食べ物のエッセイ本 おすすめ10選
日本各地の地元愛あるグルメを巡るエッセイ、絶品料理に舌鼓を打つ楽しさや食べることの喜びを描いた作品、食材そのものにフォーカスした一冊など、食にまつわるエッセイ本は多種多様。全国津々浦々の美味しいものを巡る旅行記風の本や、絵付きで一品一品の料理を紹介するグラフィックエッセイなど、見ているだけでも食欲をそそります。また、食と人生を照らし合わせた思索に耽る作品も。食は日々の生活を彩り、人と人との繋がりを深める大切な要素。それぞれが持つ食に対する個性や哲学が詰まった10冊をお楽しみ頂ければ幸いです。その一冊一冊が、きっとあなたの食生活に新たな視点をもたらしてくれますよ。
『こいしいたべもの』
作者 | 森下,典子,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年07月 |
『おいしいものでできている』
作者 | 稲田,俊輔 |
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価格 | 不明 |
発売元 | リトルモア |
発売日 | 2021年03月 |
『田辺聖子のエッセイ 食べるたのしみ』
人生には二つのたのしみがある。一つは食べること、もう一つはおいしいものをこしらえることーー。
通いつめた神戸の市場、奄美の豪快な豚料理、夏のスダチ酒とぬか漬け、なんといっても大阪のうどん。つくるのも食べるのも大好きな著者の、食にまつわるエッセイを精選。「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」を初収録。
作者 | 田辺聖子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2023年01月19日 |
『小泉武夫食のベストエッセイ集』
アマゾン河に蟹を、街の裏通りにコロッケを求め、中国の田舎食堂では料理対決し、食魔亭で納豆との深くあやしい関係を築き、涎ピュルピュルの地鶏の唐揚げ、甘みジュルジュルの伊勢海老、味覚極楽急行の豚汁、うまさに頭の中が真っ白に…。食の「名文」厳選54篇。
作者 | 小泉武夫 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | IDP出版 |
発売日 | 2015年02月 |
『くいいじ : 食べ物連載』
作者 | 安野,モヨコ,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2013年12月 |
『残るは食欲』
作者 | 阿川,佐和子,1953- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2013年04月 |
『泣きたい夜の甘味処』
作者 | 中山,有香里 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年01月 |
『ごはんぐるり』
食べて飲んで出して、今日もやっぱり生きている。
カイロ&大阪育ち、幸せな食オンチがつづる「グルメ」じゃない「ごはん」のこと。
西加奈子が綴る、かめばかむほど味が出る「食エッセイ」。
まかないの肉じゃがバター・カイロの卵かけごはん・大阪のアメちゃん・
ほうれんそうのおしたし・誕生日にはホールケーキにイチゴ・夢は男子校の寮母・
おばあちゃんのお好み焼き…
ごはんにまつわる子供時代の思い出、失敗談・笑い話が満載。
文庫版特別付録として、敬愛する料理人・竹花いち子氏との対談を収録。
作者 | 西 加奈子 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年02月10日 |
『イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ』
食いしん坊イタリア人が大絶賛する日本の意外な絶品グルメとは?情熱とアモーレ満載の食エッセイ!
作者 | マッシミリアーノ・スガイ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年03月02日 |
『世界を食べよう! 東京外国語大学の世界料理』
人はその食べるところのもの。東京外国語大学の世界各地・各ジャンルの研究者たちが腕によりをかけて贈る30の「食」文化エッセイ。
作者 | 沼野恭子 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 東京外国語大学出版会 |
発売日 | 2015年10月 |
さて、以上で「食べ物 エッセイ本 おすすめ 10選」をご紹介させていただきました。各作品を通して、食に対する愛情と、それが生み出すエピソードの奥深さに改めて触れることができました。普段食べている食事が、これほどまでに多彩なエピソードを生み出す源泉であり、またそれぞれの食事が、作家の独自の視点から綴られることで新たな魅力を備えていく様子を感じていただけたら幸いです。
また、食べ物にまつわるエッセイという形式は、読者に自身の日常と直結しやすいため、読んだ後には思わず何か美味しいものを作ってみたくなったり、食べに行きたくなったりするのではないでしょうか。食事に対する新たな視点を提供し、それによって日々の食事が一層豊かなものとなるようなエッセイ本選びは、まさに生活の一部と言えるでしょう。
それぞれの作品は、恋愛や人間関係を描く小説や漫画とは違った角度から、日常を豊かに描き出すものです。それぞれの作家が食事をどのように表現し、どのような思い出や価値観を織り交ぜて語っているのかを感じながら読むことで、きっと食べ物に対する新たな愛着が生まれることでしょう。
ほっと一息つきながら読めるエッセイ本。食べ物がテーマの作品は、食事を通じて人間の心情を読み解く面白さがあり、またその独特の視点が、読者の食生活に新たな風を吹き込むこと間違いなしです。どの作品も個性豊かで、読む人を選ばない普遍的な内容となっていますので、これからも食べ物にまつわるエッセイ本に触れることで、日常をより一層楽しく、美味しくお過ごしください。おすすめの10冊を挙げさせていただきましたが、もちろんこれ以外にも素敵な作品はたくさんありますので、是非探してみてくださいね。
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