富士山の歴史を知る本 おすすめ5選
あの壮大な富士山の歴史を一冊の本で楽しんでみませんか?ここでは、古代から現代までの富士山の姿を描き出した資料集、神々しさと信仰心を伝える神話集、また芸術作品に見る富士山の変遷など、多角的にその魅力を知ることができる本を5冊ピックアップしました。富士山の自然美だけでなく、人々の生活や文化、信仰との密接な関係に触れられる一冊がきっと見つかるはず。これらを読めば、ますます富士山への愛着が深まること間違いなしですよ。参考にしてみてくださいね。
『10万年の噴火史からひもとく富士山』
変わり続ける富士山の今がわかる
約10万年前に現在の原形ができた富士山は、噴火と崩壊を繰り返し、樹海や湖、湿原、滝、溶岩洞穴などさまざまな景観を生み出した。
二十余年にわたり富士山に通う写真家が写し取った富士山の知られざる顔。
美しい写真と解説で、火山としての富士山をとらえ直す。
序章「富士山 火山の成り立ち」では、富士山がなぜ、あの場所で今の形になったのかを、主に火山学の見地から解説。
本章「噴火がつくった富士山の世界」では、山頂火口、樹海、湖、湿原、滝、溶岩洞穴、氷筍などについて、どのようにしてその地形ができたのか、実際にその場を訪れた写真家による美しい写真とともに解き明かす。
また、富士山そのものをご神体とする修験の姿なども紹介する。
■内容
口絵
序章 火山 富士山の成り立ち
01富士山が「そこ」にある理由
02美しい円錐形の姿はこうしてつくられた
噴火がつくった富士山の世界
01山頂火口
02樹海を生んだ大噴火
03貞観噴火が生んだ湖
04岩屑なだれがつくった湿原地帯
05白糸の滝
06崩壊谷と大滝
07市兵衛沢
08溶岩洞穴
09樹海の氷、富士山に現われる雲
10火山が生んだ富士修験
11溶岩樹型
12霊場となった溶岩洞穴
13宝永噴火
おわりに
富士山略年表と本書関連記事
参考文献
| 作者 | 曽布川 善一 |
|---|---|
| 価格 | 2530円 + 税 |
| 発売元 | 山と溪谷社 |
| 発売日 | 2024年06月17日 |
『富士山の歴史 (晋遊舎ムック)』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 1517円 + 税 |
| 発売元 | 晋遊舎 |
| 発売日 | 2013年07月12日 |
『富士山の自然史』
なぜあの場所に富士山があるのでしょうか? その場所は、地球の構造線、トラフ、火山帯のちょうど交点です。三方向からの大きな力が集結し、単独で聳える日本の最高峰ができました。250万年前から現の重要なイベントを追跡することで、日本の地形の成り立ちを解明します。氷河期と間氷期の海水面の変化、火山灰の堆積、地殻変動、風雨による浸食作用……が地形を造ります。ロングセラー『東京の自然史』の姉妹編です。
昨年には富士山が世界遺産(文化遺産)に選定されました。なぜあの場所に日本一高い山が聳えているのでしょうか?
富士山が立つ場所は、地球の構造線、トラフ、火山帯のちょうど交点です。三方向からの大きな力がそこに集結し、あのように単独で日本最高峰ができあがったのです。
第四紀(250万年前から現在まで)における重要なイベントを追いかけることで、日本の地形の成り立ちがわかってきました。氷河期と間氷期の海水面の移り変わり(最大で100m以上)、火山活動による火山灰の堆積、地震などによる地殻変動、風雨による浸食作用も万年のスパンでみれば、大きなものです。
本書はロングセラー『東京の自然史』の続編です。より短く、エッセイ色が強く、読みやすい本に仕上がっています。
目 次
まえがき
第1部 日本の自然
1東海道線に沿って
2 東海道の台地
3 富士山はなぜそこにあるのか
4 小笠原で考えたこと
5 隆起を続ける硫黄島の一七七九年の記録
第一部 東京の自然
6 東京の坂と富士山
7 関東ロームの話
8 野川と国分寺崖線
9 山手線からみえる地形
10 地形を読む─神田川の谷
11 日本橋と丸の内
12 隅田川から江戸川まで
13 生い立ちを遡り、未来を考える
14 東京に自然史博物館を
第三部 自然の見方
15 第四紀の自然環境
16 大昔をたぐり寄せる
17 時・空を測るものさし
18 生石と死石
19 古い地形図を持って歩くこと
20 問題解決のためのフィールドノート
21 自然境界と人為境界
22 土地の記録を残す
23 自然を読むということ
あとがき
| 作者 | 貝塚 爽平 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2014年01月11日 |
『富士山噴火の歴史 : 万葉集から現代まで』
| 作者 | 都司,嘉宣,1947- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 築地書館 |
| 発売日 | 2013年11月 |
『図説富士山百科: 富士山の歴史と自然を探る (別冊歴史読本 14)』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 365円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA(新人物往来社) |
| 発売日 |
それでは、いかがでしたでしょうか。「富士山の歴史を知る本 おすすめ5選」を紹介してきました。数ある文献の中から、この5つを選びました。様々な視点から富士山の魅力を引き出しているこれらの本を、皆さまに手に取っていただければ嬉しいです。
初めて富士山に触れる方はもちろんのこと、富士山に詳しい方でも新たな発見があるはずです。その美しい風景だけでなく、深遠な歴史、豊かな自然、神秘的な信仰の対象としての側面も含めて、富士山の全てを理解するための一助になれば幸いです。
また、これらの本はただ知識を得るだけでなく、自分自身の中に新たな視点を生み出すことも可能です。富士山をただ眺めているだけではなく、その背景にある歴史や文化を知ることで、一層その美しさを愛でることができるでしょう。
そしてもちろん、これらの本は富士山について学ぶためのものですが、それだけではありません。読書を通じて自分の知識を深めることは、世界への理解を広げ、視野を広げる素晴らしい体験でもあります。読むこと、理解すること、そしてその知識を共有することが私達の人生を豊かにするのです。
これらの本を通じて、皆さまが富士山への理解と愛着を深め、また新たな発見や感動を得られますように。眼前の富士山を眺めながら、その背景に広がる壮大な歴史や文化を感じてみてください。そこにはきっと、予想もしない驚きや感動が待っているはずです。それでは、皆さまの素敵な読書ライフを心よりお祈りしています。
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