図書館や図書室が舞台の小説5選

図書館が舞台の小説、それは読書好きにとって一石二鳥の楽しみですよね。それでは、すぐにでも読みたくなる5つの作品を紹介します。
まずは、世界一有名な名探偵が活躍するシリーズ。図書館で起きた事件を巧妙に解決していきます。次は、美しい描写と独特な世界観が評価される作家の作品。図書館をビジュアル的に楽しむことができますよ。
また、図書室が主な舞台の学園ものもピックアップ。青春と成長の物語を堪能できます。そして、恋愛要素が強い作品も見逃せません。図書館での甘酸っぱい恋の行方にドキドキ!
最後に、図書館が神秘的な存在として描かれているファンタジー作品。この作品が持つ独特の魅力に引き込まれますよ。
以上、5つの作品を紹介しました。どれも魅力的なので、ぜひ立ち寄った図書館で探してみてくださいね。
『小説図書館の主 = Master in library : 塔の下のライブラリアン』

作者 | 真堂,樹 篠原,ウミハル |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2014年05月 |
『本バスめぐりん。』

都会を走る移動図書館、愛称「本バスめぐりん」。乗り込むのは六十五歳の新人運転手テルさんと、図書館司書ウメちゃんの、年の差四十のでこぼこコンビだ。巡回先で二人と一台を待ち受けるのは、利用者とふしぎな謎の数々で……。棚に並んだ本の中に、あなたの好みの一冊がありますように。本でつながる想いをのせて、めぐりんは今日も走る。本屋、出版社などさまざまな「本の現場」を描く著者が贈る、ハートフル・ミステリ。
作者 | 大崎 梢 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2019年10月24日 |
『教室に並んだ背表紙』

「わたしは欠陥品なのかもしれない。自分が大人になれるって、無条件で思い込めるみんなが、羨ましい」(本文より)
中学校の「図書室」を舞台に、クラスへの違和感や未来の不安、同級生に対する劣等感など、思春期の心模様を繊細に描き出す全六編の連作短編集。
【著者略歴】
相沢沙呼(あいざわ・さこ)
1983年、埼玉県生まれ。09年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。11年3月「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作となる。18年『マツリカ・マトリョシカ』が第18回本格ミステリ大賞の候補に。19年『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が国内ミステリランキングを席巻し、大ヒット。その他の著作に『雨の降る日は学校に行かない』『小説の神様』『invert 城塚翡翠倒叙集』『invert II 覗き窓の死角』など。
作者 | 相沢 沙呼 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年06月20日 |
『お探し物は図書室まで』

作者 | 青山,美智子,1970- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2023年03月 |
『虹いろ図書館のへびおとこ』

第1回氷室冴子青春文学賞 大賞
図書館員がえらぶ選書センター大賞2021児童文学部門 第1位
(日販図書館選書センター調べ)
いじめがきっかけで学校に行けなくなった、小学6年生の火村ほのか。居場所を探し
てたどりついた古い図書館で、体の半分が緑色の司書イヌガミさん、謎の少年スタビ
ンズ君、そしてたくさんの本に出会い、ほのかの世界は少しずつ動き出す! シリー
ズ累計7万部、「虹いろ図書館」シリーズ、はじまりの物語。
解説=令丈ヒロ子
【目次】
I ようこそ 図書館へ
II 『ぐるんぱのようちえん』
III 『父』
IV 『人間消失ミステリー』
V 『ドリトル先生の楽しい家』
VI 『身長と体重はたし算できるかな?』
VII 『図書館の自由に関する宣言』
VIII 『だめといわれてひっこむな』
IX 『エパミナンダス』
X 『指輪物語』
XI 『アイスマン』
XII おかえり 図書館へ
解説 令丈ヒロ子
作者 | 櫻井 とりお |
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価格 | 891円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2024年07月08日 |
それぞれの作品には、図書館や図書室を舞台にした独特の魅力が詰まっていますよね。静寂の中で紡がれるドラマ、知識への探究心、本という存在の重みや奥深さ、それぞれが私たちに特別な時間を提供してくれます。本の存在が劇的な展開を生む古典的なミステリーから、心温まる日常の一部として描かれるスライス・オブ・ライフまで、図書館の舞台がもたらす独自の空気感は、読んでいるこちらまで何かを学ぶ機会をくれます。
普段、私たちは図書館や図書室で追求するのは知識や情報だけでなく、人々との交流や安らぎの時間も求めていることでしょう。それは物語の中でも同じ。図書館は、著名な探偵たちが真実を明らかにするための情報源であったり、学生たちが思春期の問題を打ち明けたり、誰かを助けたりする場所であったりします。私たちの知らない本の海で、自分だけの一冊を探し出す喜び、読書によって新しい発見をする興奮、それらを思い出させてくれる作品ばかりです。
そして、それぞれの作品を読むことで、実際の図書館へ足を運びたくなるかもしれません。読書という行為が私たちにどれほどの可能性を与えてくれるのかを改めて気づかせてくれるでしょう。
舞台は図書館ですが、もちろん物語の主役は人間です。彼らの心情、個性、成長、そしてそれぞれの物語が織り成す絶妙な人間ドラマが、おすすめの5作品をさらに引き立てています。それぞれの作品を読み進めていく中で、きっとあなた自身の中にも新たなページが加えられ、物語が紡がれていくことでしょう。
これらの作品を通じて、図書館や図書室の魅力を改めて発見してみてください。いつもの読書が、より素敵な時間に変わるかもしれませんよ。
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