空海に関する本 わかりやすい おすすめ8選

空海の世界観に興味がある方に向けて、彼の生涯や思想を平易に解説した書籍や、空海をテーマにした小説を厳選しました。一部は空海自身が書いたとされる密教の教典もあるので、読み応え十分。また、物語性溢れる作品は空海の偉大さをストーリーテリングで伝えてくれます。歴史好きはもちろん、キャラクターとしての空海に惹かれる方にもぜひ手に取っていただきたい1冊です。精神世界を探究する旅に出かけてみませんか。これらの本を読むことで、空海が残した足跡や哲学、彼が生きた時代の風景を感じることができるでしょう。
『眠れないほど面白い空海の生涯』

作者 | 由良,弥生 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 三笠書房 |
発売日 | 2019年02月 |
『知識ゼロからの空海入門』

作者 | 福田,亮成,1937- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2011年06月 |
『まんがと図解でわかる空海と密教』

作者 | 島田,裕巳,1953- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2013年04月 |
『空海「秘蔵宝鑰」 こころの底を知る手引き ビギナーズ 日本の思想』

真言密教をひろめる空海は、他の仏教思想との違いを明確にするため、こころをキーワードにして、さまざまな仏教思想を比較分類し、真言密教の優位を明確に説明づけた。本書『秘蔵宝鑰』である。秘められた蔵(真の仏の教え)を開く宝のカギの意で、真言密教を指す。空海は、宇宙の中心・大日如来の明るい光の中で、こころを正しく見直せば、毎日が新しい生活になる、と真言密教の効用を平易に説く。仏教史上の名著を訳文で読む。
はじめに
秘蔵宝鑰 巻の上
序文
第一住心のすがた
第二住心から第九住心まで
第十住心
大日如来に帰依
十住心の名称と内容
第一章 異生羝羊心
第一住心の名前と内容
この住心の流転のすがた
特に男女・親子の関係について
第一住心の世界観とその姿
人間が十悪業を重ねているすがた
第一住心の人生観と世界観を批判する
第一住心の大綱
経論の典拠
第二章 愚童持斎心
第二住心の内容
節食して他に施す心
五常と五戒
五戒・十善
第二住心の大綱
第二住心の典拠
第三章 嬰童無畏心
第三住心の名前
天に昇ることを問う
天を説く教えも仏教の一部
経典の典拠
外道と仏法
諸天の数
仏教は因縁の中道による
四種の生天
第三住心の大綱
第三住心の典拠
秘蔵宝鑰 巻の中
第四章 唯蘊無我心
本物とにせ物の区別
声聞乗の教理
修行の内容
その悟りの心境
声聞乗の大綱
第四住心の典拠
十四問答
第一問答
第二問答
第三問答
第四問答
第五問答
第六問答
第七問答
第八問答
第九問答
第十問答
第十一問答
第十二問答
第十三問答
第一問に補足して
第六問の補足
第十四問答
第五章 抜業因種心
第五住心の大綱
無師独悟だが、他をいつくしむ心に欠ける
十二因縁の解説
第五住心の大綱
第五住心の典拠
秘蔵宝鑰 巻の下
第六章 他縁大乗心
第六住心の大綱
修行の五段階
第六住心の仏陀
第六住心の解説
第六住心の名前
第六住心の大綱
第六住心の典拠
第七章 覚心不生心
色即是空
無所得と八不
前の住心と比べる
第七住心の名前
第七住心の大綱
第七住心の典拠
第八章 一道無為心
良い教えも理解されない
『法華経』が説かれた事情
『法華経』の内容
第八住心の悟りの境地
第八住心の典拠
第八住心の主張者
第八住心の大綱
第九章 極無自性心
とらえがたき、わが心
第九住心の内容
『華厳経』の大意
第九住心の典拠(一)
華厳宗の成立
第九住心の大綱
第九住心の典拠(二)
第十章 秘密荘厳心
第十住心の大綱
第十住心の典拠
金剛界三十七尊
般若の十六空
阿字本不生と阿字の五転
阿字観
五相成身観
三摩地法
第十住心の典拠
菩提心の功徳
問答の形式で第十住心を説明する
原文 訓み下し
あとがき
作者 | 空海/加藤 純隆/加藤 精一 |
---|---|
価格 | 924円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2010年04月24日 |
『図解早わかり!空海と真言宗』

