おすすめルポルタージュ10選
日常に飽きたあなた、違う世界を覗き見たいあなた、気づけばなんと本棚がルポルタージュでいっぱいですね。そんなあなたに、最高の10選をお届けします。戦争の最前線で生きる人々の姿にTouch、あるいは見えない社会の片隅で闘う彼らの姿に思いを馳せる。彼らの生活、思想、信念が詰まったルポルタージュは、私たちの世界観を一変させてくれます。名もない人々の生きざまを描き、社会の矛盾を浮き彫りにする。これがルポルタージュの魅力です。紙面を通じて彼らの世界を旅することで、多くを学び、感じることでしょう。さあ、一緒に感動の冒険へ出かけましょう。
『ルポ川崎』
作者 | 磯部,涼,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2021年05月 |
『貧困大国アメリカ : ルポ』
作者 | つつみ,みか,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2008年01月 |
『ルポ 超高級老人ホーム』
入居金3億円超え。超富裕層のみが入れる「終の棲家」は桃源郷か、姥捨て山か。元『週刊文春』エース記者が踏み込んだ、超高級老人ホームという聖域。死に場所さえステータス化する金持ち老人たちのマウンティング争い、悪徳業者への潜入取材など、日本で初めて「高級老人ホーム」を取材した衝撃のルポルタージュ。
はじめに
◆第1章 選ばれた者の「終の棲家」、高級老人ホーム
「高級って何が高級なんだよ」/高級老人ホームの代表格/入居一時金は4億超え、月額約60万円/備え付けのピアノは2千万円超え/50代、60代から部屋をキープする富裕層/「ふさわしい方」以外お断り/「うちには徘徊する方はいない」/「仏様のような方が多いです」
◆第2章 「死に場所」さえステータス化する富裕層
表には出ないルートで取引される入居権/施設職員と結婚した入居者も/インド産バイアグラで死ぬまでセックス/「お金を払えばいいんでしょ」/「ご案内している自分が入れないというね」/「入り込まれると嫌やから」
◆第3章 「入居者カースト」でマウンティングしあう高齢者
“錚々たるメンバー様”たちと対面/理事会はお山の大将/入居希望者も理事会が評価/カネも出すが口も出す/掛け麻雀歴40年以上/食堂の席替えに猛反発/あいみょんを歌う入居者/女やもめに花が咲く
◆第4章 富裕層の貯金を喰らう悪徳施設へ潜入
現役スタッフからの告発/入居から2週間でガリガリに/カビだらけの調味料をそのまま使用/施設内で疥癬が蔓延/衝撃、施設への爆破予告/悪徳施設への潜入取材/月額は都内高級老人ホームの約2倍/宗教団体との噂も/「ほんまに監獄みたいやと思います」/『社長を刺すぞ』と凄む入居者/悪評が絶えない高級老人ホームへ潜入/ヤクザが運営しているとの噂も/まるで姥捨て山
◆第5章 結局「世俗」からは離れられない
老人ホームはあくまでもセカンドハウス「最期を看取ってほしい」/遺産目的の連れ去り事件/最期まで夫を気遣った妻の一言/「高級」とは、孤独からの解放/「最期はここがいい」と思えるか/「高級老人ホーム」は桃源郷か
おわりに
作者 | 甚野 博則 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2024年08月08日 |
『もの食う人びと』
作者 | 辺見,庸,1944- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 1997年06月 |
『子どもたちの階級闘争 : ブロークン・ブリテンの無料託児所から』
作者 | Brady,Mikako,1965- |
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価格 | 不明 |
発売元 | みすず書房 |
発売日 | 2017年04月 |
『ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢』
日本経済の「一人負け」、男性が女性を「買い叩く」日本の性風俗業界……。なぜ彼女らは、海外で身体を売ることを選ぶのか。経済停滞により「もっと稼ぎたい」と海外に目を向ける人が増えている。それは、性風俗業界も例外ではない。不法就労・国外退去のリスクを背負ってまで、何が彼女たちを駆り立てるのか。仕事内容、出稼ぎに至る経緯、暮らしぶりなどを詳細に綴る渾身のルポ。日本の風俗に嫌気が差しアメリカへ。パパ活で月収は平均2万ドル行く当てもなく渡米。フリーターから、年収12万ドル「たぶん私、本当は孤独なんだと思う」渡豪し3か月で300万円を稼ぐ元派遣社員長引く不況に生活苦、業界の働きづらさ、生きづらさ、承認欲求、先の展望が描けないことー出稼ぎに至る背景には、さまざまな問題が絡み合っている。その一つ一つは、決して特殊なものではなく、誰もが肌身で感じたことがある問題ではないだろうか。
作者 | 松岡かすみ |
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価格 | 957円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2024年02月13日 |
『名前のない女たち : 貧困AV嬢の独白』
作者 | 中村,淳彦,1972- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2017年02月 |
『ルポ死刑 : 法務省がひた隠す極刑のリアル』
作者 | 佐藤,大介,1972- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2021年11月 |
『ルポ 「ふつう」という檻 発達障害から見える日本の実像』
発達障害の特性が、生きづらさにつながる社会の正体とはーー。特性がある人が負った心の傷、「ふつう」をめぐる本人や保護者の葛藤、学校教育のゆがみ……。増え続ける発達障害の周辺を、地方新聞の記者たちが丹念にルポ。人が自分らしく生きることを阻む、生きづらい令和時代の日本を深掘りした大反響の連載を書籍化!
