戦場がタイトルに入った本10選

厳しい現実を描きつつも、抗い続ける人間の強さを描いた小説から、絢爛たる戦闘描写に心躍る漫画まで、"戦場"というテーマと共に描かれる作品は多種多様ですよ。歴史の洪流を背景にした作品には、伝説の英雄たちが織りなす壮大なドラマが満載。一方、近未来の異世界が戦場となった作品では、異種族と共闘する主人公たちの成長と友情に注目です。リアリティ溢れる戦闘描写はもちろん、そこに絡む人間模様にも引き込まれること間違いなしの10作品、お楽しみください。
『ひめゆりの少女 : 十六歳の戦場』
| 作者 | 宮城,喜久子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 高文研 |
| 発売日 | 2025年06月 |
『水木しげるの戦場 従軍短篇集』
昭和18年5月、水木しげるは21歳で召集され、鳥取歩兵連隊に入営後ラバウルに赴く。毎日続く初年兵いじめのビンタ。そして始まった壮絶な戦いで、味方は全滅。命からがら中隊へ一人帰還するが、待っていたのは「皆が死んだんだからお前も死ね」の言葉。やがて空からの銃撃で左腕を失う。そんな「地獄」のなか、水木は偶然出会った原住民の集落で歓待され、彼らと親交を深め「天国」も体験する。兵士として戦場を生き抜いた著者だからこそ描くことができた珠玉の短篇集。
| 作者 | 水木しげる |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2016年07月 |
『ビルマ絶望の戦場』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2023年07月 |
『戦場: トランプ・フォ-ス (中公文庫 こ 40-17)』
| 作者 | 今野 敏 |
|---|---|
| 価格 | 649円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2010年09月22日 |
『戦場の田中角栄 新書版』
| 作者 | 馬弓 良彦 |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | 毎日ワンズ |
| 発売日 |
『』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | |
| 発売日 |
『戦場』
| 作者 | 亀山 亮 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 晶文社 |
| 発売日 |
『兵士たちの戦場 体験と記憶の歴史化』
アジア太平洋戦争を経験した兵士たちのほとんどが鬼籍に入った。彼らが体験し、記憶として伝えようとした戦場とは一体どのようなものだったのだろうか。中国への侵略に始まり太平洋や東南アジアに戦線を広げながら破局にいたる戦局を辿りつつ、兵士たちの残した膨大な体験記をもとに、戦場の実態を描き出す。解説・久保田貢
| 作者 | 山田 朗 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2025年07月17日 |
『タリバンの眼 : 戦場で考えた』
| 作者 | 佐藤,和孝,1956- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | PHP研究所 |
| 発売日 | 2021年12月 |
『ベトナム戦争と私 カメラマンの記録した戦場』
ベトナムとアメリカがベトナムの地で戦った戦争が終わって45年になる。著者はその戦闘が一番激しかった1965年1月〜68年12月にサイゴン(現ホーチミン)に住んで、南ベトナム政府軍、やがてやって来たアメリカ軍にも従軍した。南ベトナムの戦場を撮影して、さらに北ベトナムに入って“北爆”に耐える人びとの姿を伝えたカメラマンは、世界でもほかにいない。ベトナム戦争を長期にわたって見届けた写真家による記録である。
| 作者 | 石川文洋 |
|---|---|
| 価格 | 2200円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2020年02月10日 |
今回は、「戦場」がタイトルに含まれる10冊の本をご紹介しました。戦場と聞くと、一瞬、硝煙が漂う厳しい状況を連想してしまいますよね。しかし、これらの作品群を見ていただければ分かるように、必ずしも主人公が命を賭して戦う場面ばかりが描かれるわけではありません。
多くの作品で、戦争や戦闘が描き出されていますが、それらはあくまで背景であり、それを通じて描かれるのは、登場人物たちの心情や人間関係、社会のあり方、時には生死を超えた価値観なのです。戦場が作品に与える影響は非常に大きく、ストーリーのドラマチックさ、キャラクター自身の成長や変化、時には読者自身の世界観にまで深い影響を与えることでしょう。
何を見て、何を感じ、何を思うかは、一人一人の読者次第。同じページを開いても、それぞれが自身が抱える価値観や経験によって、色々な感想を持つでしょう。その多様性こそが、小説や漫画の面白さでもあるのではないでしょうか。
今回ご紹介した「戦場」をテーマにした作品たちは、決して楽観的な物語ばかりではありませんが、それでも人間の生きる力を感じることができる作品ばかりです。無条件に命を投げ出すことではなく、何のために戦うべきなのか、何を守るべきなのか、その答えを模索する姿が描かれています。
これらを読み終わった時、少しでも何かを感じ、自分の中で新たな視点が生まれることを心から願っています。素風邪の日も、雨の日も、静かに本を開く時間は、決して無駄な時間ではありません。それぞれのストーリーが、あなたにとって新たな発見となり、より深い思索へと導いてくれることでしょう。
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