美意識を鍛える本 おすすめ5選
ひとつ目は、全てが美しく描かれた物語。主人公が芸術を極めるために日々努力する姿は、美に対する探求心を刺激します。次に、異世界を巡る冒険の中で主人公が出会う繊細な自然とアートの融合。一瞬の美の瞬間を捉える物語は、美意識を磨くこと間違いなし。三番目は昭和の華やかで切ない世界を描いた一作。その時代の美しさが詰まった物語からは、美意識を深めるためのヒントが溢れています。4つ目も見逃せない一冊で、現代アートを扱った作品。新たな視点で見ることで、美の新たな形を見つけられるでしょう。最後に、美しい料理と人間関係の描写で食の美に触れる一作。味覚だけでなく視覚からも美を感じさせてくれます。以上、美を追求する5作品をご紹介しました。
『美意識を磨く : オークション・スペシャリストが教えるアートの見方』
作者 | 山口,桂,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2020年08月 |
『ハーバードの美意識を磨く授業―――AIにはつくりえない「価値」を生み出すには (三笠書房 電子書籍)』
作者 | ポーリーン・ブラウン/山口 周 |
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価格 | 1940円 + 税 |
発売元 | 三笠書房 |
発売日 | 2021年11月26日 |
『美意識の育て方 : 本当の美しさを知り、美しい方を選択する』
作者 | 望月,順子,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 三省堂書店/創英社 (発売) |
発売日 | 2022年10月 |
『「美意識」を育てる』
【本書の概要】
「美意識」とは、その子の「みえ方」や「こだわり」をもとに、本質を捉え深めようとする心の働きである。それは「共に幸せに生きるために発揮される資質・能力」の源である。
本書は、子どもの「美意識」を育てるべく、筑波大学附属小学校が4年間取り組んだ理論研究と授業実践を紹介し、さらに新たなカリキュラムを提案する。
【本書からわかること】
・本質的な方向性
資質・能力の育成という観点だけではなく、生涯にわたって「よりよい方向」に発揮されることが必要である。例えば、高学年の子どもが「原爆投下に賛成である」という主旨の意見文を書いたとする。そして、文章構成も表現も見事に工夫していた。私たち教師は、この作文をどう見るのか。この子の「論理」自体は否定できない。しかし、こうした内容の作文には、私たち教師は肯定することができない。つまり、「書く」「話す」の表現にも、「読む」「聞く」の理解にも、「よりよい方向性」としての教材・題材、学習活動、学習内容を見極める必要があるのです。このような「見せかけの資質・能力」ではなく、本質的な方向に働かせる「資質・能力」の源には「美意識」がある。
・内容の美、方法の美
「美意識」を育む社会科授業を具現化するためには、子どもたち一人ひとりが、「教科の本質」に迫るような教材に対する「内容の美」や授業展開に対する「方法の美」を感じ取ることが必要不可欠である。
例えば社会科では、「内容の美」を感じ取らせる教材とは、「社会的な価値」や「社会の問題」等が内包された「教科の本質」に迫る教材である。また、「方法の美」を感じ取らせる授業展開とは、多様な他者との「対話」であり、自分の「価値」と他者の「価値」を「比較検討」したり、自分とは違う他者の視点で「多角的に検討」したりすることを通して、自分の「価値」はこれでよいのか「問い続ける」ような思考の方法を具現化する授業展開である。
このように各教科における「内容の美」「方法の美」を分けて捉えて実践事例を紹介する。
・「みえ方」と「見方」
「美意識」を育てる授業とは、一体どのような授業なのか。端的に述べると、それは子どもの素直な「みえ方」を「見方」に深化させ、その「見方」を子どもが自覚的に働かせるようになることを目的とした授業である。各教科・領域でその具体を紹介する。
・カリキュラム
本研究においては、各教科等におけるカリキュラムを今一度見直し、資質・能力時代に応じた「新しいカリキュラムモデル」の創出を新しい研究内容に位置づけた。各教科や領域において、真に必要な学習内容は何かを抽出し、それらを構造化し、配列することを目指した。
【こんなひとにおすすめ】
・筑波大学附属小学校の研究にご興味のある方
・専門教科の研究だけではなく、カリキュラム編成に関心のある方
作者 | 筑波大学附属小学校 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 東洋館出版社 |
発売日 | 2023年06月19日 |
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』
作者 | 山口周 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2017年07月19日 |
今回は美意識を刺激し、豊かな感性を鍛えるためのおすすめの本たちをご紹介しました。それぞれの作品が持つ独自の世界観や美学、すぐれた表現力は、私たちの視野を広げ、さまざまな美の形を教えてくれます。
美意識は、自分が心地よいと感じるもの、美しいと感じるものを見つける力です。それは一人ひとり異なり、また変化し続けるものです。だからこそ、いろいろな角度から美を考えることで、自分だけの美意識を育て、それによって自分自身を豊かにすることができます。
この5冊には、美しい言葉が並び、鮮やかな色彩が描かれ、深淵な思想が紡がれています。それらがあなたの心に触れ、新たな美意識を引き出し、そしてあなた自身の生活の中に美を見つける力を育てることを願っています。
読書は空想の旅です。この5冊の中から、あなたの心に resonates する一冊を見つけ、豊かな旅をお楽しみください。そして美への感性を深め、日常の中に新たな美を見つけることができたら、それは最高の贅沢な時間となるでしょう。
それぞれの作品があなたにとって、美への視点を深め、そして新たな美を見つけるための手がかりとなることを願っています。
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