カナダの歴史の本 おすすめ6選

カナダの歴史を描いた本は驚くほど興味深いですよ。未開の地を開拓した先人たちの生きざま、多文化国家として発展してきたプロセスや先住民の歴史など、視野を広げるには最適です。研究者が書いた硬派なものから、物語形式で楽しく読めるものまで選びました。厳寒の地でいかに人々が生き抜いてきたかを赤裸々に描いた作品もあります。あなたがカナダへの理解を深めたいと思っているなら、これらの本は必読です。興味が湧いたら是非手に取ってみてくださいね。
『カナダの歴史 : 大英帝国の忠誠な長女 : 1713-1982』

作者 | 木村,和男,1947-2007 Buckner,PhillipAlfred,1942- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 刀水書房 |
発売日 | 1997年11月 |
『カナダの歴史がわかる25話』

大自然に恵まれた森と湖の国、多民族が共存する平和な国。カナダにはそんなイメージだけはあるものの、歴史についてはほとんど知られていません。イギリスとアメリカの間で翻弄された知られざるカナダの歴史を6つのテーマに分けてわかりやすく解説します。
作者 | 細川道久/著 |
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価格 | 2000円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2007年08月23日 |
『カナダの歴史を知るための50章 ヒストリー』

作者 | 細川道久 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2017年08月 |
『カナダ移民史 多民族社会の形成』

作者 | ヴァレリー・ノールズ/細川道久 |
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価格 | 5280円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2014年01月 |
『カナダ史』

政治的・経済的植民地から独立国への脱皮、そして複数民族の国民的統合という二重の課題に直面し、試行錯誤を重ねてきたカナダは、「古典的」な民族運動とボーダーレスな地域統合が、二十一世紀に向けて同時進行している世界を先取りした貴重なモデルを(その過誤や限界も含めて)提供している。本書は、「見えない大国」カナダのユニークな特質と魅力を明らかにし、カナダが、その国歌にも唱われる「強く自由な真の北国」として生き残る可能性を示している。
作者 | 木村和男 |
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価格 | 3630円 + 税 |
発売元 | 山川出版社(千代田区) |
発売日 | 1999年07月 |
『カナダ人権史』

植民地期から今日まで、カナダでは人権をめぐる争点がどう移り変わってきたのか。その歴史的経験の理解にこそ、多文化共生の鍵がある。移民史、先住民史、女性および性的マイノリティ史を横断的につなぎ、気鋭の歴史社会学者が豊富な事例をもとに分析する。
作者 | ドミニク・クレマン/著 細川道久/訳 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2018年09月30日 |
いかがでしたか、カナダの歴史について知りたい、感じたいと思う皆さんに、これまで紹介した6冊はお役に立てたでしょうか。大航海時代から現代まで、広大な土地を舞台に描かれた、時には冷酷で戦慄を覚えるような歴史の一面も見えるかもしれません。しかし、その中でもきっと感じていただけたのは、それらがこの国を形成し、造り上げてきた歴史だということ。
また、カナダの歴史は多民族国家としての多様性や包容性を理解する上でも非常に有益です。文化の違いを尊重し、共生しあう国民性への深い洞察を得ることができるでしょう。そしてその上で、私たちが日々目にするニュースや情報をより深く、広く理解できるようになると思います。
また、実際に旅をする時にも、この地の歴史を知ることで、見える景色、感じる空気、食べ物の味覚まで変わると思います。いつか訪れるかもしれないカナダが、ただの観光地ではなく、数々の歴史的で重要な出来事が生まれた地と理解できれば、一層その地を楽しむことができるでしょう。
これらの本は、深く考え、感じ、学ぶためのものです。そして、それぞれの作品は緻密な調査と情熱によって紡ぎだされています。あなたが興味を持ち、手に取ったときに、その全てを感じ取り、新たな視点を提供してくれることでしょう。皆さんのカナダへの旅が、また一歩進んだことを祈っています。次回もまた、新たなおすすめをご紹介しますので、楽しみにお待ちくださいね。
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