はじめに
第1章 傷つけられる子どもたち
読者の声をたずねて ❶ 「息子よ、幸せな人生だったか」
ZOOM UP ❶ 発達障害
第2章 「早期発見」の現場
ZOOM UP ❷ 特別な支援が必要な子の増加をどう考えるか
きらめく世界 ❶ オリジナルキャラ、広がる物語
第3章 インクルーシブ教育の虚実
ZOOM UP ❸ 日本のインクルーシブ教育システムーー「学びの場」の現状は
きらめく世界 ❷ 鮮やかに、描きたいものが連鎖
第4章 民間参入の光と影
読者の声をたずねて ❷ 放課後デイに振り回された娘
きらめく世界 ❸ 踊る、楽しむ、この一瞬こそ私
第5章 生きる道を探して
読者の声をたずねて ❸ ありたい「私」、自分が決める
第6章 この社会での「自立」
きらめく世界 ❹ 鍵盤に魂を込めて
きらめく世界 ❺ 「旧車」への愛、細部に込めて
第7章 「聴く」ことの希望
読者の声から見える社会
あとがき
作者 | 信濃毎日新聞社編集局 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2024年07月19日 |
『ルポ 児童相談所』
作者 | 慎泰俊/著 |
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価格 | 780円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2017年01月05日 |
たくさんの作品の中から特に心に残った10作品をご紹介させていただきました。名作の数々を読みつつ、本当に良いルポルタージュとは何か、改めて考えさせられた経験をシェアしたかったんです。ルポルタージュは、ただ事実を伝えるだけではなく、そこに生きる人々の感情や生活をリアルに描き出す力があると改めて実感しました。
そして何より、その場に足を運んでじっくりと話を聞いたり、現地を見たり、体験したことによって得た情報と感情を視覚化することが、読者に新たな視点や世界への理解を与えるんだと実感しましたね。文字から伝わるその情景、胸痛くなるような状況描写、それでいてどこか暖かなエピソード。本当に心揺さぶられました。
なかでも、人間の強さや連帯感、そして愛そのものを描いた作品には本当に感動させられました。逆境の中で助け合う人々の姿、考え方や文化の違いを乗り越えて成長する様子、その真摯さはとても勇気づけられました。そして、それが現実の出来事であるという事実が、より感動を深めてくれました。
これらの作品を読んで、読者の皆さんが少しでもルポルタージュの魅力を感じてくれたなら、それ以上に嬉しいことはありません。その地の空気を吸い、そこで起きる出来事を目の当たりにしたら、今までとは全く違う視点で物事を見ることができるはずです。そしてそれがあなたの人生に新たな風を吹き込んでくれることを願っています。
以上が今回ご紹介した10作品となります。それぞれの作品が、あなたにとって新しい視点や発見、そして感動を提供してくれることを心から願っています。また新たなおすすめ作品を見つけたら、皆さんにも紹介していきたいと思います。新しい発見と共に思考が広がる、そんな閲読体験をしていただけることを楽しみにしていますよ。
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