上橋菜穂子のファンタジー小説 おすすめ5選

上橋菜穂子さんのファンタジー作品、とにかく素敵ですよね。世界観がすごく細かいんです。なんと言っても生き物たちへの愛情が溢れていて、読んでいるとそれが伝わってきます。さらに、登場人物たちの成長も見逃せません。一つの冒険を通しての内面的な変化を丁寧に描いていて、見事です。以上、私の特に心に響いた5作品をピックアップしました。どれも魅力的で、一つ一つ深く読み込むのがおすすめです。ぜひじっくりと読んで、上橋菜穂子さんの世界にどっぷり浸かってみてください!
『』

作者 | |
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価格 | 不明 |
発売元 | |
発売日 |
『獣の奏者(そうじゃ). 1(闘蛇編)』

作者 | 上橋,菜穂子,1962- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2009年08月 |
『狐笛のかなた』

小夜は12歳。人の心が聞こえる“聞き耳”の力を亡き母から受け継いだ。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の“あわい”に棲む霊狐・野火だった。隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年・小春丸をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が燃え上がる…愛のために身を捨てたとき、もう恐ろしいものは何もない。野間児童文芸賞受賞作。
作者 | 上橋 菜穂子 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2006年12月 |
『月の森に、カミよ眠れ』

月の森の蛇ガミをひたすら愛し、一生を森で送ったホウズキノヒメ。その息子である蛇ガミのタヤタに愛されながらも、カミとの契りを素直に受けいれられない娘、キシメ。神と人、自然と文明との関わりあいを描く古代ファンタジー。小学上級から。
作者 | 上橋菜穂子 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 | 2000年10月 |
『精霊の木』

環境破壊のため、地球が滅亡し、人類は様々な星に移住した。シン少年が住むナイラ星は、人類が街を作り始めてから二百年を迎えようとしていた。そんなある日、従妹のリシアに、先住異星人ロシュナールの特殊能力が目覚める。そして、失われた<精霊の木>を求めて、異世界からこの地を目指す<黄昏の民>の存在を知った二人は、過去と現代に潜む謎の真相を追い求める。しかし、過去の歴史を闇に葬ろうとする組織が動き出す。シンとリシアの運命は──「守り人」シリーズ著者・上橋菜穂子のデビュー作が、三十年の時を経て文庫化!
作者 | 上橋 菜穂子 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2019年04月26日 |
今回、多様なテーマと緻密な世界観で読者を魅了し続けている上橋菜穂子さんのファンタジー小説を5つご紹介させて頂きました。異世界を舞台にしながらも、現実世界のようにリアルに描き出されるその世界は、ご覧になった方々を深く引き込むこと間違いなしでしょう。また、彼女の作品では動物達が人間と同じように喋るシーンがあるのですが、そこに自然と人間が共存する理想的な世界のあり方を感じていただけると思います。
また、彼女の作品に共通するのは、幼少期の純粋さと、大人になった時の教訓をうまく織り交ぜている点でしょう。子どもの時期には理解できない大人の世界をうまく表現し、大人になった後にはそれが何を意味するのかを理解させる。これらが上手く融合した作品は、子どもも大人も共に楽しむことができ、幅広い年齢層に推奨できる作品と言えるでしょう。
そして何より、風景を描写する力は卓越しており、まるでその風景を目の前で見ているかのような錯覚に陥ることでしょう。これは、彼女が絶えず旅を続けているからこそ描き出せるリアルさだとも言えます。
地元、親戚、友人、動物達とのコミュニケーション、四季を全身で感じる旅。これら全てが融合して生まれるストーリーは、読んだあとに満足感を感じさせてくれます。
いかがだったでしょうか。上橋菜穂子さんの作品をこれから読む方は、きっと新たな発見と感動があることでしょう。読んだことがある方は、再読する価値は十分にあると思います。それぞれの作品を読み終えたときの感動を、是非皆さんも体験してみてください。
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