上橋菜穂子のファンタジー小説 おすすめ5選
上橋菜穂子さんのファンタジー作品、とにかく素敵ですよね。世界観がすごく細かいんです。なんと言っても生き物たちへの愛情が溢れていて、読んでいるとそれが伝わってきます。さらに、登場人物たちの成長も見逃せません。一つの冒険を通しての内面的な変化を丁寧に描いていて、見事です。以上、私の特に心に響いた5作品をピックアップしました。どれも魅力的で、一つ一つ深く読み込むのがおすすめです。ぜひじっくりと読んで、上橋菜穂子さんの世界にどっぷり浸かってみてください!
『鹿の王 1 (角川文庫)』
作者 | 上橋 菜穂子 |
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価格 | 634円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年06月17日 |
『獣の奏者(そうじゃ). 1(闘蛇編)』
作者 | 上橋,菜穂子,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年08月 |
『狐笛のかなた』
作者 | 上橋,菜穂子,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2006年12月 |
『月の森に、カミよ眠れ』
月の森の蛇ガミをひたすら愛し、一生を森で送ったホウズキノヒメ。その息子である蛇ガミのタヤタに愛されながらも、カミとの契りを素直に受けいれられない娘、キシメ。神と人、自然と文明との関わりあいを描く古代ファンタジー。小学上級から。
作者 | 上橋菜穂子 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 | 2000年10月 |
『精霊の木』
作者 | 上橋,菜穂子,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2019年05月 |
今回、多様なテーマと緻密な世界観で読者を魅了し続けている上橋菜穂子さんのファンタジー小説を5つご紹介させて頂きました。異世界を舞台にしながらも、現実世界のようにリアルに描き出されるその世界は、ご覧になった方々を深く引き込むこと間違いなしでしょう。また、彼女の作品では動物達が人間と同じように喋るシーンがあるのですが、そこに自然と人間が共存する理想的な世界のあり方を感じていただけると思います。
また、彼女の作品に共通するのは、幼少期の純粋さと、大人になった時の教訓をうまく織り交ぜている点でしょう。子どもの時期には理解できない大人の世界をうまく表現し、大人になった後にはそれが何を意味するのかを理解させる。これらが上手く融合した作品は、子どもも大人も共に楽しむことができ、幅広い年齢層に推奨できる作品と言えるでしょう。
そして何より、風景を描写する力は卓越しており、まるでその風景を目の前で見ているかのような錯覚に陥ることでしょう。これは、彼女が絶えず旅を続けているからこそ描き出せるリアルさだとも言えます。
地元、親戚、友人、動物達とのコミュニケーション、四季を全身で感じる旅。これら全てが融合して生まれるストーリーは、読んだあとに満足感を感じさせてくれます。
いかがだったでしょうか。上橋菜穂子さんの作品をこれから読む方は、きっと新たな発見と感動があることでしょう。読んだことがある方は、再読する価値は十分にあると思います。それぞれの作品を読み終えたときの感動を、是非皆さんも体験してみてください。
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