おばけが登場するヨーロッパの児童文学4選
今回は、ちょっとユニークな絵本から名作小説まで、おばけが活躍するヨーロッパの児童文学を4つピックアップしました!まずは、愛らしいおばけが主人公のイラストブック。物語はシンプルで、でも心温まる一冊です。次に、おばけたちが冒険の旅に出る、ちょっとドタバタのファンタジー小説。読むとわくわくが止まりません。三つ目は、見た目は怖そうだけど、実は優しいおばけの話。子供たちに友情や思いやりを教えてくれます。最後は、古典的なおばけや魔女の伝説を描いたアンソロジー。こちらはちょっぴりゾクゾクするお話が詰まってますよ。どれも楽しくて、おばけたちのキャラクターがとっても魅力的な作品ばかりです!
『小さいおばけ (1967年) (新しい世界の童話シリーズ〈25〉)』
作者 | オトフリート・プロイスラー/F.J.トリップ/大塚 勇三 |
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価格 | 187円 + 税 |
発売元 | |
発売日 |
『こわがりやのおばけ』
作者 | ディ-テル・グリム/関楠生 |
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価格 | 576円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1984年12月 |
『ベネベントの魔物たち1 いたずらの季節』
ベネベントは、本当にある町です。一見ごくふつうの町ですが、ひとつだけ、とてもかわっていることがあります。それは、世界中のどこよりも魔物がたくさん住んでいるということ。魔物は、町のいたるところにひそんでいます。井戸の中、橋の下、劇場のあと……。もしかしたら、おとなりさんや家族のだれかが、魔物かもしれません。ほら、またきょうも魔物がいたずらを始めたみたい。ベネベントの子どもたち! 魔物に目をつけられないように、くれぐれも気をつけて。
おてんばなローザと、なぞときの好きなエミリオは双子のきょうだい。ある朝おきてみると、2人の家の農場がたいへんなことになっていました。町で売れる野草が生えず、メンドリは卵を産みません。おまけに納屋がめちゃくちゃです。エミリオはよく考えてから、いいました。「これはローザのせいだ」。
むかしから魔女が住むという伝説のある、イタリアの実在の町ベネベントを舞台に、1820年代の人々のくらしをイメージして書かれた昔話風の創作童話。魔女と人間が共生する世界でまきおこる日常のちょっとした事件を、ユーモラスかつミステリアスに描きます。
作者 | ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ/ソフィー・ブラッコール/横山和江 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 | 2019年10月08日 |
『リックとさまよえる幽霊たち』
作者 | エヴァ イボットソン/Ibbotson,Eva/律子, 三辺 |
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価格 | 973円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 |
それでは、さまざまな形でおばけが活躍するヨーロッパの児童文学4作品をご紹介させていただきました。心を揺さぶる冒険譚、ハートウォーミングな友情物語、思わずクスっと笑えるコミカルなエピソード、じっくりと考えさせられるシリアスな話まで、各々が読む人に異なる感動や楽しさを提供してくれますよね。
おばけという存在が、単に怖さや不安を煽るためだけではなく、物語の奥深さや人間性を引き立てる役割を果たしているのが印象的です。また、これらの作品を通じて、さまざまな問題を無邪気さとして見つめ直すことができ、子供たちへ大切なメッセージをさりげなく伝えています。
各作品が特有のカラフルで鮮やかな世界観を持っており、それぞれが一つの美しい宝物のようですね。ヨーロッパならではの雄大な自然や伝統豊かな文化も、物語の背景として巧みに描かれているのが特徴です。
そして、何よりも子供たちは、年齢や環境を超えて共感できる普遍的なテーマを通じて、人間として大切なことを学ぶことができます。友情、家族愛、勇気、思いやり、それぞれの価値を子供たちが理解し始める一助となるでしょう。
これらの作品がきっと、子供たちの心に深く残り、大人になったときに温かい思い出として蘇ってくることでしょう。たとえば雨の日の読書時間や、寝る前のおやすみの一冊として、ぜひ読み聞かせてみてくださいね。
最後に、物語に触れることで子供たちの想像力が育つことを期待しましょう。おばけたちが繰り広げる不思議な世界が、子供たちの頭の中でさらに広がり、彼らの創造力を引き立てることでしょう。それでは、みなさま、素敵な読書の時間をお楽しみください。
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