ヨーロッパの装飾文様がわかる本 おすすめ4選

ヨーロッパの装飾文様、あなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。そんな文様の多様性や魅力を深堀りしたい方におすすめの4冊をご紹介します。一冊目はローマ時代からルネサンスまでを網羅、二冊目は中世ゴシックの世界へと誘ってくれます。三冊目では、新古典主義から現代までを、そして最後の一冊は装飾の歴史を一冊に凝縮。それぞれの時代背景や芸術運動の影響を紐解きつつ、美しいイラストと共に詳しく解説されています。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
『図説ヨーロッパの装飾文様』

作者 | 浜本,隆志,1944- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2022年07月 |
『すぐわかるヨーロッパの装飾文様 美と象徴の世界を旅する』

あやなす装飾デザインの美を味わい、ヨーロッパの伝統的世界観と豊穣なシンボリズムの系譜を読み解く。
作者 | 鶴岡真弓 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2013年02月 |
『ヨーロッパの装飾と文様』

装飾の歴史を読み解く120のキーワードと美しい図版
ため息が出るほど美しい西洋の装飾と文様。ただ美しいだけではなく、モチーフには多くの意味が込められています。「装飾とはなにか」をわかりやすく解説し、西洋の装飾の誕生から発展していくまでの系譜を美しい図版とともに紹介します。
作者 | 海野弘 |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | パイインターナショナル |
発売日 | 2013年11月 |
『ヨーロッパの文様事典』

工芸品や染織品に使われるヨーロッパの文様を、そのルーツとなる文様も含めテーマ別に分類し、豊富な図版で説明しています。 文様についての基礎知識や時代による変化の理解も深まります。
【この本で紹介する内容】一部抜粋
西洋文様のルーツ
ササン朝ペルシア・連珠文・樹下動物・聖樹と獅子
ケルト・渦巻・ギローシュ・動物文
イスラム・アラベスク・生命の樹・花
西洋文様の歴史〜ササン朝以前〜
古代オリエント・古代エジプト・クレタ・ミケーネ・ギリシア・ポンペイ・ローマ
西洋の文様
植物文様・アカンサス・ロータス・ロゼット
動物文様・獅子・羊・山羊
幻獣文様・ドラゴン・ペガサス・ヒッポカンポス
人物文様・旧約聖書の人物・行列する人々・戦う人物
器物文様・壺と植物・壺と鳥・フェストゥーン
幾何学文様・メアンダー・スヴァスティカ・ギローシュ
西洋文様の歴史〜ササン朝以降〜
コプト美術・ビザンティン美術・ロマネスク美術・ゴシックルネサンス・バロック
オスマン朝トルコ・デルフト陶器・ロココ・シノワズリー・ウィーン工房
作者 | 早坂優子/視覚デザイン研究所・編集室 |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 視覚デザイン研究所 |
発売日 | 2000年01月01日 |
今回はヨーロッパの装飾文様がわかる本を4冊紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。古くからヨーロッパ各地で織りなされる装飾文様は、その土地の歴史や文化、そして人々のライフスタイルを反映しています。それぞれの国や地域によって、装飾文様の意味や形状、色使いが大きく異なりますので、比較しながら見ても面白いですよ。
おすすめした4冊は、その全てが異なる視点からヨーロッパの装飾文様を解説しており、見る者に新たな発見を与えてくれるはずです。また、事例として掲載されている国々の美しい装飾文様に触れるだけでも、まるでヨーロッパ旅行にでも来たかのような気分を味わえます。
美術やデザインを学んでいる方には勉強の一助となるでしょうし、これから海外旅行を計画している方は文化的な背景を理解するための一助になることでしょう。また、単純に装飾文様の美しさに癒されたいと思っている方にもおすすめです。
こうした専門的な本を読むとき、大事なのは自分のペースで読むこと。興味が湧いた部分はじっくりと読み進めてみてください。情報が溢れる時代だからこそ、自分が本当に興味を持ったことに心を向けて、深く学んでみる。そんな時間を過ごすのも素敵なことではないでしょうか。
ここで紹介した本の中でも少しでも興味を持ったものがあれば、ぜひ手に取ってみてください。きっと、あなたの知識と視野が広がる素晴らしい体験をしていただけると思います。
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