カントに関する本 おすすめ6選 18世紀の哲学者

こんにちは、カント好きの皆さん!今回は、18世紀の巨星、イマヌエル・カントに関する本をピックアップしてみました。深遠な哲学を、理解しやすく、そして鮮やかに描き出す多様な作品ばかり。初学者でも安心の入門書から、カント思想を深堀りしたくなる洞察に満ちた解説書まで。多くが難解とされるカントの世界ですが、彼の思想に触れることで、日常生活や自己理解に新たな視点がもたらされること間違いなし。自分に合った一冊を見つけて、カントの世界へ一歩踏み出してみてくださいね。
『自分で考える勇気 カント哲学入門 (岩波ジュニア新書)』

作者 | 御子柴 善之 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2021年05月27日 |
『カントの生涯と学説』

作者 | Cassirer,Ernst,1874-1945 門脇,卓爾,1925-2012 高橋,昭二,1927- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | みすず書房 |
発売日 | 2019年03月 |
『カントの生涯』

驚くべき知恵の輝き、スケ-ルの大きさ、
時に悩み、悲しみ、笑う、等身大の大学者の実像……
「カント哲学」が物語で理解できる画期的伝記の誕生。
哲学書の最高峰『純粋理性批判』を著したカントとは、どんな人間だったのか? バイキング精神を受け継いだ少年時代、世界で最初に「地理」教科を始め、天文学では「星雲説」を唱えた青年期、そして壮年期から晩年へ永久平和を呼びかけた偉人。哲学の貯水池と呼ばれる生涯を活き活きと描く。
作者 | 石井郁男/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 水曜社 |
発売日 | 2019年09月20日 |
『カント』

カントはフランスの啓蒙思想家たちが,封建的な道徳や信仰の権威を打ちこわしたあと,個人や社会の善意の普遍的な基準となる道徳法則を確立した。≪純粋理性批判≫≪実践理性批判≫≪判断力批判≫は三大批判書と呼ばれ,カントの思想の中心をなすものである。それらの中で,真理,道徳,美を徹底的に追求していく。
目次(内容と構成)
カントについて --カントとわたしーー
カントにひかれて
わたしに投げかけられた問題
カント的精神はいずこへ
1 カントの住んだとき・ところ
期待された不自然 --片すみの、東ブロイセンでの物語ーー
殿様の時代からフリードリヒの世紀へ
住みなれた、ケーニヒスベルク
2 哲学研究にささげられた生涯
つつましい一市民のせがれ
わが道を行く、大学教師
思想遍歴のスケッチ
老衰とのたたかい
人間カントのおもかげ
3 人間とは何であるか --カント哲学が探究したものーー
批判哲学の課題
人間は何を知りうるか --『純粋理性批判』--
人間は何をなすべきか --『実践理性批判』--
道徳と自然との調和 --『判断力批判』--
人間は何を望んでよろしいか --『たんなる理性の限界内の宗教』--
『永久平和のために』
けっきょく、人間とは何であるか --『実用的見地における人間学』--
おわりに --カントを活かす道ーー
カント年譜
参考文献
さくいん
作者 | 小牧 治 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 清水書院 |
発売日 | 2015年09月01日 |
『カント入門』

真理の最高決定機関であるはずの理性が人間を欺く二枚舌をもつとしたら、一大事ではないだろうか。この理性の欺瞞性というショッキングな事実の発見こそが、カント哲学の出発点であった。規則正しい日課である午後の散歩をするカントの孤独の影は、あらゆる見かけやまやかしを許さず、そのような理性の欺瞞的本性に果敢に挑む孤高の哲学者の勇姿でもあったのだ。彼の生涯を貫いた「内面のドラマ」に光をあて、哲学史上不朽の遺産である『純粋理性批判』を中心に、その哲学の核心を明快に読み解き、現代に甦る生き生きとした新たなカント像を描く。
作者 | 石川文康 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 1995年05月 |
『カント哲学の核心 『プロレゴーメナ』から読み解く』

哲学史上の最難関『純粋理性批判』は刊行当時から難解とされた。無理解に憤ったカントはみずから要約版『プロレゴーメナ』を書き、以後この本が、初学者にもっとも薦められる入門書とされてきた。本書は『プロレゴーメナ』を読みながらカント哲学の根本を学んでいく。カントの何が新しかったのか?感性・悟性・理性とは何か?なぜひとは神の存在を考えるのか?なぜその答えは得られないのか?身近なたとえから説き起こし、カントの文章にじっくり向き合いながら有名な「コペルニクス的転回」の真価、「批判哲学」の使命を理解する。比類ない精確な読みへと読者を導く、王道のカント哲学入門書。
作者 | 御子柴善之 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2018年09月 |
さて今回は、哲学者として名高いカントについて深く掘り下げた、素晴らしい6冊の本たちをご紹介しました。カントのフィロソフィーや考え方を描くこれらの作品は、哲学初心者から研究者まで、幅広い読者に魅力を伝えてくれることでしょう。
カントの哲学は堅苦しく感じられるかもしれませんが、解説書を読むことで彼の真意を理解する手助けとなるでしょう。いずれの本も、読者がカントの理論を探求し、心の豊かさを得られるよう手引きしてくれます。
まるでカント自身と対話しているかのような感覚を得られる一冊や、難解な概念を明快に解きぬいた一冊など、どの本もカントの哲学に対する理解を深めるために最適な一冊と言えます。哲学者の頭の中を垣間見れる絶好の機会です。
そして、何よりも大切なのは、これらの本を通じて様々な視点から世界を見る訓練をすることです。カントの哲学は我々の視野を広げ、人間とは何か、世界とは何かを問い続けることを促してくれます。
必ずしも全てを理解する必要はありません。少しずつカントの世界が開けてくるのを楽しむことが大切です。時には理解できない部分も出てきますが、それもまた一つの学びとなることでしょう。
特に哲学者の中でもカントは、その独特な視点と言葉遣いで私たちを引き込んでくれます。これらの選書を通じてカントの思想に触れ、自己啓発につなげてみてはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれませんよ。
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