シャープでキャッチャーな渡辺優のおすすめ10選
渡辺優の作品は、そのキャッチーな内容とシャープな描写が魅力です。彼のペンから生まれるキャラクター達は、個性的で鮮やかであり、読者を惹きつける力があります。物語はしっかりと練られており、緻密な情報や設定が散りばめられています。飽きさせないテンポの良さ、一見予測不能な展開ながらも納得感のあるストーリー、会話の途中途中に滲むキャラクターの思惑など、細部に至るまで手抜かりがありません。また、渡辺優独特の哲学的な視点も作品の随所に感じられ、読んだ後に深い余韻を残します。これから彼の作品に触れる人には、自分だけのお気に入りの一冊を見つけて、その世界に浸ることを強くおすすめします。
『月蝕島の信者たち』
後藤は大学サークルの女友達・金子とネットで活動する新興宗教BFHを立ち上げ、大バズりした。礼拝施設を建設するためのクラファンツアーを実施し、岩手の無人島・月蝕島に重課金信者を集める。上陸翌日、信者のYouTuberが首なし死体となって殺され、その後も次々と信者が殺されていく。犯人はいったい誰なのか? 船は3日後まで来ない。極限状態で信じるべき神の存在とは? そして最後は、誰もーー。『私雨邸の殺人に関する各人の視点』で話題となった探偵不在のクローズドサークル・ミステリー、再び!
| 作者 | 渡辺 優 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2025年04月16日 |
『カラスは言った』
| 作者 | 渡辺優 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 |
『女王様の電話番』
好きだけど、触れあうことはできない。
そんな私は異端者なのだろうか。
主人公の志川は、新卒で就職した不動産会社を辞め、現在、SMの女王様をデリバリーするお店の電話番をしている。友達には「そんな職業は辞めたら?」と眉をひそめられたが、女王様の中でも美織さんという最高に素敵な人に出会い、そこそこ幸せに暮らしていた。
ある日、あこがれの美織さんと初めてごはんを食べに行く約束をして舞い上がるものの、当日にドタキャン。そのまま音信不通になってしまう。彼女の常連のお客さんなどにこっそり連絡を取り行方を探るうちに、どうも自分の知っている美織さんとは違う面ばかりが見えてきて……。
過去、志川が不動産会社を辞めた理由は、あこがれの男性社員・星先輩と付き合う寸前に、先輩が自分に求めている性的なことが一切無理だと気づいたからだった。好きだったのに。付き合えないと正直に言っただけで、志川は同僚に悪女扱いをされ、そのまま会社にもいづらくなり、退社することになってしまったのだ。
私はアセクシャルなのだろうか? 「ない」ことを証明するのは、悪魔の証明だ。もしかしたら、まだ見ぬピンクのひつじに会えるかもしれないのに……。なんでも性的なことや恋愛に結びつける世の中に馴染めない主人公の戸惑いを通じて、現代社会を描く問題作。
アセクシャルの自身に戸惑い、彷徨い、清爽と一歩を踏み出すーー。
小説すばる新人賞受賞から10年。物語はしたたかに進化する。
【著者プロフィール】
渡辺優(わたなべ・ゆう)
1987年宮城県生まれ。2015年に「ラメルノエリキサ」で第28回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著作に『自由なサメと人間たちの夢』『アイドル 地下にうごめく星』『クラゲ・アイランドの夜明け』『アヤとあや』『カラスは言った』『私雨邸の殺人に関する各人の視点』『月蝕島の信者たち』などがある。
| 作者 | 渡辺 優 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2025年08月26日 |
『私雨邸の殺人に関する各人の視点』
嵐の私雨邸に取り残された11人の男女。資産家のオーナーは密室で刺殺され、世にも珍しい〈探偵不在〉のクローズド・サークルが始まる。館に集ったのは怪しい人物ばかり。いったい誰が犯人を当てるのか。各人の視点からなされる推理の先に、思わぬ悲劇が待っている。
| 作者 | 渡辺 優 |
|---|---|
| 価格 | 1925円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2023年04月19日 |
『自由なサメと人間たちの夢』
“さて、私は死にたい。心の底から死にたい”死に憧れ、リストカットを繰り返す女が病院で遂に決断。(「ラスト・デイ」)冴えない男が事故で手を切断。新型の義手で力を持った男は、悪者を倒す英雄に憧れ、夜の街に。すると、集団リンチの現場に遭遇し!?(「ロボット・アーム」)自堕落なキャバ嬢は、自分を変えるために憧れのサメを飼う。(「サメの話」)一行目から魅了される毒気と物語センスが炸裂する短編集。
| 作者 | 渡辺 優 |
|---|---|
| 価格 | 638円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2019年01月18日 |
『アイドル地下にうごめく星』
| 作者 | 渡辺,優,1987- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2020年03月 |
『並行宇宙でしか生きられないわたしたちのたのしい暮らし』
共感かドン引きかーーあなたはどっち?
