夏が来る!現代ホラー小説おすすめ5選!!「暗いところで待ち合わせ」「六番目の小夜子」など

ホラーといえば夏ですね。
今回は夏に向けて、映画化作品を含めた現代ホラー小説のおすすめを5作品ご紹介!!
ホラー=幽霊とは限らず、すこし違った『怖い』も入れてみました。
あなたの「読みたい」にピンとくる作品があれば幸いです。
ぜひ、じっくりとお楽しみください!
『暗いところで待ち合わせ』

駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチル。奇妙な同棲生活が始まった?。書き下ろし小説。
作者 | 乙一/著 |
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価格 | 590円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2002年04月11日 |
『ZOO 1』

何なんだこれは!天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され…(「カザリとヨーコ」)、謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?(「SEVEN ROOMS」)など、本書「1」には映画化された5編をセレクト。文庫版特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録。
作者 | 乙一 |
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価格 | 638円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2006年05月 |
『黒い家』

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。
作者 | 貴志 祐介 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1998年12月10日 |
『六番目の小夜子』

津村沙世子ーとある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。
作者 | 恩田陸 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2001年01月30日 |
『夏と花火と私の死体』

九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなくー。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。
作者 | 乙一 |
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価格 | 594円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2000年05月 |
皆さん、夏はお好きですか?暑さにやられた身体に冷たい麦茶を喉を滑り込ませながら、夜は怖い話に耳を傾ける。そんな想い出もあることと思います。私は夏が大好きで、特に現代ホラー小説の世界に心を奪われています。皆さんにお勧めしたい本を5冊ご紹介させてください。
暗闇の中での待ち合わせ、小さな街に眠る事件の秘密、幽霊の存在に恐怖を感じる……全てが絶妙に織り込まれたストーリーに、気づけば夜が明けていたという壮快な体験をしてしまいます。自分以外はいない、不気味で虚無感あふれる世界に身を置いてしまったと感じる瞬間もありますが、絶対に手放せない魅力が、現代ホラー小説にはあるのです。
本のあらすじやカバー、ランキングでどうしても判断材料になる方もいらっしゃるかもしれませんが、最終的には、自分自身が夜に包まれ、小説の世界に没頭することが大切です。ぜひ皆さんがベッドで本を開き、現代ホラー小説の世界に浸ってほしいと思います。