ズバリ未来予測!ディストピアSF小説のおすすめ10選

未来の世界を見てみたいと思ったことはありませんか? しかし、その未来が理想郷ではなく、意外と陰鬱なディストピアだったら・・・。そんな皆さんには、ディストピアSF小説がぴったりです。予測不能な未来社会、あるいは過酷な生存競争の描写に胸がギュッとなること間違いなし。10作品の中には、政治の闇に立ち向かうヒーローや、サバイバルを切り抜けるための人間の本質に迫る作品もあり、頭をフル回転させるパズルのような物語も。読後はきっと世界観に引き込まれ、現実の世界に戻れないかもしれませんよ。ますますの読書ライフを!
『虐殺器官新版』

9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう…彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?現代の罪と罰を描破する、ゼロ年代最高のフィクション。
作者 | 伊藤計劃 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2014年08月 |
『PSYCHO-PASS サイコパス 上』

2112年。人間の心理・性格的傾向を数値化できるようになった世界。新人刑事・朱は、犯罪係数が上昇した《潜在犯》を追い現場を駆ける。本書には、朱らに立ちはだかる男・槙島の内面が垣間見える追加シーンも収録
作者 | 深見 真 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2014年08月23日 |
『シャングリ・ラ 上 (角川文庫)』

作者 | 池上 永一 |
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価格 | 733円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2012年10月01日 |
『動物農場 : 新訳版』

作者 | Orwell,George,1903-1950 山形,浩生,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2017年01月 |
『クオリティランド』

恋人や趣味までアルゴリズムで決定される究極の格付社会。役立たずの主人公が欠陥ロボットを従えて権力に立ち向かう大ベストセラー。
作者 | マルク=ウヴェ・クリング/森内 薫 |
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価格 | 3190円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2019年08月27日 |
『侍女の物語』

作者 | Atwood,Margaret,1939- 斎藤,英治,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2001年10月 |
『日没』

小説家・マッツ夢井のもとに届いた一通の手紙。それは「文化文芸倫理向上委員会」と名乗る政府組織からの召喚状だった。出頭先に向かった彼女は、断崖に聳える海辺の療養所へと連行されーー。〈作家収容所〉を舞台に極限の恐怖を描いた衝撃作、待望の文庫化!「その恐ろしさに、読むことを中断するのは絶対に不可能だ」(筒井康隆)
第一章 召 喚
第二章 生 活
第三章 混 乱
第四章 転 向
解説 夜明けはいつ来るのか?………沼野充義
作者 | 桐野 夏生 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2023年10月16日 |
『時計じかけのオレンジ : 完全版』

作者 | Burgess,Anthony,1917-1993 乾,信一郎,1906-2000 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2008年09月 |
『こわれたせかいのむこうがわ : 少女たちのディストピア生存術』

作者 | 陸道,烈夏 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年03月 |
『文庫版 ルー=ガルー 忌避すべき狼』

牧野葉月にとって携帯端末(モニタ)こそが世界の総てだった。何もかもが管理された無味無臭なはずの世界で、血生臭い連続殺人が少女たちを脅かす。行方不明の同級生・祐子に忍び寄る“狼”の影──。百鬼夜行シリーズにも連なる驚愕の結末。
近未来。牧野葉月は閉じた世界に生きていた。端末という鎖に繋がれ監視された内部に、不純物が入り込む余地はなく、安全なはずだった。そこに現れた一片の狂気は、少女たちを狙う殺人鬼だった。リアルコンタクトで初めて知った友達の存在。自由を求め、鎖を引きちぎった少女たちを待ち受ける驚愕の結末とは?
作者 | 京極 夏彦 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年10月16日 |
以上、ディストピアSF小説のおすすめ10選をご紹介しました。私たちの現実と少しでも共通点を持つような作品は、それだけ私たちを引き込み、感じることの大切さを教えてくれます。さまざまな視点から見た未来のビジョンには、時に警鐘を鳴らし、時に可能性を示唆するものもあります。
未来を予測するというのはまさにSF小説の醍醐味。しかし、よく考えてみれば、それぞれの作家の"予測"は、現代社会が抱える問題や課題に対する深い洞察の結果生まれたものなのです。ディストピア作品は、私たち自身が未来にとってどんな存在でありたいのか、現代をどのように生き抜くべきなのかを考える貴重なきっかけを提供してくれます。
ディストピアSF小説は、ネガティブな未来像を描くことで、ポジティブな未来を模索するきっかけを与えてくれるのかもしれません。また、それぞれの作品が持つ独自の世界観は、読者に新たな発見や視点を提供し、未来への想像力を刺激します。
様々な作品を通して、ディストピアの世界が描かれる中で、人々がどのように立ち向かい、希望を見出していくのか、ぜひご自身の目で確かめてみてください。そして、それぞれの作品が提示する問いかけに、自分なりの答えを見つける旅に出てみてはいかがでしょうか。
それぞれの未来像に触れ、それぞれの登場人物の生き様に共感し、感動し、時には衝撃を受けながら、我々自身の未来について考える。それがディストピアSF小説の読みどころでもあります。様々な未来が描かれるなかで、どのように生きるべきか、何を大切にしたいのかを再確認するきっかけになること間違いないでしょう。
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