ラーメンが美味しそうな児童書5選
子供たちにもラーメンの楽しさを知ってほしい、そんな願いから選んだ5冊をご紹介します。ファンタジー世界でラーメンを作るための多種多様な冒険が繰り広げられる1冊目。手間暇かけてラーメンを作る親子のふれあいが描かれた2冊目。ラーメン店のおじさんと仲良くなる物語が描かれた3冊目。4冊目は、ラーメンをめぐる様々な人間模様を紹介。そして最後の5冊目は、ラーメンにまつわる豆知識が詰まった作品です。美味しさだけでなく、ラーメンを通じてさまざまな絆や情感に触れることができるこれらの作品。ぜひ、お子様と一緒に読んでみてください。
『ふしぎなおきゃく』
作者 | 肥田,美代子,1941- 岡本,颯子,1945- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ひさかたチャイルド |
発売日 | 2006年12月 |
『こまったさんのラーメン』
作者 | 寺村,輝夫,1928-2006 岡本,颯子,1945- |
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価格 | 不明 |
発売元 | あかね書房 |
発売日 | 1988年12月 |
『おばけのソッチラーメンをどうぞ』
作者 | 角野,栄子,1935- 佐々木,洋子,1952- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 1985年10月 |
『ひみつのラーメンやさん』
気になる扉があっても、ぜったいに開けてはいけない…。
人気急上昇中の現代美術家が放つ ドキドキ&笑える 絵本!
■宇宙で初めてラーメンを食べた 宇宙飛行士・野口聡一さんも笑った!
てんちゃん、ぼくにだけ「ひみつのラーメンやさん」の場所を教えて!
ディープなお店の地下を一緒に探検しよう!
(野口聡一)
■ 書店員さんも大笑い!
地下のひみつ、細部まで意味のある描き込み、ハラハラ・ドキドキな展開。「好き」の情熱は、国境や種族(?)を越えるんだな〜。(明屋書店 中野ブロードウェイ店)
実は私もいろんなお店にある扉が気になっていました。その先にはどんな世界が広がっているんだろうとワクワクします。ラーメンやさん以外のお店の秘密があれば楽しみです。(紀伊國屋書店 泉北店)
あけてはいけないドアをあけないわけにはいかない……。スリル満点であっという間に読み切った絵本でした。(明文堂書店 TSUTAYA KOMATSU)
*
ラーメンが大好きなてんちゃんは、町で人気のラーメン店におかあさんと行きました。店内のトイレに行く途中、気になるドアが。ドアの向こうには、長い階段が続いています。においと湯気に誘われ足を進めたてんちゃんは、ラーメン店の地下に広がるひみつを知ってしまいます。
「ひみつをしったからには、かえすわけにはいかない……」
無事にお母さんのところに戻れるの!?
ラストで見せる、てんちゃんの真剣な行動に思わず笑っちゃう、ユーモア絵本。
作者 | 黒岩 まゆ |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年10月25日 |
『たべもののおはなし ラーメン 天の川のラーメン屋』
シンくんがおつかいで、ラーメンにかかせない、とくせいヤキブタを買いにいったら、かえり道、ふしぎなおじいさんに話しかけられました。どうしても、とくせいヤキブタをゆずってほしいと言うおじいさんに、シンくんはきっぱり首をよこにふったのですが……家にかえったら、ヤキブタはあとかたもありませんでした。いったいどうして? それから、とってもふしぎなことがおこりはじめました。
シンくんがおつかいで、ラーメンにかかせない、とくせいヤキブタを買いにいったら、かえり道、ふしぎなおじいさんに話しかけられました。
どうしても、とくせいヤキブタをゆずってほしいと言うおじいさんに、シンくんはきっぱり首をよこにふったのですが……家にかえったら、ヤキブタはあとかたもありませんでした。
いったいどうして? それから、とってもふしぎなことがおこりはじめました。
●刊行の趣旨
子どもたちが大好きなおいしい食べ物が登場する創作童話を、10人の豪華執筆陣が書き下ろしました。
身近なテーマで、読書に慣れていない子でも読みやすい、小学校低学年向け童話シリーズです。
●シリーズ「たべもののおはなし」の特色
・直木賞、野間児童文芸賞受賞作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。
・誰にとっても身近な「食べ物」がテーマなので、本を読む習慣のないお子さんでも手に取りやすい作品ばかりです。
・ほぼすべての場面に、人気画家のイラストが入っているので、1、2年生でも一人で読めます。
・巻末コラムでは、栄養、マナー、文化等について簡単に紹介。食べ物への理解が深まります。
・A5判、80ページ(一部カラー)。朝読にもぴったりのボリュームです。
●シリーズ「たべもののおはなし」のラインアップ
2016年10月発売
オムライス のおはなし (森 絵都)
おむすび のおはなし (もとしたいづみ)
2016年11月発売
スパゲッティ のおはなし (佐藤まどか)
カレーライス のおはなし (赤羽じゅんこ)
2016年12月発売
ピザ のおはなし (井上林子)
すし のおはなし (佐川芳枝)
2017年1月発売
エビフライ のおはなし (村上しいこ)
やきにく のおはなし (いとうみく)
2017年2月発売
ラーメン のおはなし (富安陽子)
パン のおはなし (小手鞠るい)
作者 | 富安 陽子/石川 えりこ |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年02月22日 |
以上、ラーメンが美味しそうに描かれている児童書5選をご紹介しました。
一見、ラーメンと児童書、この二つが一緒になるのは少し意外かもしれませんね。でも、子どもたちへの愛情溢れる描写、一杯のラーメンにかける情熱、そのすべてが共感を呼び、ワクワクしながらページをめくる楽しさを伝えてくれます。
ここで紹介した作品は、ひとたび手に取って読んでみれば、まるで自分もその場でラーメンをすすっているかのような感覚に陥ること間違いなしです。その美味しさ、その暖かさを、ラーメンを事細かに描いた素晴らしいイラストを通じて体感できるでしょう。さらには、ラーメンを巡るエピソードを通じて、友情や家族の大切さ、一生懸命に取り組むことの素晴らしさといった、価値観も共有することができます。
また、これらの本は単にラーメンが美味しそうに描かれているだけではありません。個々の主人公たちがラーメンを通して成長し、人生の楽しみを学んでいく様子は、小さな読者たちだけでなく、大人のご家庭でもきっと共感いただけることでしょう。
これらの児童書と共に、子どもたちはラーメンについて新たな視点を持つことができ、その美味しさを更に深く感じることになるでしょう。それは、食べ物に対する興味や好奇心を育てることにも繋がります。
これを読んだらラーメンが食べたくなってきたな、と言う方も多いのではないでしょうか?それなら、子どもたちと一緒にお気に入りのラーメン屋さんに行かれてみてはいかがでしょう。あるいは、家庭で自分たちだけのオリジナルラーメンを作ってみるのも楽しいものです。
そうやって、ラーメンの美味しさを実際に味わいつつ、本や物語の楽しさ、そして食事の時間の大切さを再認識する、そんな機会になれば嬉しいですね。
さて、次回もまた違ったテーマで、素敵な作品をご紹介します。それまでの間、今回のラーメンにちなんだ児童書で、心も腹も満たされるような素敵な読書時間をお過ごしください。
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