全1巻の傑作ラノベ10選

どんどん読み進む一巻完結のラノベ、皆さんはもう読みましたか?時間に追われる現代人にピッタリのその手軽さは、あっという間に終わってしまうという悲しみもありますよね。しかし、その一冊で物語全体を享受できる、独自の世界観にひたれるという醍醐味もあります。異世界ファンタジーから現代ドラマ、青春もの、恋愛もの…とジャンルも多種多様。一冊だからこそ、普段なかなか手を出さないジャンルにもチャレンジしやすいのも魅力の1つではないでしょうか。そこで、今回は珠玉の傑作10冊をセレクトしてみました。一冊一冊が作者の全力疾走が伝わってくる一作です。あなたのお気に入りはどれでしょうか。
『ベイビー、グッドモーニング』

作者 | 河野,裕 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年08月 |
『どうせ、この夏は終わる = This summer will end anyway』

作者 | 野宮,有 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年12月 |
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet』

ある午後、あたしはひたすら山を登っていた。そこにあるはずの、あってほしくない「あるもの」に出逢うためにーー子供という絶望の季節を生き延びようとあがく魂を描く、直木賞作家の初期傑作。
作者 | 桜庭 一樹 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2009年02月25日 |
『終わらない冬、壊れた夢の国』

誰かを殺すまで、ループは終わらない。
足を踏み入れた人間が続々と消えていくという「人食い遊園地」。
そんな都市伝説が囁かれる老舗の遊園地『サニーパーク』に、竜崎カシオは高校の友人たちと訪れた。アトラクションを満喫し何事もなく一日を終えるはずだったカシオは、友人の一人である小練菜々に人気のない場所に連れられ、刃物で刺されてしまう。死に至る直前、彼女はカシオにあることを懇願する。
「お願い……あせびちゃんを、助けてあげて」
カシオが目を覚ますと、サニーパークに入園した朝に、時間が巻き戻っていた。
激しく動揺するカシオは事態を呑み込めないまま、友人たちと“2回目”のサニーパークを巡る。自分を刺した小練菜々を警戒するカシオだったが、最後まで彼女に怪しい素振りはないまま、閉園時間を迎えた。退園するためカシオがゲートを抜けた直後、またしてもサニーパークに入園した朝に時間が巻き戻った。
混乱を極めるカシオの前に、一人の女子高生が現れる。
彼女は小寺あせびと名乗り、カシオがサニーパークから出られず同じ一日をループしているのだと告げる。そして、このループ現象から抜け出す唯一の方法は、誰かを殺すことだと……。
【編集担当からのおすすめ情報】
アニメ映画が世界各国の映画祭で高い評価を受けた『夏へのトンネル、さよならの出口』に始まる〈時と四季〉シリーズの最後を飾る「冬」の物語。
作者 | 八目 迷/くっか |
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価格 | 891円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2025年04月18日 |
『ただ、それだけでよかったんです【完全版】』

男子生徒Kが自殺した。『菅原拓は悪魔です』という遺書を遺してーー。
背景には、菅原拓による、Kを含む四人の生徒への壮絶なイジメがあったという。だが、拓は地味な生徒で、Kは人気者の天才少年。またイジメの目撃者が誰一人いないことなど、多くの謎が残された。
なぜKは自殺したのか? 次第に明かされていく壊れた教室。
「革命はさらに進む」
悪魔と呼ばれた少年が語り始める時、驚愕の真実が浮かび上がるーー!
空前の衝撃作にして、松村涼哉の衝撃の原点が、大幅修正&書き下ろし収録の完全版で甦る!
悪魔の正体
ダレモシラナイ
秘密兵器
カクメイ
最大幸福
サツガイ
最後のピース
サバキ
革命前夜
カクメイゼンヤ
セカイノオワリニ
Special episode
作者 | 松村 涼哉 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年12月25日 |
『さいはての終末ガールズパッカー = SAIHATE NO SHUMATSU GIRLS PACKER』

作者 | 藻野,多摩夫 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年08月 |
『夏に溺れる (ガガガ文庫)』

作者 | 青葉寄/灸場メロ |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2024年08月20日 |
『バスタブで暮らす (ガガガ文庫)』

作者 | 四季大雅/柳すえ |
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価格 | 569円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年08月18日 |
『わたしはあなたの涙になりたい』

作者 | 四季,大雅 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年07月 |
それでは、全1巻の傑作ラノベ10選の紹介を終わりにしたいと思います。まず、今回ご紹介した全ての作品が秀逸なものばかりで、読むと確実に何かしらの感動を得られることを保証いたします。それぞれが違った魅力、違った世界観を持つ作品ばかりで、お気に入りの1冊を見つけるのは至難の技かもしれませんね。
しかしそれは、それが「全1巻」ならではの良さでもあります。一つの物語が1冊で完結しているからこそ、違う世界観に触れ、新たな価値観を得ることができます。そして、全1巻の作品は時間をかけずに読み終えることができ、それでいて満足感や感動を得られるという点でも優れています。
一見、短いと感じるかもしれませんが、その中にはしっかりとした物語が詰まっています。作者の思い、キャラクターの成長、読者へのメッセージがギュッと詰まった1冊がそこにはあります。
全1巻だからこその短さと深さ、そして強さを持つラノベたち。さまざまな作風が描かれているため、どの作品も自分の好みに合わせて選べるのが魅力です。時間を見つけた際には、ぜひ1冊、手にとってみてはいかがでしょうか。
ハートに響くメッセージも、物語のトリコになるような展開も、一冊の中に詰まっているのですから、それは間違いなく貴重な時間になるでしょう。これらの作品が皆さんの日常に少しでも楽しさや刺激を与えられれば幸いです。それでは皆さん、素敵な読書ライフをお過ごしくださいませ。
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