心情や状況によるものだと思います。それは、一冊の本や一つの作品が描く世界が、それぞれの読者に対し、多面的で、しかも自由に形状を変え得るからこそ。そんな深遠な表現力こそが、文学と漫画の魅力ではないでしょうか。それぞれの作品を通じて、ブルーという色彩があなたの心にどのような影響を及ぼすか、そしてその色彩が描き出す世界にどう触れるかを楽しみながら、あなた自身のブルーを見つけてみてください。
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