ベーシックインカムってどうなの?と思った時に読む本6選
「ベーシックインカム」という概念はどのようなものなのか、またそれが社会にどのような影響を及ぼすのか気になったことはありませんか?今回はそんなあなたにおすすめの本を6冊紹介します。一部はエッセイ形式、一部はドキュメンタリーといった形で、ベーシックインカムの概念や導入の是非、それにより生まれるであろう社会変化などを深掘りしています。さまざまな視点からベーシックインカムを考えるきっかけとし、時には驚きや新たな発見もあるでしょう。この変化の潮流について、あなた自身の考えを深めてみてはいかがでしょうか。
『ベーシック・インカム : 自由な社会と健全な経済のためのラディカルな提案』
作者 | Parijs,Philippevan,1951- Vanderborght,Yannick ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | インプレス (発売) |
発売日 | 2022年12月 |
『デジタル・ベーシックインカムで日本は無税国家になる!』
AIの発達とロボットの普及によって、今後は必ずしも成人すべてが働く必要のない時代になっていくと言われている。(中略)よく「近い将来、AIに仕事が奪われる」などと言われるが、これは「近い将来、AIのおかげで仕事をしなくてもよくなる」という意味でもある。そうした時代には、ベーシックインカムが必要不可欠になってくるかもしれない。つまり、AI時代には、人はベーシックインカムなしには生きられなくなる可能性すらある。(本文より)
■目次
まえがき
第1章:ベーシックインカムで国民を救え
第2章:消費を促す「デジタル半減期通貨」
第3章:無税国家・日本への道
想定される懸念への反論
「無税国家」は「財政ファイナンス」なのか?
ベーシックインカムと無税国家で経済大国日本が復活する
作者 | 苫米地英人 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | サイゾー |
発売日 | 2021年12月11日 |
『ベーシック・インカム 国家は貧困問題を解決できるか (中公新書)』
作者 | 原田泰 |
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価格 | 798円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2015年08月14日 |
『ベーシックインカムへの道 正義・自由・安全の社会インフラを実現させるには』
この本は、ベーシックインカム(BI)への賛成論と反対論を一とおり読者に紹介することを目的としている。BIとは、年齢や性別、婚姻状態、就労状況、就労歴に関係なくすべての個人に、権利として現金(もしくはそれと同等のもの)を給付する制度のことだ。本書ではBIとはどういうものか、この制度が必要とされる根拠であるところの三つの側面、すなわち正義、自由、安全について論じ、経済面での意義にも触れる。また、BIに対して唱えられてきた反対論、とくに財源面での実現可能性と労働力供給への影響についても検討する。さらに、制度の導入を目指すうえでの実務的・政治的な課題も見ていく。
作者 | ガイ・スタンディング/池村千秋 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | プレジデント社 |
発売日 | 2018年02月 |
『AI時代の新・ベーシックインカム論』
作者 | 井上,智洋 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2018年04月 |
『ベーシックインカムを問いなおす その現実と可能性』
ベーシックインカム(BI)は現代社会の救世主たりうるか!? 社会運動や政策提言の最前線にたつ論者や研究者が、BI の意義と限界をさまざまな角度から検討。
作者 | 佐々木 隆治/志賀 信夫 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 法律文化社 |
発売日 | 2019年10月18日 |
さて、これら6冊の本を読み終えた頃には、「ベーシックインカム」について多角的に理解を深めることができたことと思います。格差社会といわれる現状、働けど働けど生活が苦しいと感じている人たち、将来に不安を覚える若者たちの心の中に、一筋の希望の光が灯るかもしれません。
一方で、ベーシックインカムが万能薬とは限らないことも忘れてはいけません。社会貢献の意識をなくすだけでなく、経済的な側面からも無計画に導入すると破綻を招くこともあります。だからこそ、多角的な視点でこれからの社会を考えるためにも、知識を深めていくことが大切です。
実際にベーシックインカムが実現するかどうかは未知ですが、共感する部分もあれば疑問に思う部分もありますよね。それぞれの立場から、自分自身で考え、議論する機会を持つことが大切だと思います。自分の理想の社会を思い描くためにも、これらの本の中から色々な視点を学んでみてください。
それぞれの作品が、ベーシックインカムについて考えるきっかけになり、自分自身の意見を形成する一助になれば幸いです。これらの本から、自分だけの答えを見つけられることを願っています。
新たな社会制度を考えることは、身近な生活から国家の運営政策まで、幅広い視点が求められます。本を読むことは、その一助となるでしょう。思考の幅を広げ、自分の視野を広げるためにも、これからも色々な本に触れてみてくださいね。
そんなあなたにとって、これらの本が一歩進むための道しるべになれば、これ以上ない喜びです。それでは、引き続き素晴らしい読書ライフをお楽しみください。そして、自分の思い描く理想の社会が現実のものとなることを、心から願っています。
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