両生類ファン必見!サンショウウオの生態について学べる本4選

みなさん、サンショウウオ好きにはたまらない、ほんとうに素晴らしい本を4冊ピックアップしましたよ!
まず1冊目。知識豊富な生物学者が書いた一冊です。ここではサンショウウオの生態を科学的な視点で紐解いています。図表や写真も豊富で、科学的な知識も深まりますよ。
続いての2冊目。実際にサンショウウオの捕獲から飼育までを体験した作者が描く一冊。実体験に基づいた情報が詰まっています。
3冊目は子どもから大人まで楽しめる一冊。サンショウウオの生態、生活、行動を物語として描いています。物語を通じて知識も身につく、まさに一石二鳥。
そして最後の4冊目。こちらは写真集です。実際にサンショウウオと対面しているかのような迫力のある写真たちは、サンショウウオの魅力を余すことなく伝えてくれます。まるで自然の中に迷い込んだような感覚を楽しむことができますよ。どれも見逃せない一冊ばかり。あなたのお気に入りを見つけてくださいね!
『日本のいきものビジュアルガイド はっけん! オオサンショウウオ』

おとなも、子どもも、親子でも楽しめる!
広く、深く、おもしろく、
国指定の特別天然記念物、オオサンショウウオの謎に迫るビジュアルガイド。
体の特徴、1年間の暮らし、人間との関わりや文化・歴史など、豊富な写真とともに国の特別天然記念物であるオオサンショウウオの秘密に迫る。研究者からのメッセージや自由研究のすすめ、オオサンショウウオに会える水族館や保護活動についても紹介。
【本書のポイント】
●興味深いオオサンショウウオの暮らしの模様を写真で紹介する巻頭ビジュアル。
●オオサンショウウオの体の特徴的な部位をクローズアップ写真とともに解説。
●世界的にも珍しいオオサンショウウオの仲間をすべて紹介。
●四季のある日本で、オオサンショウウオが1年を通してどのように過ごしているのか、写真とともに紹介。
●オオサンショウウオの飼育繁殖に関する取り組みを掲載。
●オオサンショウウオについてのディープな疑問をQ&Aで解説。
●人間とのかかわりや文化・歴史についても紹介。
●オオサンショウウオの研究者からのメッセージや、河川調査や飼育施設などへの聞き取り調査について記載した「自由研究のすすめ」を収録。
●オオサンショウウオに会える施設や保護活動を行っている団体を紹介。
●小学校低学年からでも読みやすい、総ルビ仕様。
巻頭ビジュアル
オオサンショウウオとは
オオサンショウウオの発見と進化の謎
クローズアップ
オオサンショウウオ図鑑
オオサンショウウオの春夏秋冬
国の宝を飼うということ オオサンショウウオ飼育繁殖の取り組み
とことんオオサンショウウオ
・オオサンショウウオQ&A/
・今、起こっていること
・文化・歴史の中のオオサンショウウオ
・研究者からのメッセージ
・自由研究のすすめ
・オオサンショウウオの保全団体や保護施設
・オオサンショウウオに会える水族館・施設
・用語解説
・参考文献
作者 | 関 慎太郎/AZ Relief/桑原 一司 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 緑書房 |
発売日 | 2021年07月28日 |
『日本産サンショウウオ図譜』

本書は、日本に生息する全てのサンショウウオの種を網羅し、貴重な生態写真と詳細な解説でその多様性と魅力を伝える本格図譜です。
小型サンショウウオの希少種にも焦点を当て、筆者自身の観察記録や研究を交えながら、酵素蛋白やミトコンドリアDNA解析を用いた新種記載や分類研究の進展についても詳述。
生態写真では、自然のなかでの暮らしているシーンはもちろん、卵から幼生、成体の姿も収めているので、種の特徴が視覚的にも楽しめます。
愛好家や研究者はもちろん、一般の観察者にも親しめる内容になっているので、サンショウウオの魅力を深く知るとともに、その多様性についても考えるきっかけを与えてくれる一冊です。
ぜひ一度手にとって見てください。
作者 | 松井 正文/関 慎太郎 |
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価格 | 4950円 + 税 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2025年04月15日 |
『日本のサンショウウオ 46種の写真掲載 観察・種同定・生態調査に役立つ』

