水族館が舞台の小説7選
水族館が舞台となる小説は、きらめく水面や鮮やかな魚たちといった美しい描写だけではなく、ミステリアスな世界観を生み出すのに効果的です。ここでは色彩豊かな魚たちや神秘的な深海生物、人々が驚き喜ぶイルカショーや展示解説など、水族館でしか味わえない世界を描いた小説を7つピックアップします。水族館を愛する方はもちろん、そうでない方にもワクワクするような魅力的なストーリーたちです。水族館で展開される恋愛、謎解き、家族の絆、成長物語など多種多様なジャンルが存在します。水族館で過ごす時間のユニークさや幻想的な雰囲気を感じながら、鮮やかな水中世界を舞台に繰り広げられる物語をぜひ楽しんでみてください。
『水族館ガール (実業之日本社文庫)』
作者 | 木宮 条太郎 |
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価格 | 561円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2014年08月29日 |
『カナシミ水族館 心が泣き止む贈り物』
過去に夢を罵倒され、友人に裏切られた事で、これ以上悲しまないよう他人を避けて生きていた高校生の律。ある夏の日、クラスメイトのあかりが手を差し伸べてくれたにも拘わらず、拒絶してしまう。人との接し方を見失い困惑していた夜、気が付くと律は謎の水槽の前に立っていた。そこは「自分の悲しみが魚になる」という、不思議な水族館。四人のスタッフに案内されながら出会う生き物たちは、優雅に泳ぎ、時折あたたかな光を放つー。あなたの美しい悲しみに触れられる幻想的な場所「カナシミ水族館」へようこそ。心の中の自分と真っ直ぐ向き合う、涙と友情のやさしい物語。
作者 | 夕瀬ひすい/chooco |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | マイクロマガジン社 |
発売日 | 2024年04月22日 |
『水族館の殺人』
作者 | 青崎,有吾,1991- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2016年07月 |
『長浜高校水族館部!』
愛媛県立長浜高等学校。この学校には「水族館部」があり、生徒が水族館を運営している。生き物の命をあずかるこの部では、思いもかけないことがつぎつぎ起きて…。実在の部を徹底取材。事実をもとに部員たちのアツイ日々を小説化!小学上級から。
作者 | 令丈 ヒロ子/紀伊 カンナ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年03月07日 |
『魚のいない水族館』
作者 | おりべ まこと |
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価格 | 300円 + 税 |
発売元 | |
発売日 | 2020年01月25日 |
『水族館の板前さん』
やりたいことが見つからない。夢なんて諦めたらそれでおしまいだと思っていた……。尊敬する親父さんが倒れ、「月見屋」を継ぐ夢と仕事を失った板前・望月浩介。ある日、彼は見舞いに来た病院で親父さんの親友にスカウトされる。その仕事とは……まさかまさかの水族館スタッフ!?
変わった館長や癖だらけの仲間と出会い、失敗しながらも浩介は魚を活かす仕事の楽しさや厳しさを知る。だが、予想外のトラブルが続く水族館では更なる大問題が……!?
温かいドラマに涙する、汗と涙と海水きらめく水族館物語。
作者 | 末羽 瑛 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年10月25日 |
『恋するアクアリウム。(1)』
ある事情で26歳のOL・浅見桐子が身を寄せることになった先は、美人顔の年下幼なじみ・佐倉井真也のもと。そこはアロワナの水槽が鎮座する魚マニアの部屋だった!しかし真也は、桐子が食卓に出した「食べる魚」は苦手と物申し、桐子は好き嫌いを克服させる事に!一緒に出かけた水族館、熱帯魚ショップ、展望台。突然始まった同居は、食卓をともに囲むたびに二人の距離を縮めていく。東京での日々を通じて、地元では知らなかった互いの一面を知りー。アクアリウムと料理が結ぶ、年の差幼なじみの恋物語。
作者 | 竹岡 葉月/おかざきおか |
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価格 | 638円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年03月15日 |
これまでに7作の水族館が舞台となった小説を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。水族館は、普段とは異なる特別な時間と空間が広がる場所ですよね。そこでは神秘的な海の生物たちが美しい姿を見せてくれますし、彼らの存在を目の当たりにすることで、自分たちの日常がいかに小さな喧噪に満ちているのかを痛感させられます。
ガラス越しに見つめる海の生物たちからは、カラフルな見た目以上に何かを教えてくれることもありますよね。その無言のメッセージを解読するのが、水族館に特化した小説の一つの醍醐味だと思います。訪れるたびに、心に留まる感動や発見があります。それはまさに、物語のようなものです。
私が今回ご紹介した小説も、そのような水族館の魅力を各々独特な方法で描いています。最初に訪れる水族館がどこであれ、そこは自分だけの特別な場所となるはずです。それぞれが描く水族館の風景は様々で、その一つひとつが読者に新たな刺激を与えてくれることでしょう。
読んでみて、実際に足を運んでみて、水族館という場所の可能性を感じ取ることができれば、それが一番の喜びです。そんな視点でこれらの作品を楽しんでいただければ幸いです。
以上、水族館が舞台の小説7選をご紹介しました。取り上げた作品すべてが、水族館の魅力を感じるための鍵となってくれることと思います。どの作品も、あなたの心に静かに広がる物語を紡ぎ出してくれることでしょう。私たちの日常に寄り添う水族館、その姿を描いたこれらの小説を、ぜひお手に取ってご覧ください。
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