ポストひきこもり作家の勇気がわくエッセイ
「ドヤ感を包み隠さないのって、すごい能力だなって思うんです」
ーー小説家・住野よる氏
あれもこれもできない日常を、誰も予想できない方向へ飛び越えていく……驚きの発想、自虐とユーモアが炸裂する全25篇。
さらに『君の膵臓をたべたい』『青くて痛くて脆い』などの人気小説家・住野よる氏との特別対談を15ページ収録。
『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』イラストが話題の内山ユニコ氏による、美麗カラー口絵+モノクロ挿絵も多数!
【内容】
・車の運転が驚くほどできない「運転」
・注射が笑いのツボに入りすぎる「注射」
・コールセンター勤務では、クレーマーに癒されていた「コルセン」
・自分はいま全裸なんじゃないか?「不安」
・30歳を過ぎて医師に「テレビゲームを控えなさい」と言われるなんて「空」
・素敵なカフェーで、衝撃の裏稼業に手を染めた話「クワガタ」
・番外編「俳句甲子園観戦記/松山旅行記」
・特別対談×住野よる:「それぞれの不思議な宇宙とやっかいな自意識」 ほか
著者:渡辺優(わたなべ・ゆう)
1987年宮城県生まれ。宮城学院女子大学卒業。2015年『ラメルノエリキサ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。著書に『自由なサメと人間たちの夢』『アイドル 地下にうごめく星』『悪い姉』などがある。
巻末特別対談:住野よる
装画・挿絵:内山ユニコ
装丁:佐藤亜沙美(サトウサンカイ)
| 作者 | 渡辺 優 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | ホーム社 |
| 発売日 | 2020年12月16日 |
『きみがいた世界は完璧でした、が』
俺は出会ってしまった、理想の「エリナ」にーー。ゲームオタクの大学生・日野は、偶然訪れたサバゲーサークルの新歓で、中学時代に熱中していたゲームのヒロイン・エリナにそっくりな宮城絵茉(エマ)に恋をした。二度告白するも振られ、今後は彼女を遠く見守ることを決意するが、そんな折彼女に害をなすストーカー犯が現れる。はじめはSNSに彼女の悪口を書き込むだけだったが、次第にサークルの部室に盗撮写真をばらまいたりと行動をエスカレートさせる犯人に怒っていた日野は、彼女の涙を見てついに決意する。俺が絶対に犯人を見付けて懲らしめてやるーー。調査のため部室に監視カメラを仕掛け、犯人と思しき男のいる大学に潜入したりと、次第に暴走していく日野はサークルで孤立するが、ついに犯人を発見。その正体は意外なものでーー。
| 作者 | 渡辺 優 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年03月19日 |
『ラメルノエリキサ』
| 作者 | 渡辺,優,1987- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2018年02月 |
『悪い姉』
「平穏な生活のために、姉を殺すことにしました」
三月生まれの倉石麻友と、四月生まれの姉・凜。
ふたりは生まれの近い年子のため、同学年として同じ高校に入学した。高校二年生になった春、麻友は姉を殺す計画を立てる。姉は誰もが振り返るような美少女だが、実は意地悪で残酷。幼いころからいじめなどの問題行動を繰り返していた。
ずっと「毒姉」との決別を夢想しては敗れてきた妹の、試行錯誤の行方は?
そして、妹自身が抱え続ける罪とはーー。
思い込みから解き放たれ、自由へと向かう物語。
【著者略歴】
渡辺 優(わたなべ・ゆう)
1987年宮城県生まれ。大学卒業後、仕事のかたわら小説を執筆。2015年に「ラメルノエリキサ」で第28回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。著書に『自由なサメと人間たちの夢』、『アイドル 地下にうごめく星』がある。
| 作者 | 渡辺 優 |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2022年08月19日 |
それでは、ここで私の推し作家、渡辺優さんのおすすめ作品10選の紹介はこれにて終わりとさせていただきます。渡辺さんの作品は、どれも力強いメッセージ性を持ちながらも、その中に息づく人間味溢れるキャラクターたちが、読む者を引き込む強力な魅力となっています。
とにかく、彼のシャープでキャッチーなストーリーテリングは、一度読み始めると最後まで目が離せなくなる力があります。その筆致により描かれる登場人物たちの心情の変化、様々なシチュエーション下での人間の心の動きを見ていると、まるで自分がその世界に身を置いているような感覚になります。
また、どの作品もそれぞれが独特の世界観を持ち合わせ、読み終えたときにはそれぞれが持つテーマについて深く考えさせられます。そして新たな視点を提供してくれることで、読み手の世界を広げてくれるのです。
それでは皆さん、渡辺優さんの作品をぜひ手に取ってみてください。決して後悔はさせません。その中に描かれる数々の人生、コミカルでありながらも深い洞察力に溢れた物語、これらがあなたの心に確かな感動を呼び覚ますでしょう。
さぁ、今からでも遅くはありません。渡辺優さんの世界へ、一緒に旅に出かけませんか?あなた次第で、新たな世界がひろがりますよ。それでは、今回はこの辺で。素敵な読書の時間をお過ごしくださいね。
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