子どもが探偵になる物語3選

初めての探偵体験にピッタリなのが、街の謎を解き明かす明るい雰囲気のストーリー。知恵と友情で事件を解決する過程がハートウォームで、子供たちの成長も見所です。次に、不思議な道具を使いこなして大活躍する、科学と空想が交差する世界。身近なモノが驚きのアイテムに変わる楽しさにワクワク間違いなし。最後に、ちょっぴりダークでミステリアスな世界観が特徴の作品。謎解きだけでなく、人間の心理や社会の闇を垣間見る。子供たちの冒険心をくすぐる3つの作品、ぜひ読んでみてくださいね。
『名探偵カッレくん』

作者 | Lindgren,Astrid,1907-2002 尾崎,義,1903-1969 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2005年02月 |
『エーミールと探偵たち』

話はぜんぜんはじまらない
ここに取り出したるは十枚の絵
話が、ようやく動きだす
1 エーミール、シャンプーを手伝う
2 イェシュケ巡査、なにも言わない
3 いざ、ベルリンへ
4 めちゃくちゃ走りまくる夢
5 エーミール、ちがう駅でおりる
6 市電一七七番
7 シューマン通り、大さわぎになる
8 クラクション少年、登場する
9 探偵たち、集合する
10 タクシーを追いかけろ
11 スパイ、ホテルに潜入する
12 緑色の制服のエレベーター・ボーイ、正体をあらわす
13 グルントアイス氏にVIP待遇の身辺警護がつく
14 ピンにも、とりえがある
15 エーミール、警察署に行く
16 刑事課警部からよろしく
17 ティッシュバイン夫人、興奮する
18 みんな、すこしはかしこくなった?
訳者あとがき
作者 | ケストナー,E.(エーリヒ)/池田 香代子 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2000年06月16日 |
『少年探偵団』

●名探偵明智小五郎とともに、宿敵怪人二十面相を見事捕らえた少年探偵団。小林芳雄少年率いる彼らの前に、今度は「黒い魔物」が立ちはだかる。その化け物は男なのか女なのか性別不明。黒板塀から突然飛び出してきたり、人間の影となって地面に横たわったりと、いたるところで不気味に出現し、東京中を不安に陥れているのだった。そこに少年探偵団は単なるいたずらではない凶悪な犯罪の匂いを嗅ぎ当てる。そして、その読みは見事に的中していくのだった……!
作者 | 江戸川 乱歩/庭 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年01月16日 |
今回は、「子どもが探偤になる物語」の中から、3つの作品を紹介させていただきましたね。
まず一つ目には、複雑な事件を解きほぐしていくスリリングな展開が魅力的な作品。ときには頭脳戦を、ときには友情を武器に大人たちに立ち向かう、子どもたちの困難な闘いを描いています。ここでは、子どもならではの創意工夫や発想力、そして、困難を乗り越えるための絆や友情が描かれています。
次に紹介した二つ目の作品は、何気ない日常に隠された物語を見つけ出し解き明かす、日常系推理物の名作です。ここでは、目の前の何気ない出来事が実は大きな謎を含んでいたり、何かを探求する楽しさ、発見の喜びに溢れています。こちらは、些細な出来事にも心を傾ける子どもたちの純粋さと探究心が生きている作品です。
そして最後にピックアップした三つ目の作品は、一転して非日常の世界を舞台にしたファンタジー推理物です。ここでは、現実から離れた世界観の中にも、子どもたちならではの視点や感性が織り交ぜられています。子どもたちが己の信じる正義を貫くために、時には直面する壮絶な駆け引きも描かれていて、その活躍ぶりには心から胸を打たれます。
それぞれが異なったアプローチで、子どもたちが探偵として活動する様を描いていますが、どの作品も、子どもたちの眼光明るい未来への希望、純粋無垢な視点と感性、なんとも言えない彼らの成長を通じて私たち大人に何かを問いかけてきます。どれもあなたが見つけたくなるような物語ばかりです。きっとあなたも、これらの作品と出会って、子どもたちの純真な眼差しに心揺さぶられることでしょう。
これからも、良い作品を探し、紹介していきたいと思います。どうかお楽しみに!
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