水墨画の描き方の本 おすすめ8選 コツなどがわかる

水墨画への興味、こみ上げる感動、そんな初心者まで楽しめる本がここに集結。絵心がない、と悩むあなたにも、実践的な技法から逸話まで、手厚く解説されています。また、深い洞察力で伝統的な技法を蘇らせる本や、新しい視点で水墨画を捉える本も。勿論、中級者、上級者向けに深く掘り下げた内容の本もご紹介。著名な画家の作品集から、具体的な練習方法、詩情豊かな画風など、多角的に水墨画の魅力を引き立てる1冊ずつ。この8選からあなたの一冊を見つけて、美しい水墨画の世界へ一歩踏み出しませんか。あなたの才能を開花させるための第一歩、ここから始まるかもしれませんよ。
『水墨画 表現を磨く50のコツ 基本から特殊技法まで』

★ 基本的なモチーフの描き方、筆運びのコツから
白抜き、ぼかし、スタンピングなどの特殊技法まで、
完成度を高めるコツをアドバイスとともに紹介します。
◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆
皆さんは絵を描きたいけれど、
「自分には絵の才能がなく不器用だから・・・」
と始めから諦めてはいませんか。
絵を描くということは、人間の本能でもあります。
人類の歴史を遡ってみますと、
古くから「絵を描く」「土器を作る」という行為は、
言葉や文字を使うよりも前に行われていました。
また、幼い子どもたちが目を輝かせて
クレヨンを持って紙に絵を描いたり、
生き生きと砂場で山などを作って
遊んでいることからもそれが分かります。
難しいことは考えずに、筆を持ち紙と向かい合い
水墨画を描いてみましょう。
まずは筆と紙と墨を用意すれば十分なのです。
絵に優劣などありません。
とにかく筆を手に取り、始めることが一番なのです。
一歩歩み出したその瞬間から、きっとあなたも
墨の濃淡で描き出す美しい水墨画の世界に
魅了されることでしょう。
水墨画家 鈴木 昇岳
◆◇◆ 本書の使い方 ◆◇◆
この本では、水墨画を描くためのコツを
7つのパートに分けて紹介しています。
パートを読み進めていくにつれ、道具の基礎から
描き方の応用の知識が身につくようになっているため、
最初のパートから読み始めることをおすすめします。
モチーフや風景画の描き方は、
一作品につき4ページに渡り、
手順などを詳しく説明しています。
描く際に気をつけたいポイントやより良い作品に
するためのアドバイスをあげていますので、
自分のイメージする水墨化を描くための
参考にしてください。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆PART1 水墨画を描く前に
*コツ01 水墨画を描くための道具を準備する
*コツ02 墨の種類と特色を知る
*コツ03 筆の種類と特徴を知る
・・・など全5項目
☆PART2 基本技法を身に付ける
*コツ06 墨を磨る
*コツ07 調墨で墨や筆の調子を整える
・・・など全7項目
☆PART3 基本のモチーフを描く
*コツ13 竹を描く
*コツ14 蘭を描く
・・・など全5項目
☆PART4 墨彩画を描く
*コツ18 墨彩画に挑戦する
*コツ19 顔彩絵の具を使う
・・・など全9項目
☆PART5 特殊技法を知りテクニックを磨く
*コツ27 特殊技法に必要な道具を準備
*コツ28 白抜き剤を使う
・・・など全11項目
☆PART6 テクニックを生かして風景画を描く
*コツ38 幻想的なオーロラを描く
*コツ39 波のある海を描く
・・・など全5項目
☆PART6 抽象的なイメージ画を自由に描く
*コツ43・44 スタンピングを多用する
*コツ45・46 墨流しをポイントにする
・・・など全8項目
作者 | 鈴木 昇岳 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | メイツ出版 |
発売日 | 2019年08月28日 |
『初めての水墨画 楽しく描ける基本とコツ』

憧れの水墨画をこの一冊から始めよう! 著者は若くして水墨画界をけん引する矢形嵐酔先生。まずは道具選び、筆運び、直線・曲線の描き方など基本を解説。そして歴史ある水墨画の中で、ぜひとも押さえておきたい画題である竹、蘭、椿、蟹、鯉、十二支、縁起物のだるまなど、写真付きでひとつずつプロセスを追いながら描き方のコツを丁寧に解説。さらに人気の法隆寺五重塔や清水寺の舞台に加え、ワインボトルなど現代的な画題も掲載
【憧れの水墨画をこの一冊から始めよう!】
必要な道具は少なく、誰もが慣れ親しんだ書道の延長線上にあって、挑戦しやすい水墨画。本書は、水墨画の初心者に向けた、わかりやすい描き方の解説書です。著者は、若くして水墨画界をけん引する矢形嵐酔先生。まずは、道具選び、筆運び、直線・曲線の描き方、墨の濃さの調整の仕方などの基本を解説。そして、歴史ある水墨画の中で、ぜひとも押さえておきたい画題である竹、蘭、椿、妙味溢れる蟹、流れるような曲線で描く赤黒二匹の鯉、十二支、縁起物のだるまなど、写真付きでひとつずつプロセスを追いながら描き方のコツを丁寧に解説。ワインボトルなど現代的な画題も掲載。水墨画ファンには特に人気の高い法隆寺の五重塔や清水寺の舞台の描き方も紹介しています。今年の年賀状には、素敵な水墨画を添えてみてはいかがですか。
【本書の内容構成】
第1章 道具を選ぶ
第2章 初めての水墨画
・調墨
・運筆
・蟹を描く
・竹を描く
・蘭を描く
・椿を描く
・葡萄を描く
・鯉と蓮を描く
・落款を押す
第3章 十二支・縁起物を描く
・十二支/・だるま/・蛙
第4章 現代的な水墨画
・ワインを描く
・茶器を描く
第5章 風景を描く
・里山を描く
・法隆寺を描く
・清水寺を描く
作者 | 矢形 嵐酔 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年10月11日 |
『現代感覚で描く水墨画の教科書』

