美味しく読む!料理・食に関するおすすめエッセイ11選「ぱっちり、朝ごはん」「こいしいたべもの」など話題作をご紹介
食にまつわるエッセイは、その豊かな表現や自己体験による深いエピソードの描写から、まるで一つの美味な料理を味わっているかのような満足感を味わえます。食の豊かさや喜び、努力や葛藤、そしてその結果生まれる美味しい一皿の魅力を再発見させてくれます。
朝の食卓囲んだ家族の会話から始まる、ちょっとノスタルジックで心温まるエッセイ、これはランチタイムの読書にぴったりです。その他にも、自身の味覚を追求してカリスマシェフになった方の感動的なストーリーや、日本独自の食材・食文化を海外で紹介する作品など、様々な視点から食と人間の関わりを描いたエッセイが揃っています。
食事を通じて人間の魅力や人生の深みを描く11作品は、食べ物が好きな方はもちろん、日々のスパイスを探している方にとっても楽しく読める絶品エッセイとなっていますよ。ぜひ一読をどうぞ!
『ぱっちり、朝ごはん』
作者 | 小林,聡美,1965- 森下,典子,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2023年02月 |
『こいしいたべもの』
作者 | 森下,典子,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年07月 |
『ごはんのことばかり100話とちょっと』
日々の家庭料理がやっぱり美味しい。子どもが小さいころの食事、献立をめぐってのお姉さんとの話、亡き父の吉本隆明さんが作った独創的なお弁当、一家で通った伊豆の夫婦の心づくしの焼きそば…ぎょうざ、バナナケーキ、コロッケのレシピと文庫判書き下ろしエッセイ付き。
作者 | よしもとばなな |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2013年06月 |
『洋食小川』
寒い日には体と心まで温まるじゃがいもと鱈のグラタン、春になったら芹やクレソンのしゃぶしゃぶを。石垣島から届いたパイナップルでタルトを焼いたり、ペンギンの仕事場にトンカツの出前をすることも。一人の夜には、スパイスを煮込んだホットワインを楽しむ。大切な人、そして自分のために、洋食小川は大忙し。台所での日々を綴ったエッセイ。
作者 | 小川糸 |
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価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2019年02月07日 |
『バタをひとさじ、玉子を3コ』
よく食べよう、よく生きようーー元祖料理エッセイ『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』の著者による単行本未収録作を中心とした食エッセイ集。五十年代パリ仕込みのエレガンス溢れる、食いしん坊必読の一冊。
作者 | 石井 好子 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2014年06月06日 |
『くいしんぼう』
高望みはしない。切ってゆでた野菜を盛るくらい。そのかわり、ごはんは心をこめておいしく炊き、みそ汁もちゃんとお出汁をとること。くつろいで食べる自宅のごはんがシアワセ。でも「ああ、おいしいね」なんていいながら時には外食したり、友人を訪ねて遠出したり、もちろん仕事あとの一杯も大好き。料理する、食べる、それを繰り返す、読んでおいしい生活の基本。
作者 | 高橋みどり |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2013年11月 |
『おいしいアンソロジー お弁当 ふたをあける楽しみ。』
お弁当の数だけ物語がある。日本を代表する文筆家の面々による41篇のアンソロジー。幕の内弁当のように、楽しくおいしい1冊です。
《作家一覧》
木内昇、武田百合子、江國香織、池部良、立原えりか、阿川佐和子、金井美恵子、原田宗典、林真理子、椎名誠、川本三郎、角田光代、沢村貞子、矢部華恵、向田邦子、入江相政、洲之内徹、阿川弘之、南伸坊、八代目 坂東三津五郎、山本周五郎、吉本ばなな、酒井順子、白石公子、池波志乃、野上彌生子、泉昌之、吉川英治、筒井ともみ、穂村弘、杉浦日向子、高濱虚子、幸田文、東海林さだお、吉村昭、吉田健一、池波正太郎、中坊公平、獅子文六、内田百?、永井荷風、梅崎春生、山崎ナオコーラ、小川糸
弁当三十六景/木内昇
お弁当/武田百合子
のり弁の日/江國香織
敗戦は日の丸弁当にあり/池部良
