食べ物のエッセイ本 おすすめ10選

日本各地の地元愛あるグルメを巡るエッセイ、絶品料理に舌鼓を打つ楽しさや食べることの喜びを描いた作品、食材そのものにフォーカスした一冊など、食にまつわるエッセイ本は多種多様。全国津々浦々の美味しいものを巡る旅行記風の本や、絵付きで一品一品の料理を紹介するグラフィックエッセイなど、見ているだけでも食欲をそそります。また、食と人生を照らし合わせた思索に耽る作品も。食は日々の生活を彩り、人と人との繋がりを深める大切な要素。それぞれが持つ食に対する個性や哲学が詰まった10冊をお楽しみ頂ければ幸いです。その一冊一冊が、きっとあなたの食生活に新たな視点をもたらしてくれますよ。
『こいしいたべもの』

作者 | 森下,典子,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年07月 |
『おいしいもので できている』

飲食界随一のエンターテイナー、稲田俊輔(イナダシュンスケ)による初のエッセイ集。
どんな食べ物にも喰いつき、「おいしさ」をトコトン暴きだす天才!
人気店「エリックサウス」創業者、飲食店プロデューサー、自称変態料理人=イナダシュンスケが、ど定番の「おいしいもの」一品ずつを語る。
これを読めば、食事は最高のエンターテインメントになる!
食べ物への偏愛が注ぎ込まれたエッセイ集。レシピ4点付き。
■目次より
幸福の月見うどん / 一九六五年のアルデンテ / サンドイッチの薄さ / 手打ち蕎麦の困惑 / ヤマモトくんのおやつ、キリハラくんのおやつ / ホワイトアスパラガスの所在 / 菜っ葉とお揚げさんのたいたん / カツレツ贔屓 / コンソメスープの誇り / チキンライスの不遇 / 幕の内大作戦 / 史上最高のカツ丼 / ストイック宅配ピザ / 小籠包は十個以上 / カツカレー嫌い / 天ぬきの友情 / 食べるためだけの旅 / ビスクの信念 / お伽噺の醤油ラーメン / ポテトサラダの味 / ポトフとpot-au-feu / 麻婆豆腐の本質 / ミールスの物語 / 誰が為のカレーライス / かっこいいぬた / ミニサラダの永遠 / から揚げ稼業
■収録レシピ
・東海林式チャーシュー「改」とチャーシュー麺
・ミニマルポテトサラダ
・塩漬け豚のpot-au-feu
・ミニマル麻婆豆腐
《全篇書き下ろし》
食いしん坊はめんどうくさい。だから面白い。
「おいしいものには何かがある」と気づかせてくれた、あの店、あの味。
作者 | 稲田 俊輔 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | リトルモア |
発売日 | 2021年03月12日 |
『食べるたのしみ』

作者 | 田辺,聖子,1928-2019 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2023年01月 |
『小泉武夫食のベストエッセイ集』

作者 | 小泉,武夫,1943- |
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価格 | 不明 |
発売元 | IDP出版 |
発売日 | 2015年02月 |
『くいいじ : 食べ物連載』

作者 | 安野,モヨコ,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2013年12月 |
『残るは食欲』

幼い頃から食べることが好きだった。母手作りの素朴な家庭料理を、家族で囲んだ温かな食卓ーー。大人になった今は一人で作って一人で食べて「私は天才かっ」と一人で叫ぶ。季節外れのローストチキン。深夜に食したホヤ。カビの生えたパンだってちょいちょいっと削れば、あら美味しい。少し孤独。けれど食欲全開、今日も幸せ。雑誌「クロワッサン」の連載をまとめた極上の食エッセイ。
作者 | 阿川 佐和子 |
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価格 | 539円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2013年03月28日 |
『泣きたい夜の甘味処』

作者 | 中山,有香里 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年01月 |
『ごはんぐるり』

食べて飲んで出して、今日もやっぱり生きている。
カイロ&大阪育ち、幸せな食オンチがつづる「グルメ」じゃない「ごはん」のこと。
西加奈子が綴る、かめばかむほど味が出る「食エッセイ」。
まかないの肉じゃがバター・カイロの卵かけごはん・大阪のアメちゃん・
ほうれんそうのおしたし・誕生日にはホールケーキにイチゴ・夢は男子校の寮母・
おばあちゃんのお好み焼き…
ごはんにまつわる子供時代の思い出、失敗談・笑い話が満載。
文庫版特別付録として、敬愛する料理人・竹花いち子氏との対談を収録。
作者 | 西 加奈子 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年02月10日 |
『イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ』

作者 | Sgai,Massimiliano,1983- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年03月 |
『世界を食べよう!』

人はその食べるところのもの
Der Mensch ist was er isst.
東京外国語大学の世界各地・各ジャンルの研究者たちが腕によりをかけて贈る30の「食」文化エッセイ
「ものを食べる」ということは、万人に共通した行為です。でも、食の風景は千差万別。
「みんな同じで、それぞれ違う」――食文化は二律背反的なのです。
レヴィ=ストロースの有名な「料理の三角形」が「みんな同じ」を構造的に捉えようとし
たものだとすれば、本書は逆に「それぞれ違う」のほうに重きを置き、互いの異質性を
具体的にきわだたせようとしたものです。東京外国語大学の研究者たちによる、「食」というプリズムを介したユニークな地域研究。世界の「食」文化エッセイと、料理レシピを多数収載。
作者 | 沼野恭子/編 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京外国語大学出版会 |
発売日 | 2015年10月30日 |
さて、以上で「食べ物 エッセイ本 おすすめ 10選」をご紹介させていただきました。各作品を通して、食に対する愛情と、それが生み出すエピソードの奥深さに改めて触れることができました。普段食べている食事が、これほどまでに多彩なエピソードを生み出す源泉であり、またそれぞれの食事が、作家の独自の視点から綴られることで新たな魅力を備えていく様子を感じていただけたら幸いです。
また、食べ物にまつわるエッセイという形式は、読者に自身の日常と直結しやすいため、読んだ後には思わず何か美味しいものを作ってみたくなったり、食べに行きたくなったりするのではないでしょうか。食事に対する新たな視点を提供し、それによって日々の食事が一層豊かなものとなるようなエッセイ本選びは、まさに生活の一部と言えるでしょう。
それぞれの作品は、恋愛や人間関係を描く小説や漫画とは違った角度から、日常を豊かに描き出すものです。それぞれの作家が食事をどのように表現し、どのような思い出や価値観を織り交ぜて語っているのかを感じながら読むことで、きっと食べ物に対する新たな愛着が生まれることでしょう。
ほっと一息つきながら読めるエッセイ本。食べ物がテーマの作品は、食事を通じて人間の心情を読み解く面白さがあり、またその独特の視点が、読者の食生活に新たな風を吹き込むこと間違いなしです。どの作品も個性豊かで、読む人を選ばない普遍的な内容となっていますので、これからも食べ物にまつわるエッセイ本に触れることで、日常をより一層楽しく、美味しくお過ごしください。おすすめの10冊を挙げさせていただきましたが、もちろんこれ以外にも素敵な作品はたくさんありますので、是非探してみてくださいね。
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