深夜に読むと眠れない!短編おすすめホラー小説10選「押し入れのちよ」「抱卵」など注目作をご紹介

みなさん、こんにちは。今回は深夜に一人で読んでみたくなるような短編ホラー小説を10選ピックアップしましたよ。心の準備ができている方だけ、ぜひ進んでみてくださいね。
まずは、日常の中にひそむ恐怖を描いた作品。押し入れの中から聞こえてくる何かが描かれていて、この先何が起こるのかわからなくて怖いですよね。そして、異形の存在と対峙する作品。本来愛おしいはずの生命が、恐怖の源となって描かれています。どちらも一見、普通の日常から一歩踏み出した世界が広がっています。
様々な形で日常の中の異常を描くこの10作品。それぞれに鮮烈なインパクトがあるので、心臓に悪いという方は注意してくださいね。普通の日常が一変する瞬間、その恐怖を味わってみてください。
『押入れのちよ』

作者 | 荻原,浩,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2009年01月 |
『抱卵』

第1回ショートショート大賞受賞。7817作品の頂点に立った注目の新鋭、デビュー!恋愛、幻想、嫉妬、笑い、恐怖、友情、復讐、ナンセンスー。等身大のテーマに魅せられる、SSの枠を超えた多彩な「短品集」、全24篇!(受賞作「瓶の博物館」収録)
作者 | 堀真潮 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | キノブックス |
発売日 | 2016年12月 |
『影踏亭の怪談』

作者 | 大島,清昭 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2023年06月 |
『異形のものたち』

母の遺品整理のため実家に戻った邦彦は農道で般若の面をつけた女とすれ違うーー(「面」)。“この世のものではないもの”はいつも隣り合わせでそこにいる。甘美な恐怖が心奥をくすぐる6篇の幻想怪奇小説。
作者 | 小池 真理子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年01月23日 |
『居心地の悪い部屋』

翻訳家の岸本佐知子が、「二度と元の世界には帰れないような気がする」短篇を精選。エヴンソン、カヴァンのほか、オーツ、カルファス、ヴクサヴィッチなど、奇妙で不条理で心に残る12作。
《目次》
ブライアン・エヴンソン「ヘベはジャリを殺す」
ルイス・アルベルト・ウレア「チャメトラ」
アンナ・カヴァン「あざ」
ポール・グレノン「どう眠った」 ブライアン・エヴンソン「父、まばたきもせず」
リッキー・デュコーネイ「分身」
ダニエル・オロズコ「オリエンテーション」
ルイス・ロビンソン「潜水夫」
ジョイス・キャロル・オーツ「やあ! やってるかい! 」
レイ・ヴクサヴィッチ「ささやき」
ステイシー・レヴィーン「ケーキ」
ケン・カルファス「喜びと哀愁の野球トリビア・クイズ」
作者 | 岸本 佐知子 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2015年11月06日 |
『きのうの影踏み』

作者 | 辻村,深月,1980- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年08月 |
『秋雨物語』

作者 | 貴志,祐介,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年10月 |
『ついてくるもの』

実話怪談の姿をした七つの怪異譚が、あなたを戦慄の世界へ連れていく。薄気味の悪い男が語る夜毎の恐怖(「夢の家」)、廃屋から人形を持ち帰ってしまった私の身の上に次々と……(「ついてくるもの」)、同居人の部屋から聞こえる無気味な物音の正体は……(「ルームシェアの怪」)。“取り憑かれる”ホラー短編集。
いつのまにか……恐ろしい何かに取り囲まれる。
厳選の三津田信三恐怖譚降臨! ホラー短篇集。表題作ほか6編を収録。
実話怪談の姿をした七つの怪異譚が、あなたを戦慄の世界へ連れていく。薄気味の悪い男が語る夜毎の恐怖(「夢の家」)、廃屋から人形を持ち帰ってしまった私の身の上に次々と……(「ついてくるもの」)、同居人の部屋から聞こえる無気味な物音の正体は……(「ルームシェアの怪」)。“取り憑かれる”ホラー短編集。
夢の家
ついてくるもの
ルームシェアの怪
祝儀絵
八幡藪知らず
裏の家の子供
百物語憑け
作者 | 三津田 信三 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年09月15日 |
『異形見聞録』

作者 | 藤白,圭 キギノビル |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2024年02月 |
『人体模型の夜 (集英社文庫)』

作者 | 中島 らも |
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価格 | 40円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 |
さて、こうして皆様にご紹介した10作品には、不安や驚き、時には恐怖さえも覚えるような内容が凝縮されています。それぞれの作品が、鋭利な刃物のように突き刺さり、寝静まった深夜に読んでしまうと確実に眠れなくなってしまうことでしょう。
深夜は一日のほとんどの人が寝静まり、あらゆる喧騒が落ち着いた静寂が訪れる時間帯です。そんな時間に読むホラー小説は、その恐怖を倍加させ、より引き立てます。そういった意味でも、この時間に読むことで本来の恐怖が体感できるのかもしれませんね。
また、すべての作品が短編でまとまっているため、一息ついた時間やちょっとした空き時間に手軽に読むことができます。気軽に楽しむことができる一方で、その緻密なストーリーテリングや描写の中に作者の巧みな技巧を感じ取ることができるでしょう。
しかし、いくら面白くても寝不足には気を付けてくださいね。夢にまで見るような深い恐怖を味わいたい方は、この深夜時間帯にご一読をお勧めします。そして、その後すぐに眠るのは難しいかもしれませんが、それはそれでまた一種の楽しみ方かもしれません。
恐怖は人間の本能的な感情であり、それを味わうことで日常生活では感じられない刺激や興奮を得られます。そうした恐怖を存分に楽しむための作品を今回はご紹介しました。
このようにご紹介したホラー小説は、短編ながらも深い恐怖やサスペンスを味わうことができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。ただし、夜遅くにあまり怖がりすぎて眠れなくなってしまわないよう、程々に楽しんでいただければと思います。
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