法隆寺に関する本 おすすめ6選 世界最古の木造建築
日本が誇る世界最古の木造建築、法隆寺。その魅力を深堗に堪能できる6冊の本をご紹介します。深い歴史や伝統の背景を探求する洞察に富んだ本、鮮やかな写真やイラストでその美しさを伝えるビジュアル重視の本、そして、法隆寺の守り続ける信仰や哲学を考察する深みのある本まで、幅広い角度から法隆寺を眺めることができます。一冊でも手に取れば、あなたもきっと法隆寺の魅力に取り憑かれることでしょう。
『普及版・法隆寺 世界最古の木造建築』
世界最古の木造建築である法隆寺に込められた、古代日本人の技術と知恵を、
豊富なイラストと分かりやすい文章で徹底解説!
法隆寺が世界の最古の木造建築であることはひろく知られていますが、
その価値はただ古いということにだけあるのではありません。
ほんとうの価値はむしろ、これらの建造物をとおして、古代日本人がもっていた
技術や知識や知恵を知ることができることにあるのだと思います。
しかし、これまで、技術や知恵の具体的なあらわれである
法隆寺建築の過程をあきらかにした本はありませんでした。
これは、法隆寺の解体修理にあたった棟梁と、建築史家と、
建築科の出であるイラストレーターの三人が協力して、
法隆寺がどのようにして建てられたかという難しい問題を解き明かした本です。
この本をとおして、私たちは古代日本人の技術や知恵が想像以上にすぐれたものであったことを知るでしょう。
*本書は1980年に当社より刊行した『法隆寺』の普及版です。
作者 | 西岡 常一/宮上 茂隆/穂積 和夫 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 草思社 |
発売日 | 2023年07月07日 |
『法隆寺の謎を解く』
法隆寺は世界最古の木造建築として“世界遺産”に指定されている。しかし実は、私たちが目にしている法隆寺は七世紀後半から八世紀初めにかけて「再建」されたものであり、そうしたことがわかったのは一九三九年になってからのことにすぎない。しかも聖徳太子による創建から「再建」達成までの百年間は、仏教の日本化と並行して、古代王朝の内部で激しい権力闘争が起こった時期でもあった。仏教やヒンズー教などのインドの宗教建築を踏査してきた著者が、回廊の構造や伽藍の配置などから古代世界を読み解く、空間的な出来事による「日本」発見。
作者 | 武沢秀一 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2006年06月 |
『法隆寺を科学する : 法隆寺和銅移建論』
作者 | 天野,正樹 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 白馬社 |
発売日 | 2016年07月 |
『法隆寺建築の設計技術』
“法隆寺の奇蹟”を解明ー唐尺か高麗尺か、百年の議論を終結。
作者 | 溝口明則 |
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価格 | 4620円 + 税 |
発売元 | 鹿島出版会 |
発売日 | 2012年07月 |
『法隆寺の正体 もし聖徳太子が仏教王蘇我馬子であるならば』
『記紀』が“真実と虚構の物語”であるならば、だれが聖徳太子をつくったのか、だれが法隆寺をつくったのか。日本古代史最大の秘密を明らかにする。
作者 | 林順治 |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 彩流社 |
発売日 | 2013年12月12日 |
『法隆寺と聖徳太子 : 一四〇〇年の史実と信仰』
作者 | 東野,治之,1946- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2023年11月 |
皆様、これまでご紹介した6作品を通して、法隆寺の偉大さや魅力に触れることができたでしょうか。歴史、芸術、思想、そして職人技と様々な角度からこの世界最古の木造建築を描いた作品たちは、ひとつひとつが法隆寺の奥深さを伝えています。
この6作品以外にも、法隆寺にまつわる本は多く存在します。各作品はそれぞれが異なる視点から法隆寺を切り取っているため、1つの作品から得られる知識や感動だけで満足せず、さまざまな作品を読むことで、多角的に法隆寺の魅力を感じていただきたいと思います。
また、これらの作品を手に取ることで、これまで法隆寺に興味がなかった方々も、その美や人々が紡いできた歴史に新しい興味を持つかもしれませんね。本を読むことは、未知の世界にフットワーク軽く一歩踏み出すこと。そして、そこから見つける新たな発見や感動が、さらに深い知識や理解を促してくれます。
今回ご紹介した作品は、法隆寺への興味が湧いた初心者の方から専門知識を深めたい方まで、幅広く楽しめることでしょう。皆さんがこれらの本を読んで、日本の歴史や文化、そして法隆寺の価値を改めて感じ、また新たな視点を得られれば幸いです。
これからも私たちは、読書を通じて、皆様の知識を広げるお手伝いができればと考えています。それぞれの感性や視点で選んだ本を、是非お楽しみください。そして、読んだ作品を通じて出会った新たな発見や感動を、日々の生活に役立てていただくと嬉しいですね。引き続き、私たちと一緒に素敵な文化や歴史を見つけていきましょう。
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