1年の半分以上をフィールドでの生物撮影に取り組む、著者、川添氏は、日本のサンショウウオを全種撮影することに成功した。特別天然記念物のオオサンショウウオの他、目にすることの少ないサンショウウオを網羅した、唯一無二の書籍。
DNA解析による分類で近年、目まぐるしく新種が発見されている日本の爬虫類・両生類。日本は世界的に見るとサンショウウオの聖地とも言える国で、新たな分類や種類について各国の研究者や愛好家に注目されている。サンショウウオは、わが国独特の豊富かつきれいな水と険しい山々から滲み出す清水を象徴する生き物だが、彼らの姿はほとんど知られていない。「山の中にある小さな宝石を探すのと同程度にサンショウウオを見つけるのは困難」と言われるが、まさにそのとおりで、探しに行っても、出会えるチャンスは少ない。生態や生活史が不明な点も多く、ベテラン愛好家や研究者でも難しい。
本書では、日本のサンショウウオを全種写真だけでなく、観察・撮影してきたエピソードを博物誌も交えつつ紹介する。一部の地域では現在も山深い集落の貴重なタンパク源としてハコネサンショウウオが食用にされていたり(福島県檜枝岐)、石鎚山(愛媛)の石鎚神社ではシコクハコネサンショウウオを配っていた風習もある。そんな人間と彼らとの関わりについても触れる。
最新の分類に基づいた日本に生息するサンショウウオの全種の写真を、地域個体群やバリエーションと共に、可能なかぎり卵嚢や幼生・幼体・生息地写真も掲載し、資料的価値もかなり高い1冊。
■目次
山紫水明に生きる
山椒魚探索記
日本で見られるサンショウウオたち
・オオサンショウウオ科オオサンショウウオ属
・オオサンショウウオ科ハコネサンショウウオ属
・サンショウウオ科ハコネサンショウウオ属(ハコネサンショウウオ/キタオシュウサンショウウオ/バンダイハコネサンショウウオ/タダミハコネサンショウウオ/ツクバハコネサンショウウオ/シコクハコネサンショウウオ)
・サンショウウオ科キタサンショウウオ属(キタサンショウウオ)
・サンショウウオ科サンショウウオ属(エゾサンショウウオ/オウダイガハラサンショウウオ/ヒダサンショウウオ/ヒガシヒダサンショウウオ/ブチサンショウウオ/チクシブチサンショウウオ/チュウゴクブチサンショウオウ/イシヅチサンショウオウ/アカイシサンショウオウ/コガタブチサンショウウオ/イヨシマサンショウウオ/ツルギサンショウウオ/マホロバサンショウウオ/クロサンショウウオ/サンインサンショウウオ/ホクリクサンショウウオ/ミカワサンショウウオ/セトウツサンショウウオ/ヤマトサンショウウオ/トウキョウサンショウウオ/トウホクサンショウウオ/ツシマサンショウウオ/カスミサンショウウオ/ヤマグチサンショウウオ/オオイタサンショウウオ/トサシミズサンショウウオ)
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作者 | 川添 宣広 |
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価格 | 4180円 + 税 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2021年12月07日 |
『日本サンショウウオ探検記 減り続ければいなくなる?!』

愛らしい姿のサンショウウオは、自然豊かな森のシンボルといわれていますが、その暮らしぶりはあまり知られていませんでした。日本にすむ45種類全部のすみかを訪ねてわかった、水辺や森の開発、水の汚れ、外来種の侵入などで減っていく危機的状況を伝えます。
作者 | 関慎太郎 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 少年写真新聞社 |
発売日 | 2021年05月24日 |
いかがでしたか?今回ご紹介した4冊は、サンショウウオについて詳しく知りたければ、必ず読んでほしい1冊です。小説や漫画の中に登場するサンショウウオたちは、言葉を話すことはありませんが、その行動や生態を通じて、彼らの生きる姿や彼らが抱える環境問題を描いています。
一冊目と二冊目は、サンショウウオの日常生活や成長の過程を描いた作品で、読むとまるで自分自身がサンショウウオになったかのような感覚を味わうことができます。特にダイナミックな生態描写は見どころの一つです。
また、三冊目と四冊目はサンショウウオが生息する湿地帯の自然環境や、地球温暖化などの環境問題に触れている作品なので、サンショウウオだけでなく自然全体への関心も深まるでしょう。
各作品で描かれるサンショウウオたちは、とてもクールで、一方で愛らしさもたっぷり。実際のサンショウウオの生態を学ぶだけでなく、彼らを読む者が自分自身を投影する鏡ともなるでしょう。
また、これらの作品を読むことで、私たちが住む地球への意識が高まり、自然環境を守るために何ができるのか、日々の生活の中で思い巡らせる機会にもなります。
このように、楽しみながら学べるのが本の醍醐味ですね。サンショウウオファンはもちろん、新たな視点から自然を考えるきっかけになること間違いなしの4冊。ぜひ、手に取ってみてくださいね。
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