知念実希人のミステリー小説 おすすめ6選 読む順番が気になる人へ
知念実希人さんの作品は、緻密なトリックと深い人間ドラマが絶妙に絡み合うミステリーの世界です。読者を巧妙に誘導し、最後には圧倒的な感動を与えてくれます。謎解きの面白さはもちろん、そこに描かれる人間の営みが余すことなく飲み込まれ、一気読みすること間違いなし！神秘的で美しい文体もさすが、パソコンを文字通り弾くピアニスト作家だけのことはあります。まだ読んだことがない方も、既にファンの方も、一度は訪れるべき知念実希人ワールド。今回はその中でも特におすすめする6作品を選んでみました。興奮と感動の連続が味わえること間違い無しなので、ぜひこの機会に挑戦してみてくださいね！
『硝子の塔の殺人』
| 作者 | 知念 実希人 |
|---|---|
| 価格 | 1782円 + 税 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2021年07月30日 |
『仮面病棟』
療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知るー。閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦。そして迎える衝撃の結末とは。現役医師が描く、一気読み必至の“本格ミステリー×医療サスペンス”。著者初の文庫書き下ろし！
| 作者 | 知念実希人 |
|---|---|
| 価格 | 652円 + 税 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2014年12月 |
『十字架のカルテ』
光陵医科大学附属雑司ヶ谷病院の新人医師・弓削凜は精神鑑定医を目指し、精神鑑定の第一人者と言われる影山司院長に弟子入りする。影山に導かれ、凜は統合失調症、詐病、解離性同一性障害など、様々な事件の容疑者たちの心の闇に迫る。そして凜にも、どうしても精神鑑定医にならなくてはならない秘密の事情があった。
| 作者 | 知念 実希人 |
|---|---|
| 価格 | 847円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2022年11月08日 |
『文庫 崩れる脳を抱きしめて』
著者初の本屋大賞ノミネート作品！
感動の恋愛×ミステリー！！
僕にしか書けない
恋愛小説です（著者）
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていくーー。
実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く。彼女は死んだのか？ ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜を彷徨う。驚愕し、感動する、恋愛ミステリー。
プロローグ
第一章 ダイヤの鳥籠から羽ばたいて
第二章 彼女の幻影を追いかけて
エピローグ
| 作者 | 知念 実希人 |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2020年10月08日 |
『ムゲンのi(上）』
若き女医・識名愛衣は不思議な出会いに導かれ、人智を超える事件と難病に挑む。眠りから覚めない四人の患者、猟奇的連続殺人、魂の救済〈マグイグミ〉--すべては繫がり、世界は一変する。予測不可能な超大作ミステリー、2020年の本屋大賞ノミネート作が待望の文庫化！
| 作者 | 知念実希人 |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2022年02月09日 |
『となりのナースエイド』
新人ナースエイドの桜庭澪は、星嶺大学医学部附属病院の統合外科病棟に配属された。技術至上主義の天才外科医・竜崎大河と時にぶつかりながら、医療行為が許されない立場で患者に寄り添い、癒していく。澪がナースエイドを志したのは、半年前に起きた凄惨な事件がきっかけだった。ある日、澪の身辺に怪しい影が差し事件がまだ終わっていなかったことを知るーー。
どんでん返しの連続に息を呑む、ノンストップ医療サスペンス！
第1章 ナースエイドのお仕事
第2章 二人三手の旋律
第3章 潜在意識の告発
第4章 家族のために
第5章 それぞれの選択
エピローグ
| 作者 | 知念 実希人 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年11月24日 |
それでは、皆様に知念実希人さんのミステリー小説6選をお勧めしましたが、いかがでしたでしょうか？もちろん、これらの作品は彼の全作品の一部に過ぎません。知念氏の透明感溢れる筆致と、想像力を刺激するストーリーは他の作品にも共通している特徴で、どの作品も読む者の心を揺さぶります。
今回ご紹介した作品は、どれも知念氏の鋭い観察力と深い人間観察、見事なプロット構成が生み出す緻密な世界観に引き込まれる作品ばかりです。恐らく、皆様の中にも一冊でも手に取りたくなった方々がいらっしゃることと信じております。
しかし、小説の楽しみは一度読んで終わりではありません。何度も読み返し、作者の意図や登場人物たちの感情の移り変わりに気づくのも、また一興。是非、何度も味わい深めて頂ければと思います。作品の中に秘められたメッセージやテーマ、登場人物の心情を追い求めながら幾度となく読み返すことで、洞察力や深層心理への理解が深まることでしょう。
また、知念実希人作品は、人間の臆病さや勇気、愛や嫉妬、喜びや悲しみといった感情を丁寧に描き出している点でも、読者に深い感銘を与えます。それらの感情が絡み合った複雑な人間関係や、想定外の展開を楽しむことができるでしょう。
最後に、本を手に取ったことや、読むことが新たな出会いになることを実感していただけると幸いです。書物は新たな視界を開く鍵となります。様々な価値観に触れることで、広い世界が進んで行く力となります。語られる物語は、我々に思考の奥深くを探求するきっかけを与えます。
今回ご紹介した知念実希人の作品を通じて、様々な視点から物事を見ること、そして新たな視点を持つことを体験してみてください。そして、まだ未読の方は、この機会にぜひ手にとってみてください。貴方の想像力を刺激する素晴らしい作品群が、きっとあなたを待っています。
この一冊を開くことで、新たな世界が広がることでしょう。それでは、皆様が素敵な読書体験を味わえますように。
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