母のいなりずし/立原えりか
かつぶし弁当/阿川佐和子
白い御飯/金井美恵子
ウサギ林檎のこと/原田宗典
笑う弁当/林真理子
早弁の発作的追憶/椎名誠
二段海苔と三色御飯の弁当/川本三郎
弁当熱/角田光代
私のお弁当/沢村貞子
弁当くん/矢部華恵
弁当箱/宇野千代
お弁当/向田邦子
お上のお弁当を食べた話/入江相政
〈ほっかほっか弁当〉他 抄/洲之内徹
弁当恋しや/阿川弘之
お弁当/南伸坊
弁当/八代目坂東三津五郎
暗がりの弁当/山本周五郎
ケンタロウ大好き!/吉本ばなな
お弁当…無責任時代の象徴/酒井順子
姉のおにぎり/白石公子
赤いアルマイトのお弁当箱/池波志乃
むすび/野上彌生子
夜行/泉昌之
母の掌の味/吉川英治
手のひらに抱かれた米/筒井ともみ
かっこいいおにぎり/穂村弘
おにぎりころりん/杉浦日向子
贈物/高濱虚子
おにぎり抄/幸田文
空弁体験記/東海林さだお
駅弁/吉村昭
信越線長岡駅の弁当/吉田健一
弁当(B)/池波正太郎
シューマイ弁当 背負ったものを、切り落とし/中坊公平
汽車弁当/獅子文六
無塩のにぎり飯 鹿児島阿房列車後章より/内田百間
断腸亭日乗 抄/永井荷風
腹のへった話/梅崎春生
弁当/山崎ナオコーラ
運動会の栗ご飯/小川糸
作者 | 阿川 佐和子 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2022年11月12日 |
『明日、何を作ろう くらしのきほん』
作者 | 松浦 弥太郎 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年04月21日 |
『おいしい日常』
基本のごはん、水、豆腐、お茶。えりぬきの調味料。季節の味、母の味。各国各地で出会った味。-おいしいごはんのためならば、手間はおしみません。東奔西走もいたします。舌の悦びを味わいつくす平松さんが、日々培った、とっておきの食の楽しみと知恵を大公開。愛用の調味料を使った、かんたん料理のレシピ付き。
作者 | 平松洋子 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2007年04月25日 |
『散歩のとき何か食べたくなって』
作者 | 池波 正太郎 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2003年04月 |
『おなかがすいたハラペコだ。』
子供のころ最高のゴチソーだったコロッケパンの思い出にはじまり、“焚き火命”の仲間たちと考案した豪快キャンプ料理、世界の辺境で出合った“砂トカゲの蒸し焼き”“猿ジャガ”などのオドロキ料理に、ときに嵐が吹き荒れるシーナ家の食卓事情ーなど、とにかく圧倒的にハラヘッタ状態で、あれやこれやを食べまくる。雑誌「女性のひろば」連載の全編うまいものだらけの食欲モリモリ増進エッセイ!
作者 | 椎名 誠 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2019年03月20日 |
それぞれのエッセイが、食の幅広い世界を色とりどりに描き出しています。一つ一つの作品は、僕らの日常に溶け込む料理や食事というテーマから、様々なエピソード、思い出、感動を紡ぎだしています。それぞれの作者の視点から、食に関する楽しみや発見、悩みを通じて、彼らの人生観や哲学が垣間見えることでしょう。
食べ物や料理がもたらす様々な喜びや感動、時には困難さを抱えつつも、結局はそれら全てが我々の人生を豊かに彩る要素だということを改めて感じさせてくれるエッセイばかりです。食事への情熱や愛情が、どの作品からも伝わってきますし、その一方で、食べ物に対する緻密な観察や独自の視点が披露されていることにも感心させられます。
料理や食事を通じて人生の一コマ一コマが描かれた作品たちに触れることで、自らも新たな料理や食文化に挑戦してみたいと刺激を受けるはずです。また、同時に日々の食事をより一層楽しむためのヒントやアイデアを得られることでしょう。
なんと言っても、これらの作品は食べ物への愛に溢れています。その愛は、物語を通じて受け手にも十二分に伝わってきます。自分自身の食べ物や料理に対する見方が少しでも変わったら、それは大きな収穫と言えるでしょう。
食に対する情熱や生活の一部としての食事の喜び、またそれを通じて得られた気づきや学びを描いた各エッセイは、きっと読む者の心に深く響くでしょう。何度でも読み返したくなるような豊かな言葉とともに、各作品はあなたの日々を美味しく彩ってくれることでしょう。
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