作者 | 伊藤,昌,1967- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日貿出版社 |
発売日 | 2019年11月 |
『新装版 初歩からの水墨画 基本が身につく/手に取るようにわかる徹底レッスン』

濃中淡、三色の墨を筆に含ませる。二筆で木の葉が立体的に描ける。用具や材料、その使い方と墨の濃淡の出し方、描法などの基礎と伝統の技。NHK出演講師が、カラー写真で花や野菜、果物の実例を懇切に導く入門書。
作者 | 塩澤玉聖 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 日貿出版社 |
発売日 | 2016年09月23日 |
『おしゃれに描ける 水墨画』

作者 | 小林東雲 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年12月23日 |
『調墨と運筆の手引き : 水墨画・初歩から学ぶ』

作者 | 沈,和年,1955- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日貿出版社 |
発売日 | 2016年09月 |
『水墨画の表現力を高めるために 「濃淡・潤渇」と「点・線・面」』

水墨画の基本は墨の「濃淡・潤渇」、運筆の「点・線・面」。作品づくりの鍵は「造形・構図・筆墨」。描法のポイントが分かる動画にアクセスできるQRコード付き。
第1章 水墨画とは
これからの水墨画を考える
作家に見る水墨表現:呉昌碩「梅梢春雪」/竹内栖鳳「雄姿颯爽」/山田大作「暮れる」「舟宿」/
根岸嘉一郎「WALL・景象II」/大竹卓民「晨霧」/沈和年「たまゆらシリーズ」
第2章 描法の基本を身につける
墨表現の基本要素は「濃淡・潤渇」
運筆は「点・線・面」から
点の表現:穂先のみの点/腹まで使う点/穂先を散らす点/連続する点
線の表現:直筆(穂先だけで描く)/直筆(腹まで使う)/側筆/穂先を割って描く
面の表現
第3章 造形・構図・筆墨は作品づくりの鍵
造形 強調/省略
構図 統一と変化/対比関係
実景から作品まで
描法の実際
付立法で描く
各種の描法:白抜き法/擦筆法/たらし込み/ぼかし法/拓墨法
たまゆらシリーズ・恍惚シリーズ
翠風会メンバーの選抜作品
作者 | 沈和年 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 日貿出版社 |
発売日 | 2020年01月17日 |
『筆ペンからはじめる水墨画』

作者 | 小林,東雲,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2006年09月 |
それでは、皆様にお勧めした「水墨画の描き方の本」8冊のご紹介はいかがだったでしょうか。世界が広がり、新しい視点が開ける、それが本の魅力ですよね。まるで私たち自身が筆を握り、水墨画の世界を探検しているかのような感覚になりました。まだまだ紹介していない素晴らしい書籍もたくさんあることでしょう。これらの本に出会えたこと自体が、私たちにとって大きな贈り物です。
今まさに、あなたが描きたい風景、心から思い出したい記憶、湧き上がる情熱、そんなものを水墨画に込めてみませんか。外国で育った方でも、水墨画の魅力に触れて親しむ手段のひとつが、これらの「描き方」の本であると確信しています。何も知らない初心者から、経験者まで、一冊一冊が進化する自分自身を描き出す、そんな可能性を持っています。
そして、この8冊の本たちはそれぞれに独自の視点を持つ作家さんたちの、水墨画への深い愛情と熱意がたくさん込められています。それぞれの本からは、その独自の視点を感じ取ることができ、深い敬意と共に学んでいきたいと思います。
これからあなたが描く水墨画が、どんなものになるのか、楽しみにしています。また、あなたがこれらの中から何冊か選んで読み、自身の創作活動を豊かなものにしていくことを願っています。これが、あなたと水墨画との素晴らしい出会いの第一歩となることを心から祈っている次第です。
最後になりましたが、これからも新たな出会いと共に成長していく水墨画の世界を、どうぞよろしくお願い申し上げます。これらの本があなたの創造力を刺激し、水墨画に新たな息吹を吹き込む一助となることを願っています。
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