文献学者 山口謠司の本(著書) おすすめ6選
山口謠司さんの世界へようこそ!彼の著書は、一度読むと忘れられません。アカデミックな観点からも評価が高く、様々な視点から歴史や文化、社会を浮かび上がらせる視点は貴重なものが多いですよ。意外な事実がエンタメ的に描かれるため、読んでいて一瞬も飽きることがありません。そして時には人間存在そのものを問う本質的なテーマにも切り込むのです。たとえば彼の複数の著作では、我々が普段何気なく送っている日常が、どのような過去から派生してきたのかを再認識させます。ジャンルを問わず、幅広い読者層にオススメできる6冊をピックアップしました。ぜひ手に取ってみてください。
『面白くて眠れなくなる日本語学』
作者 | やまぐち,ヨウジ,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 (発売) |
発売日 | 2023年02月 |
『これだけは知っておきたい日本の名作 この一冊が時代を変えた』
有名無名、エポックメーキングな名作から日本が見えてくる!
日本最古の書物『古事記』から村上春樹まで、奈良〜現代の1300年間に生まれた日本の名作64を精選し、意外な成り立ちや時代背景、作者の知られざるエピソードなど、盛りだくさんで紹介。博学の著者ならではのひねった視点が面白い!時代と日本をつくったエポックメーキングな名作が味わい深いイラスト入りで勢揃い!
唐の脅威に対して日本の正当性を主張するための『古事記』、愛人の侍大将を失った芭蕉の喪失感が生んだ『おくのほそ道』、「いい人はいいね」に日本的な精神を見いだした『伊豆の踊子』(川端康成)、1999年ならぬ1052年におびえた平安の極楽マニュアル『往生要集』(源信)、時代の大転換期を生き抜く人々の無常を描いた『平家物語』、BLの世界を描いた『雨月物語』(上田秋成)、コロナと同じくコレラ退治の珍説・奇説を伝える『虎列剌珍聞』、明治の文豪は盗作し放題だった!?『吾輩は猫である』(夏目漱石)、世界的問題作『沈黙』(遠藤周作)ほか
第1章 奇跡と天才ー日本をつくった名作たち
第2章 精髄と多才ー心を揺さぶる言葉の粋
第3章 人生の諸相ーままならぬ世の中を生きる
第4章 混迷と進化ー時代の転換期を見つめる
第5章 剽窃と翻案ー明治の文豪びっくり裏事情
作者 | 山口謠司 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | さくら舎 |
発売日 | 2023年10月05日 |
『もう恥をかきたくない人のための正しい日本語 読むだけで語彙力が高まる!』
日常で使いがちな日本語……実は間違いだらけ!!
×お求めやすい商品です → 〇お求めになりやすい商品です
×名刺をちょうだいいたします → 〇名刺をちょうだいします
×お座りください → 〇おかけください
×わかりかねます → 〇わかりません
×拝見させていただきます → 〇拝見します
ーー「役不足」「姑息」「気の置けない関係」「議論が煮詰まる」の正しい意味、あなたは説明できますか?
「知らなかった」では恥をかく、間違いがちな日本語の正しい使い方を徹底解説!
言葉遣い、敬語、ことわざ、四字熟語からビジネス用語まで、今一つ自信のないビジネスパーソンに朗報!
これを読めば、もう日本語で恥をかかない!
日常会話に頻出の日本語とコラムなどが収録された、社会人必読の書!
作者 | 山口 謠司 |
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価格 | 847円 + 税 |
発売元 | 三笠書房 |
発売日 | 2023年12月19日 |
『文豪の凄い語彙力』
作者 | やまぐち,ヨウジ,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2021年05月 |
『日本語を作った男 上田万年とその時代』
明治維新を迎え「江戸」が「東京」となった後も、それを「とうきやう」とか「とうけい」と様々に呼ぶ人がいた。明治にはまだ「日本語」はなかったのである。「日本語(標準語)」を作ることこそが国(国家という意識)を作ることであるー近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」の成立にきわめて大きな役割を果たした国語学者・上田万年とその時代を描く。
作者 | やまぐちヨウジ |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 集英社インターナショナル |
発売日 | 2016年02月26日 |
『あ゛ 教科書が教えない日本語』
「あ゛」「ま゛」といったマンガやネットに溢れる「ありえない日本語」。現代は発音と表記の間にズレが生じており、今日もどこかで前衛的な表現が生まれている。それは「五十音図」が誕生した平安時代さながらの状況であり、一〇〇〇年に一度の転換期なのかもしれない。本書は、古代の万葉仮名から江戸〜明治の文学、現代のマンガにいたるまで史実にもとづいて日本語の進化の謎に迫る。学校が教えてくれない日本語の教室へようこそ!
作者 | 山口 謠司 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2022年09月08日 |
山口謠司の作品は、一筋縄ではいかない深いテーマと繊細な心理描写が見事に描かれ、読み手をじっくりと想像の世界へ引き込んでくれます。それぞれの作品には山口独特の視点や鋭い洞察力が詰まっており、これらから新たな発見や気づきを得ることができます。
また、アカデミックな背景からくる豊富な知識を基に描かれるストーリーの中で、歴史や文化、人間の心理など様々なテーマを深く追求し、それを体裁や形式を超えて自由に表現しています。それが山口謠司の作品の大きな魅力の一つだといえるでしょう。
しかし、彼の作品において最も魅力的なのは、その読後感の素晴らしさです。一冊を読み終えたその瞬間、多くの感情や想いが胸にこみ上げてくるのです。挑戦したくなる、好奇心を刺激される、別の視点から物事を見ることの大切さを思い出す……。そうした感情が湧き上がり、それが次の行動や思考に繋がるのです。
だからこそ、山口謠司の作品は何度も読み返し、さらに深みを増すものだと感じます。誰もが自身の見解や解釈を持つことができる世界観は、単なるエンターテイメント以上の価値を読み手に提供します。
山口謠司の充実した文学世界を、ぜひあなたも体感してみてください。あなたの視野を広げ、考え方を豊かにすること間違いなしの6作品をピックアップしましたが、他にもまだまだ素晴らしい作品がたくさんあります。山口謠司の世界に少しでも興味を持ったのであれば、ぜひ他の作品も探してみてください。これからも彼の作品と共に、新たな世界を発見してみましょう。
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