作者 | 小峰,弥彦,1945- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 三笠書房 |
発売日 | 2013年10月 |
『空海さんの言葉 : 心がフッと軽くなる49の智慧』

作者 | 白川,密成 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2023年04月 |
『人生が変わる空海魂をゆさぶる言葉』

作者 | 名取芳彦/宮下真 |
---|---|
価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 永岡書店 |
発売日 | 2019年05月 |
『空海入門』

讃岐の豪族の家に生まれた天才児真魚(後の空海)は、一族の期待を背負い大学に入学。しかし貴族に交じり富と名声のために学ぶことに疑問を感じ、自由な思索、自由な学問を求め仏道へと帰依、留学僧となって中国に渡るーー。思想の出発点となった『三教指帰』、円熟期の集大成『秘蔵宝鑰』をはじめ多くの著作も紹介。日本の思想・宗教界を導き、後に弘法大師と尊称された空海の生涯と、現代に脈々と息づくその教えに迫る!
序
第一章 空海の生涯
一 青年期と入唐
誕生から大学入学
大学中退と苦悩
空海を取りまく時代の状況
『三教指帰』執筆の動機
『三教指帰』の目的
『三教指帰』の内容
『大日経』に出会う
留学生として入唐、長安滞在そして帰国
二 思想の形成期──四十代──
「中寿感興の詩」に思いをこめる
最澄との交流
空海と最澄、それぞれの道
高野山の開創
三 円熟期における社会活動
讃岐国万濃池の修築
新しい文化の第一人者となる
綜藝種智院の創設
『秘密曼荼羅十住心論』と『秘蔵宝鑰』の制作
隠棲と入定
第二章 著作と思想
一 著作の全容
二 『秘蔵宝鑰』について
はじめに
十住心思想の概要
『秘蔵宝鑰』中巻の十四問答
三 大乗仏教から密教へ
顕教と密教
即身成仏思想
大乗仏教から密教へ
第三章 空海と現代
一 空海の生き方──引きずられない人──
二 空海思想の今日的意義
はじめに
心の自由
共生の理念
仏の探究は人間の探究
『理趣経』の人間観
祖先を敬い神仏を尊ぶ──日本人の美風の維持──
三 空海の宗教観──人生と宗教と──
四 空海と芸術
文章論について
書道について
五 空海の生死観──死をいかに見つめ、どう対処するか──
はじめに
『死を見つめる心』
『三教指帰』の「生死海の賦」
『秘蔵宝鑰』の序文
むすびにかえて
文庫版あとがき
空海略年譜
主要参考文献
作者 | 加藤 精一/芦澤 泰偉 |
---|---|
価格 | 792円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2012年04月25日 |
それでは、今回は空海に関するおすすめの本8選を紹介してきました。誰もが聞いたことがあるであろう空海、しかし実際にその生涯や業績について深く知る人は少ないのではないでしょうか。その想像を超える深遠さや感動、そして不思議さをこれらの本から感じ取ることができます。
古代から現代まで時間をこえて語り継がれる空海の生涯。その伝説とも言える人生を描いた作品たちは、私たちにとっての存在そのものを問い直すような深淵な世界を見せてくれます。彼の思想や言葉一つ一つが、あたかもタイムマシンに乗って過去を訪れているかのような体験を与えてくれます。
空海について深く知ることで、自分自身の在り方や生き方についても考えさせられることでしょう。そしてそれは現代の私たちが置かれている環境や生活に対して、新たな視点や思考をもたらしてくれることでしょう。
また、空海の生活や思想を題材にしたこれらの作品は、ただ歴史を学ぶだけでなく、人間の心の奥深さや、宗教とは何か、人生とは何かといった普遍的なテーマの探求にもつながります。
これまで空海について深く知りたいと思ったことがない方でも、多様性のあるこれらの作品はきっと皆さんの興味を引くはずです。そしてこれらの作品を読んで、空海という一人の人間から多くのことを学べたなら、それはきっと読書の大きな醍醐味と言えるでしょう。
以上の作品群を通して、皆さんが空海という偉大な方との出会いを楽しんでいただければ幸いです。それぞれの作品が、皆さんそれぞれの心に残る何かを添えてくれますように。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。